亜蘭が念願のファーストコンサートで全ての人への感謝を込めて熱唱! 飛躍の1年を経て新たなステージへ
昨年9月のデビュー以来、着実に活動の幅を広げてきた亜蘭が10月19日、東京・中央区立日本橋公会堂で『亜蘭ファーストコンサート 2026』を開催した。デビューからおよそ1年。多くのファンに支えられながら歩みを重ねてきた亜蘭にとって、今回は念願のステージとなる。
「輝く一等星になります!」。師匠へ誓った未来
北海道苫小牧市出身の亜蘭は、2025年9月に「北国最終便」で歌手デビュー。幼少期から歌手である祖母の影響で演歌・歌謡曲に親しみ、2018年から作曲家・大谷明裕氏に師事。183cmの長身と人懐っこい笑顔、そして甘く響く低音ボイスが魅力だ。
デビュー曲「北国最終便」に続き、2026年9月2日発売のセカンドシングル「冬の涙」がオリコン週間演歌・歌謡シングルランキング1位を獲得。10月5日の27歳の誕生日には『日本作曲家協会音楽祭2026』で奨励賞を受賞し、歌手として大きな一歩を踏み出した。充実した活動の中で迎えた、デビューから1年の節目。今回のファーストコンサートは、そんなデビューからの歩みを振り返りながら、東京で夢を叶えた喜びと故郷への思い、そして支えてくれた人々への感謝を届けるステージとなった。

師匠・大谷明裕氏から贈られた花には「輝く星となれ!」のメッセージが。亜蘭は「輝く一等星になります!」と笑顔を見せながら力強く宣言した
開演を前に行われた囲み取材では、「ファーストと冠が付くのは一生に一度のこと」と語っていた亜蘭。「朝はすごく穏やかだったんですけども、徐々にこう緊張感が高まってきております。今日はもう一生に一度の思い出、今後宝物になるような一日になると思います。しっかり頑張っていきたいと思います」と、特別な日を迎えた心境を明かしていた。
第一部は『デビュー曲…夢を叶えた「東京」、そして故郷「北海道」をうたう』と題し、デビュー曲「北国最終便」で幕を開けた。続けてカップリング曲「孤独のブルース」を伸びやかに届けた。
「お越しくださいまして本当にありがとうございます。緊張しております。こんなにたくさんの方にお越しいただけて本当に幸せです。一生に一度のファーストコンサート、今日という日を迎えられたのは、いつも応援してくださる皆さん、そして支えてくださるたくさんの方々のおかげです。この一年間、いろいろなことにチャレンジしてきましたけど、その集大成になるように頑張りたいと思います」
ここから、東京と北海道をテーマにしたメドレーへ。初挑戦だという「東京ラプソディ」「東京ブギウギ」など、時代を彩ってきた【東京ソング】を次々と歌い継いだ。

東京メドレーの後は、「北の旅人」「ソーラン渡り鳥」など、北海道ゆかりの楽曲や北国を感じさせる名曲を披露。夢をかなえた東京から、亜蘭の原点である故郷へと歌の旅を続けた。

ここでスペシャルゲストの花園直道が登場。日本舞踊を独自のエンターテインメントへと昇華させた“スーパー日舞”で知られる花園は、亜蘭のファーストコンサート開催を三味線とオリジナリティーあふれる舞踊で祝福。「僕もこの日を迎えられるのを本当に楽しみにやってまいりました」と笑顔を見せ、「こんなにたくさんのお客様の前で登場していく亜蘭くんを見まして、僕も本当にジーンとしております」と、温かな言葉を贈った。

亜蘭が兄のように慕う花園直道
花園は、亜蘭が定期的にライブを開催する機会を作ったひとりでもある。
花園がオフィシャル広報大使を務める新宿・歌舞伎町にある日本文化発信施設・ハナミチ東京で月例ライブを重ねてきた亜蘭を見守ってきた花園は、「人間性も素晴らしいし、歌も素晴らしいし、言うことがないです」とたたえた。
そして「津軽恋女」などのコラボレーションも実現し、二人の絆がにじむ華やかな共演で第一部を締めくくった。



師匠と届けたアコースティックコーナー
第二部は、亜蘭の師匠であるシンガーソングライター・作曲家の大谷明裕氏、作曲家・編曲家の伊戸のりお氏、ギタリストの磯部有靖氏を迎えたアコースティックコーナーでファンを温かな歌世界に誘った。
オリジナル曲の中から「明日、東京に行きます」(デビュー曲c/w)、「想春歌」(セカンドシングルc/w)を披露。さらに、郷ひろみの「よろしく哀愁」などといったカバー曲をアコースティック編成で届けた。
「いままでこの曲を、こうしてアコースティックで歌うというのはなかなか機会がなかったので、より感情が乗るというか、そういった気持ちで歌わせていただきました」と振り返り、その一方で師匠と同じステージに立つ緊張感も率直に明かした。


また、このコーナーでは、亜蘭が歌手を志してから今日に至るまでの、家族や師匠との物語も語られた。
作詞家・円香乃氏が手がけた「明日、東京に行きます」は、亜蘭が故郷の苫小牧を離れ、東京へ旅立つときの心情を描いた作品。レコーディングには、亜蘭が歌手になるきっかけでもある祖母も立ち会っていたという。
ナナオから「おばあちゃん、大号泣だったらしいですね」と尋ねられると、亜蘭は「そうみたいです。僕は話にしか聞いてなくて、実際ブースで離れていたのでわからなかったんですけれども、箱ごとティッシュを抱えて泣いていたという話だけは聞きました」と、微笑ましいエピソードを披露した。

「想春歌」も、上京後の亜蘭の思いを映し出した一曲だ。
「詞をいただいた時に『元気かな、会いたいな』、ここのワンフレーズが一番自分の心にグッと来て。三番には『元気だよ、待っててね』という組み合わせ、一番と三番で、ここがもう何よりホロッと来るというか。心に沁みましたね」
故郷の家族への思いを重ねながら歌う亜蘭の姿に、客席では涙するファンも。楽曲が持つ物語がより深く伝わるひと時となった。
師匠と歩んできた道のり
高校生の頃、祖母が主催するカラオケ大会で師匠となる大谷明裕氏と出会い、歌手を目指して上京した亜蘭。しかし、コロナ禍も重なるなど、イタリアンレストランでアルバイトをしながら歌の道を模索する日々もあった。
大谷は「本当にね、この1年間もよく頑張りましたよ。レッスンに来てた当時より今のほうが上手くなっている」とねぎらい、「やっぱり、”可愛い子には旅をさせろ”ということ」と、成長を実感していることを明かした。
師匠の言葉に、亜蘭も「もう全部プラスになってるというか、無駄じゃなかった期間だなと思います」としみじみと振り返った。
第三部は『デビュー前の亜蘭から現在の亜蘭』と題し、幼少期からデビューに至るまでの歩みがスクリーンに映し出された。4歳のころ、憧れの氷川きよしと撮影した記念写真をはじめ、歌手を目指していた時代の思い出の写真の数々が紹介された。
幼いころ氷川きよしのファンクラブに入っており、イベントで札幌公演の楽屋を訪問。記念撮影で抱っこしてもらったというエピソードも明かされた。憧れの歌手と撮った一枚はいまも大切な宝物で、氷川との対面はいつか実現させたい亜蘭の夢のひとつだ。

懐かしい思い出の曲の中から、「本当に思い出深い二曲なので、優勝の発表で『亜蘭さん』と言われたときの、あの何とも言えないゾクゾクというか、ドキドキというか、喜びの瞬間を本当に思い出します」と、高校2年生のときに出場したキングレコード歌謡選手権全国決勝大会でグランドチャンピオンを獲得した際の歌唱曲、山内惠介の「スポットライト」、日本クラウンの新人オーディションでグランプリを受賞した中学3年生のときに歌った「竹山物語」も披露した。
また、9月に急逝した松原のぶえへの思いも語られた。デビュー当時よりラジオ番組のアシスタントを務め、交流のある松原から多くを学んだという亜蘭は、哀悼の意を込めて松原の「演歌みち」を歌唱。「本当にのぶえさんには感謝しかなくて、これからものぶえさんの曲をたくさんたくさん歌っていきたいなと思っております」と、感謝を伝えた後、深々と頭を下げた。

感謝を込めた新曲「冬の涙」。忘れられない一日に感謝
コンサートもいよいよ終盤へ。亜蘭は改めて、客席に向けて感謝の思いを伝えた。
「ファーストコンサートということで、朝は割と穏やかな気持ちでドキドキということはなかったんですけれども、リハーサルをして、本番が刻々と迫っていく中で緊張が迫ってきて、多分デビューしてから一番、二番ぐらいに緊張、もう今もしてますけれども、したんではないかなと思います。この一年、こうして応援してくださる皆様、支えてくださる皆様のおかげなくしては今日を迎えられなかったなというのを本当に感じて、感謝の思いでいっぱいです」
この日最後に届けたのは「冬の涙」。亜蘭にとって大きな飛躍の一歩となったこの曲を、ひときわ大きな拍手に包まれながら熱唱した。


アンコールでは「きよしのズンドコ節」で会場を盛り上げ、再び「冬の涙」を披露。懐かしの名曲から思い出の一曲、そしてオリジナル曲まで、全23曲を通してこれまでの歩みとこれからへの決意を届けた。

次なる目標については「まずは東京でこうしてファーストコンサートを開催させていただきましたので、まずは五大都市でコンサートができるように頑張りたいなと思います」と力強く宣言。大きな可能性を秘めた若きシンガーは、さらに大きなステージへ着実に一歩を踏み出した。
なお、このコンサートの模様は歌謡ポップスチャンネルで来年1月に放送される。
◾️SET LIST
《第一部》
M1 北国最終便
M2 孤独のブルース
M3 東京ラプソディ
M4 東京ブギウギ
M5 ラブユー東京
M6 北の旅人
M7 ソーラン渡り鳥
M8 石狩挽歌
M9 霧の摩周湖
M10 津軽恋女
M11 浪花節だよ人生は
《第二部》
M12 明日、東京に行きます
M13 想春歌
M14 よろしく哀愁
M15 夢の中へ
M16 飾りじゃないのよ涙は
《第三部》
M17 スポットライト
M18 竹山物語
M19 演歌みち
M20 半夏生〜はんげしょう〜
M21 冬の涙
Enc. きよしのズンドコ節
Enc. 冬の涙
NEW RELEASE!!
2026年9月2日発売
亜蘭「冬の涙」

「冬の涙」
作詞:円香乃 作曲:大谷明裕 編曲:伊戸のりお
c/w「半夏生~はんげしょう〜」
作詞:円香乃 作曲:大谷明裕 編曲:伊戸のりお
テイチクエンタテインメント TECA-26038 1,700円(税込)


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