【Colorful Interview】舞乃空（まのあ）デビューまでの道のり、夢いっぱいの未来

2023.10.31Interview

MANOA’s future 〜ずっと歌い続けて、いつか憧れの舞台へ

「まだランドセル背負っても大丈夫じゃない」と言われるという18歳らしい、あどけない笑顔がとても魅力的な舞乃空。一方、これから歌手として生きていくことへの信念を語るその表情はとても凛々しい。

「美空ひばりさんと玉置浩二さん、同世代でいうと鈴木愛理さんは、いつか私もそうなりたいと目標にしている方たちです。皆さんの歌われる歌は、音ではなく言葉で聴こえてきます。私もちゃんと歌を語れたらいいなと、歌詞を見なくても理解できるような歌が歌えるようになりたいです。人生経験がまだ浅いので、想像でしか歌えないこともあります。でも、”しっかり言葉を届ける””言葉を大切にする”ことを忘れずに、これからずっと歌い続けていきたい」

動物が大好きという舞乃空。「少し落ち込んじゃったりしたときは動物に会いに行って癒やしてもらったりしています」。SNSでもときおりかわいい動物とふれ合う様子を発信している

11月には、地元の大阪でファーストコンサートが開催される。チケットは発売と同時にほぼ完売。4年の休止を経て、ようやくデビューを果たすことができたニュースターに、ファンの期待も高まっている。

「皆さんの応援は本当にありがたいです。これからの夢は、憧れの舞台である武道館と、のど自慢のグランドチャンピオン大会でアマチュアでは立ったNHKホールのステージに、プロとして紅白で戻ること。あと、歌手としてではないのですが、大好きな動物たちの保護施設を作ることが最終の人生の夢でもあるので、それに向かってもいろいろ頑張っていきたいなと思います。勉強は苦手ですが（笑）、歌と動物、好きなことには全力で頑張れるんです！」

支えてくれる人たちの応援を糧に、ますますパワフルに夢いっぱいの未来を切り拓いていく。

【PROFILE】舞乃空（まのあ）　2005年3月22日、大阪府出身。歌好きな家族に囲まれ育ち、幼いころよりテレビ東京『THEカラオケ☆バトル』や日本テレビ『歌唱王～歌唱力日本一決定戦～』など数々のカラオケ番組に出演。2019年、『NHK のど自慢』チャンピオン大会2019に出場しスカウト。歌手デビューのきっかけをつかむ。高校進学を機に上京。デビューの予定がコロナ禍で見送られ4年間活動休止を発表。その間もレッスンを重ね、2023年2月、「うたかた」で念願の歌手デビューを果たした。8月にはセカンドシングル「約束」をリリース。注目の若手実力派シンガーのひとり。デビューして変わったことは「緊張するようになったことと、時間にルーズじゃなくなりました。私なりの責任感が芽生えたのかなと思います」。