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【Colorful Interview】東京力車 浅草から全国、そして全世界へ! 2024年も全力で駆け抜ける!!

東京力車が1月17日、「握手をしよう~世界の国からこんにちは~」の追走盤を発売した。“三波春夫×東京力車×ヒャダイン”による新歌謡ポップス三部作の完結編となる今作は、「ニビイロトーキョー~チャンチキおけさ~」、「Sole!~おまんた囃子~」に続き、三波氏が生誕100年を迎えた2023年7月19日に発売。1970年に大阪で行なわれた万国博覧会のテーマソングとして誰もが知る国民的大ヒット曲「世界の国からこんにちは」をベースに、前山田健一(ヒャダイン)が令和風にオマージュした作品として注目を集めている。発売になったばかりの追走盤について、そして5周年という節目を迎える今年の抱負などについてメンバーに聞いた。

 

新しい仲間の輪が広がっていることを実感した2023年

昨年7月に発表された「握手をしよう~世界の国からこんにちは~」が好評で、このたび初めて“追走盤”をリリースされることになりましたね。

石橋 他のアーティストの方だと“追撃盤”と呼ばれているものですが、僕らは浅草を人力車で走りながら夢を追いかけているので、“追走盤”という名前をつけさせていただきました。僕らならではの呼び方で気に入っています。この作品を通して、皆さんに勇気や希望を届けたいとあらためて思っています。

2023年は、皆さんにとってどんな一年でしたか?

田井 昨年はライブをたくさんさせていただいて、新しい場所に行くことが増えました。三波春夫先生の出身地である新潟県でもライブをすることができて、新潟の仲間(ファン)が初めて浅草に来て人力車に乗ってくれたりもしました。僕の出身地の関西でもやらせていただきましたし、各地のライブハウスでチケットがソールドアウトになって、新しい仲間の輪が着々と広がっていることを感じた一年でした。

白上 大阪の万博公園で太陽の塔をバックに歌えたのはうれしかったですね(ラーメンEXPO in 万博公園)。ラーメンEXPOには、実は僕は2015年、大学生時代に活動していたユニットで出演したことがあります。そこに、東京力車のメンバーとして戻ることができて、しかも三波先生の三部作を太陽の塔の前で歌えたということは、すごく感慨深いものがありました。

左からリーダー・石橋拓也、白上一成、田井裕一

 

今年は5周年。もっと本気で、浅草を盛り上げたい

追走盤Aのカップリング曲「柳は緑花は紅」はリスナーに語りかけるような、これまでの東京力車にはなかったタイプの曲ですね。

白上 そうですね。自分は自分、人は人、でもわかりあいたいよねという歌詞。シンプルで伝わりやすいと思います。SNSなどで“自分はこう思う”と主張したり、考えが一緒じゃないと叩かれたり。つい人と比べてしまうこともあると思うんですけれど、いいところもダメなところもあって十人十色です。それぞれ自分自身にリンクして、何か感じてもらえたらうれしいですね。半年前に初めて名古屋で歌ったとき、たくさん反響をいただいたので、この曲を好きなお客様は多いんじゃないかと思っています。

追走盤Bの「祭り太鼓~男の旅路~」は、5人のときに一度レコーディングされ、2017年にフランスで開催されたJapan Expoで披露した曲だそうですね。

田井 やっと音源化できました! このタイミングでようやく気づかれる方も多いと思うんですが、出だしの「Sya-fu Sya-fu」は、“俥夫”のことです(笑)。聴こえたとおりに“プシャプシャ”だと思ってる方もいるみたいで、“なんて歌っているんですか?”と聞かれることもあります。ライブではいつも盛り上がる曲。メンバー5人のころから歌っている、いままでの思い出が詰まっている曲です。

そして、追走盤Bのジャケットは、爆笑似顔絵總本店(カリカチュア・ジャパン)の東谷雅史さんが描かれた似顔絵。メンバー一人ひとりの特徴をよくつかんでいますよね!

石橋 懐かしいですね。初めての冠番組『シャカリキ!東京力車』の企画で、生配信を浅草・雷門店でさせていただいたのは、2年くらい前。そのときに浅草の皆さんと距離が縮まって、”一緒にまた何かやりたいですね”となっていたのが、今回のイラストになりました。浅草へ人力車に乗りに来て、待ち時間にカリカチュアに行く仲間も。僕らの写真とご自分の写真を持っていき描いてもらったりしているようです。

そして昨年10月に発売された写真集『絆』は、お互いに支えあったり、助けていただいた浅草に対する恩返しのような作品ですね。

白上 撮影したのはコロナ禍のときで、仲見世商店街もシャッターが下りていて観光客もいないし、地元の人がちらほらいるくらいでした。人力車も乗る人がいないので俥夫は自宅待機でした。僕らはオンライン人力車という企画をやらせていただいていて、そのときに撮り貯めていた写真です。いまは浅草も活気が戻っていますが、人間って喜びも悲しみも時間の経過とともに忘れていくものですよね。“何かを忘れていないですか?”と写真集を手に取った人に思い出してもらいたいし、あのころの僕らの活動を知らない人にも知ってもらいたい。あのときに培った“絆”がタイトルになっています。

「東京力車写真集-絆-」各ライブ会場、東京力車通販サイトにて販売中!「東京力車写真集-絆-」特設サイト


”追走盤”とともに2024年がスタートしました。これからどんな活動をしていきたいですか?

田井 最近はフリーライブやインストアライブに観に来てくれる家族連れの方が増えたんです。お子さんが楽しそうにしていたら、親御さんもついてくる。そこにプラスおじいちゃん、おばあちゃんもいたりして。お客さんが増えると、さらにどんどん増えていくという現象が各地で起きています。「握手をしよう~世界の国からこんにちは~」は、いわゆる“多幸感”を味わえる楽曲なので、さらに多くの人に来ていただくきっかけになったらいいなと思います。現代は核家族が多いですけど、僕らは“拡大家族”をねらっていきます(笑)。

石橋 今年はメジャーデビューして5周年、節目の年です。6月5日のデビュー記念日に、浅草花劇場で5周年記念イベントを開催します。家族や仲間も巻き込んで、もっと本気で浅草を盛り上げたいですね。全世界、全世代の人たちに幅広く楽しんでいただける、こんな平和なアーティストもいることを多くの人に知っていただくために、僕らは今年も全力で走り続けます!

 

【PROFILE】東京力車(とうきょうりきしゃ) 東京・浅草で観光案内の人力車を引っ張る現役俥夫、石橋拓也(静岡県出身)、白上一成(滋賀県出身)、田井裕一(兵庫県出身)からなるエンターテインメントパフォーマンスユニット。“三波春夫×東京力車×ヒャダイン”による新歌謡ポップス三部作「ニビイロトーキョー~チャンチキおけさ~」(2021年8月)、「Sole!~おまんた囃子~」(2022年3月)、「握手をしよう~世界の国からこんにちは~」(2023年7月)が話題を集め、人気急上昇中。2022年10月「日本作曲家協会音楽祭2022」ベストパフォーマンス賞受賞。2023年2月「ベストフンドシストアワード2022」受賞。

(取材・文/夏見幸恵 写真/カラフル編集部)

 

🌈 アフタートーク🌈 

東京力車の皆さん、最近新しく始めたことはありますか?

田井 水を変えました! いまは“水素水”を飲むことがマイブームです。数年前までは水をまったく飲まない人間だったのですが、コロナ禍に1日2リットル必ず飲む生活を習慣化させて、今度は水の質を変えてみました。まだ初めて1カ月くらいですが、体調もすごくいいですよ。朝起きるのがラクになりました。ライブと人力車が連日続くし、30歳になったので(笑)、身体のメンテナンスも考えないといけないですね。食事もあまり外食せず、家で作ります。今の季節だったら、湯豆腐みたいなかんじですね。夜は塩分と糖分を控えると、朝起きたときのむくみが減って、顔がすっきりしますね。こだわりだすと楽しいです。

白上 枕を変えました。結成当時は23歳くらいだったので、そのころから比べると疲れが取れにくくなりましたね。僕も3月には30歳になるので…(笑)。筋トレもやっていますが、他に何かないかなと考えて、枕かなと。首には大切な神経が通っているので、きちんとサイズを測って自分に合う高さの枕をオーダーメイドで作ってもらいました。半年くらい使っていますが、いまのところ…あまり変わっていないかな。でも気持ち的には、なんとなくいいような気がします(笑)。

石橋 僕は…何もないな…。何かあるかな…(笑)。ライブで初めての場所に行くことが増えたので、MCの話題を増やしたり、自分の感性を高めることを意識して映画を観たりはしています。ちょっとテーマの重たい話を観て暗くなったり、YouTubeでお坊さんの悟りの話を聞いたりも(笑)。僕はメンタル弱めで豆腐くらいですが、これからはもっといろいろな人生を歩んでいるファンの皆さんに言葉をかけてあげられるような感性を身につけたいなと思っています!

 

2024年3月1日開催!「カラフル感謝祭」に東京力車が出演!!


▶︎読者の皆様に感謝を込めて! 2周年を記念した「カラフル感謝祭」を2024年3月1日に浅草花劇場で開催!!

 

NEW RELEASE!!

2024年1月17日発売
東京力車「握手をしよう〜世界の国からこんにちは〜」
<追走盤A>

「握手をしよう〜世界の国からこんにちは〜」
作詞・作曲:前山田健一 編曲:板垣祐介
c/w「柳は緑花は紅」
作詞:Yuki.H 作・編曲:西広ショータ
テイチクエンタテインメント TECA-24001 1,400円(税込)

<追走盤B>

「握手をしよう〜世界の国からこんにちは〜」
作詞・作曲:前山田健一 編曲:板垣祐介
c/w「祭り太鼓~男の旅路~」
作詞:KoTa・長谷川澪奈 作・編曲:KoTa
テイチクエンタテインメント TECA-24002 1,400円(税込)

 

CHECK!!

2023年7月19日発売
東京力車「握手をしよう〜世界の国からこんにちは〜」
<通常盤A>

「握手をしよう〜世界の国からこんにちは〜」
作詞・作曲:前山田健一 編曲:板垣祐介
c/w「笑顔満開」
作詞:Rina Moon 作曲:宮崎まゆ(SUPA LOVE) 編曲:曽木琢磨(SUPA LOVE)
テイチクエンタテインメント TECA-23047 1,400円(税込)

<通常盤B>

「握手をしよう〜世界の国からこんにちは〜」
作詞・作曲:前山田健一 編曲:板垣祐介
「世界の国からこんにちは」
作詞:島田陽子 作曲:中村八大 編曲:板垣祐介
c/w「青春」
作詞:宮下康仁 作曲:桧原さとし 編曲:周防泰臣
テイチクエンタテインメント TECA-23048 1,400円(税込)

<特別限定盤>

「握手をしよう〜世界の国からこんにちは〜」
作詞・作曲:前山田健一 編曲:板垣祐介
「世界の国からこんにちは」
作詞:島田陽子 作曲:中村八大 編曲:板垣祐介
※特別限定盤には表題曲「握手をしよう〜世界の国からこんにちは〜」のMVがご覧いただけるエムカードが封入(当たり機能当選者にはさらにとここだけのスペシャル映像も)
絵柄は全10種+シークレット1種のうち1枚がランダムで封入
テイチクエンタテインメント TECA-23049 1,400円(税込)

 

INFORMATION

『東京力車コンサート2024』メジャーデビュー5周年記念〜感恩戴徳〜開催!


日時:2024年6月5日(水)
会場:東京・浅草花劇場
時間:開場 17:45 開演:18:30
料金:S席 6,800円 A席 5,800円 3F席 3,000円(税込)
※未就学児童は入場不可
その他詳細は東京力車オフィシャルサイトでチェック!!

「東京力車写真集-絆-」発売!

「2020年初頭、新型コロナウイルス感染症は世界的に感染拡大をし、浅草の街には観光をされる方が1人もいなくなりました。また、浅草のお店も一変しました。
『活気のあった浅草の街をどうにかしたい』
その一心で、人力車観光案内配信やライブ活動をおこない全国の方々へ、浅草、人力車を伝えてまいりました。
そして、浅草の街の方々とこの状況を乗り越えていこうと必死になりました。
この写真集はその期間に撮影した記録です。浅草の街には観光客も戻りつつあります。
大切な街にこれからもたくさんの人達が訪れますように。」

「東京力車写真集-絆-」特設サイト

※各ライブ会場、東京力車通販サイトにて販売
発売日:2023年10月1日
価格:2800円(税込)
仕様:B5判/50ページ
※この写真集の売上一部は台東区の文化・産業・観光分野発展のために寄附をさせていただきます。

 

「三波春夫生誕100年特別企画 三波春夫メモリアルコンサート」出演決定!!

歌謡界に数々の金字塔うちたてた国民的歌手・三波春夫、いまだに多くの人々を魅了するその歌藝の真骨頂は「長編歌謡浪曲」豪華に歌い語る「忠臣蔵」の絵巻!そして豪華出演陣によるスペシャルステージにも乞うご期待!

①日時:2024年2月26日(月)・27日(火)
会場:大阪・新歌舞伎座
※詳細未定
②日時:2024年3月8日(金)
会場:新潟・新潟県民会館
開場:13:00 開演:14:00
開場:17:00 開演:18:00
③日時:2024年3月13日(水)
会場:東京・NHKホール
開場:14:00 開演:15:00

出演者:五木ひろし/三山ひろし/市川由紀乃/辰巳ゆうと/東京力車
全席指定:10,000円(税込)
サンクス(70歳以上):2,000円(税込)

その他詳細は東京力車オフィシャルサイトでチェック!!

 

東京力車オフィシャルサイト
東京力車公式X(旧:Twitter)
東京力車公式YouTubeチャンネル

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