川奈ルミが22周年ライブを開催。憧れのデヴィ夫人からサプライズでビデオメッセージも！

独特のハスキーボイスとパワフルでオリジナリティーあふれる歌唱力で多くのファンを魅了している川奈ルミが、11月29日、東京・ラドンナ原宿でデビュー22周年記念ライブを開催した。

川奈は、作曲家・朝月廣臣氏に師事し、2000年6月に歌謡曲でデビュー。その後、ラテン音楽の重鎮・アントニオ古賀氏に師事し、歌謡曲＆ラテン歌手として活躍している。9歳のころからデヴィ夫人の大ファンで、容姿も似ていることから「あたくしに顔もそっくり、妹のよう、Twinデヴィです」と夫人に紹介されたことから「小デヴィ」と呼ばれ、14、5年にわたり公私ともに親しくしている。
また、デヴィ夫人も川奈の大ファンで、2017年2月に発売した「貫く愛」では、それまで他の歌手から何度も作詞を依頼されては断っていたにもかかわらず、夫人が彼女のために初めて作詞をして話題を呼んだ。

会場には、約100名の熱烈なファンが詰めかけ満席の中、「今年も寒くなってまいりましたが、今日のライブではお客様に私の歌を聴いて熱くなって帰っていただきたい」と笑顔を見せながら、第1部では、オリジナル曲「踊りましょ」をはじめ、「すずめの涙」「夢の途中」「アドロ」、第2部では「ダンシング・オール・ナイト」「曼珠沙華」「エル・コンドル・パサ（コンドルは飛んでいく）」、最新曲で20周年記念曲の「愛遙かに」、さらにアンコールでは「マイウェイ」など全14曲を熱唱した。また、中盤には歌手仲間のダニエル・ダンがゲスト出演し「ゴッドファーザー」「太陽は燃えている」を歌い記念のステージに花を添えた。

また、この日ライブに来る予定だったデヴィ夫人からサプライズでビデオメッセージが届き、「皆さんとご一緒したかったんですけれども、『世界の果てまでイッテＱ！』（日本テレビ）の撮影が一日延びまして、タイにいることになってしまいました。本当に残念です。彼女のハスキーボイス、比類なき歌唱力の魅力にとりつかれていらっしゃる皆様、これからもぜひぜひ彼女を応援、支援し続けてくださいませ。そして、彼女が30周年、40周年、50周年…と歌っていく素晴らしい歌手になることをお祈りください。ルミちゃん、今日も頑張ってください」とエールを送った。

川奈は、「コロナ禍で世の中は大変な年でしたが、私自身はマイペースでライブをやらせていただいたりして、とても充実した１年でした」と今年を振り返りながら「来年は新曲も予定していますし、本当の意味で心機一転の年にしたいですね。いままでも数々のライブをやってきましたが、より大きな会場でたくさんのお客様に観ていただきたいですね。そして、来年こそ『NHK 紅白歌合戦』を目指して全力で頑張ります」と意欲を燃やしていた。