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【Colorful Interview】あまのじゃく 無限大の可能性を秘めたダンスボーカルユニットが誕生!(前編)

2023年2月22日にメジャーデビューしたダンスボーカルユニット・あまのじゃく。金髪がトレードマークのヒカルと黒髪のヒロキは、それぞれがエンターテインメントの世界で活動してきたのち、ダンススクールで意気投合。歌謡界での活躍を誓い、才能を磨いてきた。これまでの二人の道のり、師匠・和田青児との出会いからデビューまで、そしていまの心境などを2日間にわたり前後編でお届けする。

 

ユニット結成! その直後コロナに

まずは、お二人の出会いについて教えてください。

ヒカル  もともと僕が通っていたダンススクールにヒロキが新しく入ってきて、彼のダンスを見たときにオーラがあるなと、自分の中で雰囲気を作れる人だなという感じがあったので、”よかったら一緒にやれないか”と僕から声をかけたのが結成のきっかけです。僕は歌手を目指していたんですけれど、役者をずっとやっていました。でもやっぱり歌手になりたかったので、ヒロキに歌って踊るユニットをできないかなと相談しました。

ヒロキさんはヒカルさんに声をかけられたとき、どんな思いでしたか?

ヒロキ じつは、それまで僕はインディーズなんですが北海道を拠点に歌手活動をしていました。なかなか目が出ず挫折をして東京に戻ってきて、何か趣味を見つけたいなと思ってダンスを始めまして、ヒカルさんに声をかけられたときは、最初は試しにやってみようという感じでしたが、二人でやっていくうちに”もしかしたらいけるんじゃないか…”と思い始めたら、コロナになっちゃいました。

ヒカル 二人でステージに出た1週間後にライブハウスのクラスター発生のニュースが出てしまって、活動にストップがかかってしまいました。これからどうしようと、年齢も上がってきているから今年がダメだったら考えようという話をしていたときに、和田青児師匠との出会いがありました。

 

師匠・和田青児との出会い

和田さんとの出会いについても教えてください。

ヒカル 僕たちのダンスの先生と和田師匠の奥様がお知り合いで、ダンスのイベントでお会いしたときに、”こういう活動していて歌でメジャーデビューしたいという夢があるんです”とお話しをさせていただきました。そうしたら後日、師匠に紹介していただけることになりました。

和田さんと初めてお会いしたときはいかがでしたか?

ヒロキ 師匠は、「おまえたちはどういうふうに進んでいきたいんだ? 二人の意見を聞きたい」と、まず僕たちの話をていねいに聞いてくださいました。そこで、”僕たちはメジャーデビューしたいんです”とお伝えしたら、”まずは歌をレッスンしてみるか”と言われました。

ヒカル 僕は昔から歌謡曲が好きで、いつか人の心に残る歌謡曲を歌いたいと思っていたので、そのときにすんなりと”お願いします”とお話しさせていただきました。

それからレッスンが始まったんですね。和田さんからいただいて印象的なアドバイスはありますか?

ヒロキ 音とリズム、あと「言葉」というものをしっかりと大事にしなさいということと、発音とテンポ、強弱が甘いのでもっとしっかりとつけなさいと言われます。

ヒカル あと、僕たちは自信がない音になると声が小さくなってしまうので、そういうところがないように、もっと自信を持ちなさい、と。人とくらべての自信じゃなくて、”自分を信じる自信を持ってやっていけばいいんだよ”と、教えていただいています。

 

2023年2月22日、「どっち!?」でデビュー!

一年近いレッスンを経て、デビューが決まったときはどんな気持ちでしたか?

ヒロキ 昨年の10月くらいにレッスン帰りの車の中で、師匠に”この曲聴いてみて”と言われて師匠が歌われているデモテープを聴きました。そして、”この曲でデビューだよ”と言われまして…鳥肌が立ちました。あの時のことは忘れられません。

ヒカル 急なお話しだったので、雷に打たれたかのように最初は止まってしまって”えっ?!”という感じだったんですが、この曲でやっていくんだと思ったら、もう二人して涙涙でした。

ユニット名は、初めは「天邪鬼」をもじって「甘邪鬼」。メジャーデビューにあたり「あまのじゃく」へ変更されたんですね。

ヒカル 「甘邪鬼」だと、変換ですぐに出てこないのでなかなか検索で出てこなくて(笑)。それで師匠が、”ひらがなにしよう”と。ファンの皆さんからも好評です。

メジャーデビュー曲の「どっち!?」はもちろん師匠の和田さんの作詞作曲(星つかさ名義)ですが、この曲ができるまでのエピソードはご存じですか?

ヒロキ 師匠が最初に僕たちと出会った日の帰りの車の中で、”ヒカルとヒロキ、どっちがどっちだかわからない”となったみたいで、「どっちがどっち?!」と…。そこからこの曲をひらめいたそうです(笑)。僕たちに出会ってインスピレーションでできた曲なんだとおっしゃっていました。

「デビュー日の2月22日、和田青児師匠がお祝いをしてくださいました」(ヒカル)

まさにお二人のための曲なんですね! はじめて聴かれたときの印象はいかがでしたか?

ヒカル 「どっち」という言葉は日常でとてもよく使われる身近な言葉なのでいいなと、一回聞いただけで耳に残るしサビの部分がキャッチーだったので、これはいけるのではないかと思いました!

ヒロキ 師匠は本当にすごいよね。歌詞は切ないものなんですけど、でもジーンとして気持ちを落とすのではなく、とにかく明るく楽しく歌ってほしいと言われましたので、そこに気をつけながらいつも歌っています。

メジャーデビューからおよそ1カ月経ちまして、いまの心境はいかがですか?

ヒカル デビューするまでの間は”僕たちが歌手になれるのだろうか”と不安で浮き沈みの多い毎日だったんですが、実際にデビューして、本当に毎日が楽しくキラキラしています。もっと頑張ろうとプラスの感情がすごく出てきて、疲れが逆に気持ちいいですね。

「デビュー前、振り付けの先生にダンスレッスンしていただいているときの写真です」(ヒロキ)

「どっち!?」の振り付けのピストルダンスがSNSでも話題ですね!

ヒロキ 打って打って狙い撃ちの指差しポーズ。このキャッチーな歌に合わせたキャッチーな振り付けです。僕たちのダンスの師匠が取り入れてくれました。キャンペーンでもすぐに覚えてくださり、レクチャーする前から踊ってくださる方もいて僕らの方がビックリしちゃうときもあります(笑)。

ヒカル ぜひ皆さんも僕たちと一緒にピストルダンスを踊ってください!

(後編に続く)

【PROFILE】あまのじゃく ヒカル(左)1987年9月25日、群馬県出身。19歳のときに役者として活動をスタートし、22歳からダンスを始める。これまでVシネマやテレビの再現VTR、オペラなどの舞台に出演、アイドルユニットとしても活躍。ヒロキ(右)1990年4月25日、千葉県出身。17歳のときにタレントオーディションで準グランプリを獲得し、俳優としてドラマや映画に出演。その後、北海道を拠点に歌手として活動する。東京へ戻り始めたダンススクールでヒカルと意気投合、2019年にダンスボーカルユニット「甘邪鬼」を結成。メジャーデビューを目指しレッスンに励んでいたところ、のちに師匠となる歌手・和田青児に出会い師事。レッスンを経て、2023年2月22日に「どっち⁉︎」でメジャーデビューを果たす。

 

 

NEW RELEASE!!

2023年2月22日発売
あまのじゃく「どっち⁉︎」

「どっち⁉︎
作詞・作曲:星つかさ 編曲:椿拓也
c/w「俺たち」
作詞・作曲:星つかさ 編曲:南郷達也
日本クラウン CRCN-8554 1,400円(税込)

 

CHECK!!

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