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【Colorful Interview】瀬口侑希 刹那の愛に燃え上がる…大人の女の歌謡曲「運命の悪戯」

瀬口侑希が2月23日、新曲「運命の悪戯」をリリースする。運命に翻弄されるままに堕ちていく、愛してはいけない相手との燃え上がる恋心がテーマ。着物姿と演歌のイメージが定着している瀬口が、久しぶりにドレスをまといけだるい雰囲気で歌う大人の女の歌謡曲だ。昨年は2月に「冬の恋歌」、8月に「片恋しぐれ」と2枚のシングルをリリースし、どちらも好評発売中。さらにもう一曲「運命の悪戯」が加わる新曲ラッシュの瀬口が、その魅力について話してくれた。

 

歌謡曲タッチの新曲「運命の悪戯」で華麗なイメチェン

前作が昨年の8月の「片恋しぐれ」。それからまだ半年ですが、次の新曲のリリースとなりました。

瀬口 コロナ禍が続いていますので、新曲を歌える機会がほぼないまま次の作品に向かうような状況は、私としてもちょっと消化不良というか、早いなあという気はしています。でもディレクターさんが心情を酌んでくださって、まったく違う曲調の作品を用意してくださいました。「冬の恋歌」は、クラシカルで演歌と歌謡曲の間くらいのマイナーな曲。「片恋しぐれ」はメジャー調で、大川栄策(筑紫竜平)さんに初めて手がけていただいた曲という意味でも新鮮味がありました。

今作「運命の悪戯」を初めて聴かれた時はいかがでしたか。

瀬口 次はどのような作品かなと思っていたら「運命の悪戯」は歌謡曲タッチのリズムがある曲だったので、これまた新鮮でした。ファンの皆さんに「どの曲がいい?選んでください!」と楽しんでいただければいいなという思いで、制作に取り組んでいます。

瀬口さんが歌謡曲を歌われるイメージが、いままであまりありませんでした。ジャケット写真のドレス姿もヘアスタイルもすごく素敵ですね!

瀬口 ありがとうございます。一年位前に、ずっと着物が続いていたのでディレクターさんに「着物演歌でない曲も、たまにはいいですよね」というようなお話しをさせていただきました。ガラッとイメージチェンジしてみようという気持ちで、まずは見た目から取り組みました。ドレスの胸元がどれくらい開いてるか確認せずに買ってしまったら、かなり開いていました。ギリギリかな(笑)。

レコーディングで実際に歌ってみて、いかがでしたか。

瀬口 仮歌を歌った時に徳久先生から「少し純粋すぎる」と言われました。あまりにもかわいらしく、可憐すぎると(笑)。そんなふうに歌っているつもりはなかったのですが、私の声質や歌い方がそう聴こえるのかもしれません。私はこれまで、“言葉をはっきり”という演歌のセオリーでずっとやってきたのですが、レコーディングの時に徳久先生からひと言、「もっとルーズに歌ってみたら」と言われて「なるほど」と思いました。私にとって久しぶりにテンポのある歌ですので、歌うのはとても楽しかったです。

今回はあえて演歌にはない歌い方に挑戦されたのですね。

瀬口 “香水”ときちんと発音するのではなくて、“香水の封を切ったように”と流れるように歌うのは、演歌だったら普通はやってはいけないこと。楽しているわけではないけれど、そう聴こえるようにけだるい女を演じてみようということにしたら方向性が見えました。歌によって雰囲気を変える、表情の付けかたを変えることは、新たに先生から教わった今回の最大のポイントです。歌の内容は本当に“運命の悪戯”なんですけれど、私はついこのあいだまで不倫がテーマだと気づいていませんでした。よく読んでみれば、思いっきりそうですよね(笑)。ラジオの番組で「同窓会でよくある歌だね」と言われて、たしかに!と思いました。

カラオケで歌う際のワンポイントアドバイスはありますか。

瀬口 けだるく歌うにしても、リズムはちゃんと抑えてテンポ良く。私は「運命の悪戯“なのね”」とか、“ねえ”や“ああ”の部分などに息を多めに使っています。息で色っぽさを出そうというのは、徳久先生のアドバイスでした。最初ははっきり歌っていたのですが、それだとこの女性が納得していないように聴こえるので、“なのね”と息を多めにすることによって、しかたないわねという感じを出しています。演歌のように言葉に何かを込めようとするのではなく、投げやりな感じのまた違う魅力が出せたらいいなと思っています。

 

地方でお世話になった方とバッタリ。まさに「運命の悪戯」!

カップリング曲の「告白」はどんな曲ですか。

瀬口 「告白」のほうが重たい作品ですね。許されない恋に落ちてしまった女性ですが、耐えて忍ぶ女性の歌ではないので、少し恨みがあってもいいのかな、わがままを言ってもいいのかなという感じで歌っています。男性に“帰らないで”と言ってもうまくはぐらかされてズルズルと関係が続いていくようなイメージ。この曲はカバー曲ですが、元歌(奈央/2012年)の歌い方がすごく色っぽいんですよ。私も“今夜だけは 帰らないで”のフレーズなどは甘えてやさしく歌わずに、あえて訴えかえるように歌いました。かわいらしくすんなりと歌いすぎると、このドラマの良さがなくなり女性の切なさが伝わってこないかなと思いました。

恋愛に限らず、“これは運命の悪戯”だなというような経験がありましたら教えてください。

瀬口 先日キャンペーンで福岡に行った時、お世話になった方とお食事や楽しくお話をさせていただいた後、夜遅くにふらっとマネージャーさんがホテルの近くのスーパーに行ったら、以前お世話になったとあるテレビ局のスタッフの皆さんと偶然お会いして声をかけられたんです。その方が異動になってから何年もお会いしていなかったのに、東京だったらまだしも、福岡県の久留米ですよ。これは“運命の再会だ!”と、私も飛んで行って、スーパーで大盛り上がりでした(笑)。5分でも違ったら会えなかったまさに”運命の悪戯”のような出来事でした。

ご縁があったのでしょうね! 最後に、「カラフル」読者の皆さんへメッセージをお願いします!

瀬口 このたびは「運命の悪戯」という新曲にめぐり会えて、歌うことはもちろん、艶やかなドレスを着てみたりと新たな挑戦を歌手として、そして女性としてすごく楽しんでいます。皆さんも機会がありましたらたまにはおめかしをして、この曲を歌ってみてくださいね。コロナ禍ではありますが、歌を聴いたり歌ったりすることで皆さんの心の中に豊かさや彩りを添えられたらいいなと思いながら、私も歌い続けていきます。大切な自分の人生ですから、皆さんお体を大事にお過ごしください。これからもよろしくお願いします。

(取材・文/夏見幸恵)

【PROFILE】瀬口侑希(せぐちゆうき) 5月15日、兵庫県出身。1999年、文化放送主催のオーディション「プロになっちゃえ!」でグランプリ受賞。作曲家の櫻田誠一氏に師事し、2000年「ねぶた」でデビュー。2005年5月からJF共済イメージキャラクターを務める。2011年よりNHK総合『ごきげん歌謡笑劇団』の「愛のドレミファ3人組」に”さすらいの歌姫”として出演。これまでに28枚のシングルと11枚のアルバムを発表している。好きな食べ物、明石焼き。好きな花、ガーベラ、趣味はイルカグッズ収集、ジャズダンス、映画鑑賞、野球観戦。

 

NEW RELEASE!!

2022年2月23日発売
瀬口侑希「運命の悪戯
「運命の悪戯
作詞:さくらちさと 作曲:徳久広司 編曲:西村真吾
c/w「告白」
作詞:朝倉翔 作曲:大谷明裕 編曲:竹内弘一
日本クラウン CRCN-8468 1,350円(税込)

 

CHECK!!

瀬口侑希オフィシャルサイト
瀬口侑希スタッフ公式Twitter

 

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