美川憲一が秋恒例のシャンソンコンサートを3年ぶりに開催。耽美な歌世界をドラマチックに披露

美川憲一が、10月1日、2日と二日間にわたり、東京・よみうり大手町ホールで「美川憲一ドラマチックシャンソン2022」を行った。
1999年から始まった美川のライフワークのひとつとなっている毎年秋恒例のコンサートで、コロナ禍により2019年以来中止となっていたため、3年ぶりとなる開催となり今年で21回目を数える。

「（コロナ禍で）2年延期でお休みになって、演歌を歌うコンサートとはまた全然違うジャンルですので、歌詞は頭に入っているつもりなんですけれどまた新しく歌うような感覚です。歌詞を間違えるんじゃないかという不安もすごくございました。けれども、初日はおかげさまでいっさい間違えることなくうまくいきました」

両日ともに公演は満席。熱烈なファンが見守る中、前半は「朝日のあたる家」などの馴染みのあるポピュラーなシャンソンを中心に、後半は朗読や娼婦を演じながら、ドラマ仕立てで「愛の讃歌」や、美川自身もカバーし「大切な1曲」と心に留めている名曲「生きる」など全15曲を熱唱。渾身の力を注いだ情熱的な歌声で、観客を耽美なシャンソンの世界へ誘った。

また、このコンサートは美川が華麗に歌う際に身にまとう豪華衣装の数々も見どころのひとつ。着用した4ポーズの衣装も、今回のために特別にあつらえたこだわりのもので、「4着とも初披露なんですけれど、採算取れないのよ…（笑）。地方ではこのコンサートはしませんので、基本的にはここでしか着ないから。でも使い回ししないとねぇ（笑）」と、ユーモアたっぷりに話し笑わせた。

なお、美川は12月23日に、東京・東京プリンスホテルにてクリスマスディナーショーを行う。
詳細は随時美川憲一オフィシャルサイトで更新される予定だ。

YouTubeの『美川憲一のおだまりチャンネル」やSNSでも積極的に話題を提供し、世代を問わず人気を集める美川。しかし「自分はあくまでも歌手よ！」とこだわり、情熱を注いでいる新曲「別れてあげる」（8月24日発売）も話題になっている。美川節の冴えるインパクトのある一曲だ。

NEW RELEASE!!

2022年8月24日発売
美川憲一「別れてあげる」

「別れてあげる」
作詞：かず翼　作曲：水森英夫　編曲：矢田部正
c/w「恋の炎」
作詞：かず翼　作曲：水森英夫　編曲：遠山淳
キングレコード　KICM-31080　1,350円（税込）

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CHECK!!

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