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【Colorful Interview】はやぶさ 渾身の新曲「外苑西通り」で令和のムード歌謡を担う!

昨年9月、日本クラウンに移籍した新世代歌謡グループ・はやぶさが、デビュー記念日でもある2月22日、移籍第一弾となるシングル「外苑西通り」をリリースした。ムード歌謡の大御所・鶴岡雅義による作曲で、昭和のヒット曲とは味わいの違う“令和のニュー・ムード”の曲調は、はやぶさならではの魅力を際立たせている。カップリングの「あっぱれ浅草」(Aタイプ)と「江の島ルンバ」(Bタイプ)は、それぞれノリのいいご当地ソングだ。2012年2月にデビューし12年目を迎える二人に、新曲のことやいまの意気込みを話してもらった。

 

昭和のムード歌謡と令和のニュー・ムード、その交差点にいるのがはやぶさ

新曲「外苑西通り」の発売おめでとうございます! 今作ははやぶさの原点でもある王道のムード歌謡ですね。歌われてみていかがですか?

ヤマト いただいて初めて聴いたとき、“えらく難しい曲だな”という印象を持ちました。レコーディングを終えたら、その“難しいな”という印象から、“やっぱり歌うのも難しいな”という印象に変わりました(笑)。日本のムード歌謡界をけん引されてきた鶴岡雅義先生の作曲ですが、先輩方の大ヒット曲とまた全然違うメロディーライン。ずっとムード歌謡ばかり聴いて育ってきた僕でも、ちょっと迷ってしまうくらいとにかくメロディーが難しいです。鶴岡先生からは、”はやぶさはこれから、“ニュー・ムード”で頑張っていってほしい”とお言葉をいただきました。「外苑西通り」は、昭和を彩ってきたムード歌謡と、令和の新しいムード歌謡のちょうど交差点にある曲だと思います。ムード歌謡のよさを踏襲しつつ、新しいカラーも出していけるんじゃないかという、可能性を感じる作品ですね。

”ニュー・ムード”をリードしていく歌い手として「外苑西通り」をいただいた、その責任は重大ですね。

ヤマト いま若手ではムード歌謡を歌っている人がいませんし、はやぶさとしても移籍第一弾シングルになるし、いろいろな意味で責任重大です!

ヒカル 鶴岡先生が、本当にはやぶさのことを思って作ってくださった曲なんだなということが、だんだん感じられるようになってきました。いつもレコーディングですごく苦戦しちゃうタイプなので、最初はなかなか消化しきれないところもあったんですね。でも、予約キャンペーンで歌わせていただいたら、難しくかんじていたところが楽しく歌えるように変化していくのが、自分自身でも感じられたんです。やっぱり歌は、お客様から聴いていただけることで育つものだということがすごくよくわかりました。いまは一緒に歌うところもハモリのところも、気持ちよく歌えています。”ニュー・ムードでいいよ”というお言葉をいただいたことも、大きいです。一生懸命に自分たちらしく歌えたら、それが“ニュー・ムード歌謡の歌い手・はやぶさ”なのかな。いまのはやぶさにぴったりの作品だと思いますね。

▲「外苑西通り」のMVメイキング映像が公開されている。なんと憧れの人・鶴岡雅義氏がゲスト出演!ド緊張の二人の表情など観どころたっぷりです!!

歌詞のストーリーとしては、失恋でしょうか? この先どうなるのか“わたししか知らない”というのは、意味深なかんじがしますね。

ヤマト そこなんですよねぇ。終わったのか、終わりそうなのか…。

ヒカル 私は、別れを切り出されたのじゃないかと思います。このままにしていたら終わっちゃう、ちょっとマズいかんじかな。でももう失恋してしまっているという捉え方もできますね。

ヤマト 聴いてくださる方々も胸に手を当て考えてみたら、こういう恋愛に思い当たるフシがあるかもしれませんよ(笑)。“タクシーも乗りたくない”なんて、運転手さんと「お客さん、どちらまで?」という会話すらしたくないということ。極限状態ですよね。歌詞を額面通りに受け取ってしまえば、人目につく明るいところでは会えない恋かな。“至極まっとうで正直”というのは、あまりドラマにならないじゃないですか。ムード歌謡は、そうじゃないところに美学があるわけです。誰にも言っちゃいけない内緒話を、マイクを使ってしちゃうみたいな。そういうのがすごく出ている曲ですよね。このグズグズしている感じもいじらしいし。そこもきっちり表現していきたいと思います。

 

原点の地・浅草とおしゃれな湘南を歌う

カップリング曲についても聞かせてください。Aタイプ収録の「あっぱれ浅草」は、ガラリと曲調が変わって元気いっぱいですね。

ヤマト 2月で、僕たちはデビューして丸11年になるんですね。デビューイベントをしたのも浅草ですし、ヨーロー堂さんでは定例キャンペーンなどもずっとやらせていただいていまして、とってもお世話になっています。浅草は、僕たちはやぶさにとってはホームグラウンドです。でも、いままで浅草の歌を歌ったことがなかったんです。今回、「あっぱれ浅草」をいただいて、これまでのいろいろな思いを詰め込みました。ある意味、はやぶさの原点ですね。

ヒカル はやぶさのキャラクターにも合うかんじがする楽曲です。スタッフにも好評で、「こっちがA面の方がいいんじゃない?」という案もあったらしいです。そのくらいいい曲なんですよ!

Bタイプの「江の島ルンバ」は歌詞がすごく長いです(笑)が、とても江の島の魅力がビッシリ入った曲ですね!

ヒカル 曲を書いてくださったテミヤン.さんは、江の島ではありませんが湘南にお住まいのシンガーソングライターさんです。湘南でライブを開催されたり、お知り合いもいっぱいいらっしゃるそうでとても人気のある方。昨年の暮れに、テミヤン.さんに曲に登場する景色のことをいろいろ解説していただきながらみんなで江の島を歩いたんですね。江の島大橋を渡って着いた江の島神社は階段が多くて大変でした(笑)。上りだけエスカレーター(江の島エスカー)があるのかな。真冬の時期は、“宝石”と呼ばれるくらいイルミネーションがキレイなんです。展望灯台(江の島シーキャンドル)は日が暮れてくると、訪れる方のほとんどがカップルでした。いま歌っていても、あのとき一緒に見た景色が頭の中に出てきます。

これまでも、お二人は江の島を訪れたことはあったんですか?

ヤマト チラッと見たことがあるくらいで、足を踏み入れたことはなかったです(笑)。「江の島ルンバ」をいただいて、テミヤン.さんと行ったのが僕は初めて。片瀬江の島駅からスタートして、この歌詞に出てくるところは全部まわりました。3番の終わりまで行くと、デートスポット一周できるようになっています。ぜひ皆さんも…!

ヒカル 私は神奈川県出身なので、子どものころからよく行っていましたね。私にとって江の島といったら、夏にみんなで海に泳ぎに行くイメージ。小学校の遠足は、江の島ではなくて鎌倉でした。鎌倉も大好きです!

 

初心を忘れず、ベストを尽くす。はやぶさらしく、地道な積み重ねを大切に

デビュー12年目を迎えたこと、レコード会社を移籍されたことで、何か心境の変化はありましたか?

ヒカル 心機一転ですね。12年でひと回りしましたから。たくさんの歌手がいて、新しい方もどんどん出てきている中で、再出発をさせていただくチャンスをいただけたことが、何よりもうれしいです。“よし、がんばるぞ”という気持ちで、お互いにベストを尽くすしかないと思っています。燃えていきます(笑)! 初めてはやぶさとしてデビューしたときも、こういう気持ちだったなと、先日当時の写真を見て思い出しました。ギラギラしていて、“行くぞ!”という気持ちが感じられて。で、その写真1枚だけ残して、あとは整理しちゃったんですけど。

ヤマト 捨てたのかい(笑)!

ヒカル いろいろ捨てました(笑)。その写真を見たときに、もう一度このときの情熱でやらなきゃきけないと思って。新たな出発だから、その1枚だけを残しました。自分でも、いい顔してるなと思ったんですよ。10年以上経つと、一生懸命は一生懸命でも、余計なこともわかるようになるじゃないですか。それを全部ナシにして、がむしゃらに突き進まなくちゃいけないなと思いました。くじけちゃいけないと。やっぱり歌が好きなんですよね。

それでは、これからどんな活動をしていきたいか、最後に抱負を聞かせてください!

ヒカル 好きなことを仕事にできているということに、まずは感謝したいと思います。10年以上も支えてくださった皆さんに、これからも“この二人を応援してきてよかった”と思っていただけるような歌手でありたいですね。他のグループにはないもの、はやぶさらしさを考えながらね。それを失うくらいなら、続けていく意味がないと思うから。続けさせていただく以上は、できないところをつねに磨いていって、それが結果につなげられたらいいなと思います。年の瀬に“大きく変わった一年だったね”と言えるようにしたいです。

ヤマト いたってシンプルに、足りないものは何かを探して、それをどうするか考えます。足りていないところは徹底的に鍛えて伸ばします。あまり柔軟にものを考えられない性格なので…(笑)。ヒカルちゃんが言った通りだと思うんですよ。いい意味で開き直って、地道に行くと決める。日々の出会いと鍛錬を、積み重ねていくしかないですね。そのルートの方が、最終的には目指していたものを見ることができるような気がします!

 

【PROFILE】はやぶさ ヒカル(4月10日、神奈川県出身)、ヤマト(7月19日、静岡県出身)からなる新世代歌謡グループ。グループ名の“はやぶさ”は“未来にはばたく”をイメージして命名された。 2012年2月22日「ヨコハマ横恋慕」でデビュー。2014年にはムード歌謡の重鎮、鶴岡雅義先生作曲の「ロマンティック東京」、「月あかりのタンゴ」(2015年)など数々のシングルをリリースし、鶴岡先生より現代の“ニュー・ムード”というお言葉をいただく。 そのほか代表曲として、大人気テレビアニメ『デュエル・マスターズVSRF』のOPテーマとして起用された「エボレボ!」、NHK『みんなのうた』で話題になった「りふじんじん」がある。 2022年にレコード会社を日本クラウンへ移籍。 ジャンルを問わない歌唱力と親しみやすいキャラクターで演歌・歌謡曲ファンだけでなく、キッズやファミリー層にも幅広く人気を得ている。 3月17日に東京・浅草花劇場で開催される「カラフル1周年感謝祭」にも出演。

(取材・文/夏見幸恵)

 

NEW RELEASE!!

2023年2月22日発売
はやぶさ「外苑西通り」
【Aタイプ】

「外苑西通り
作詞:水樹恵也 作曲:鶴岡雅義 編曲:石倉重信
c/w「あっぱれ浅草」
作詞:保岡直樹 作曲:桧原さとし 編曲:石倉重信
日本クラウン CRCN-8550 1,400円(税込)

2023年2月22日発売
はやぶさ「外苑西通り」
【Bタイプ】

「外苑西通り
作詞:水樹恵也 作曲:鶴岡雅義 編曲:石倉重信
c/w「江の島ルンバ」
作詞・作曲:テミヤン. 編曲:友常正巳
日本クラウン CRCN-8551 1,400円(税込)

INFORMATION

「カラフル1周年感謝祭」に出演!!


日時:2023年3月17日(金)
会場:東京・浅草花劇場
時間:昼の部 open13:30 / start14:00 夜の部 open17:30 / start18:00
料金:5,000円(全席指定・税込・ドリンク代別途)
出演:はやぶさ、LAST FIRST、MIKAGE PROJECT、木村徹二(オープニングアクト)、マキノナオユキ(友情出演)
主催:カラフル
企画・制作:カラフル・ALIVE
協力:オフィスアスク・株式会社カイト・音のヨーロー堂
お問い合わせ:070-4130-7887(カラフル編集部)・ ALIVEコンサート事務局 03-6416-3941 / info@alive-japan.com
※3歳未満、保護者膝上に限り無料(保護者1名につき子供1名)
※入場時、ドリンク代別途必要
※チケット発券は2月18日以降

★チケット好評発売中!!

ローソン https://l-tike.com/colorfulfes/

ぴあ https://w.pia.jp/t/colorfulfes/

e+ https://eplus.jp/colorfulfes/

 

CHECK!!

大滝ひかるオフィシャルサイト
はやぶさオフィシャルサイト
はやぶさオフィシャルブログ
大滝ひかる公式Twitter
大滝ひかるInstagram
はやぶさヤマト 公式Twitter
はやぶさヤマト Instagram

 


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