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【Colorful Interview】すべての女性へ…辰巳ゆうとが表現する、さまざまな愛のかたち

辰巳ゆうとが、7枚目のシングル「星くずセレナーデ」を9月13日にリリースした。3タイプが同時発売されるが、それぞれのカップリング曲の「ぬくもり」「海が泣いてる」「心のランプ」を含めた4曲すべてがラブソングとなっている。デビュー6年目、25歳の辰巳がムードたっぷりに優しく歌いかける珠玉の愛の歌は、すべての女性必聴! それぞれの曲に対する思いを、辰巳自身の言葉で話してもらった。

 

「心機一転」から心機一転! “ラブソングづくし”で勝負

「星くずセレナーデ」をリリースすることになって、“どうしていま、ラブソングを歌うのでしょうか?”とよく聞かれます。これまで、演歌歌手としてテクニックや歌唱力を追及してきた6年間でしたので、正直なところ僕自身もびっくりしました。
でも、いい意味で皆さんの期待を裏切りたいし、演歌だけでなくいろいろな曲にチャレンジしたいという気持ちもあります。前作「心機一転」はこぶしをコロコロまわす曲でしたが、今回はこぶしを封印。歌うというよりも語りかけるような曲調で、また新たな”辰巳ゆうと”を、皆さんに発見していただけたらなと思っています。

 

星くずセレナーデ

僕も“好きな気持ち”は自分から伝えたいタイプかな

「星くずセレナーデ」はピュアな男の子が主人公で、片思いのドキドキするような場面を切り取った曲です。恋愛の一番楽しいときじゃないでしょうか(笑)。歌詞が少しセリフっぽくて、“ほら”や“あゝ”と話し口調になっています。

レコーディングでは、いま聴いてくれている“君”に向けて歌っているんだよ、と感じていただけるように歌いました。僕も特定の人を思い浮かべていたわけではないのに、歌いながら「誰かのこと、好きやったっけな?」と錯覚してしまうくらい曲に入り込みました(笑)。演歌ばかり歌ってきたので、こういう内容はけっこう恥ずかしいのですが、昨年ミュージカルのコンサートに出演させていただいた経験を生かし、恥ずかしさを出さずに逆に振り切って歌えたと思います。キャンペーンで歌うときは、目の前にいる人を好きな人だと思って、気持ちを乗せて歌いたいです!

同じ星を ずっと見つめていたい
ときめきが ほら胸に灯る
(「星くずセレナーデ」より)

カップリングを含めた4曲、どの曲の主人公も僕と等身大かなと思いますが、一番共感できるのは「星くずセレナーデ」です。僕も、好きな気持ちは自分から伝えたいタイプ。この曲の主人公は、意外と 2番からガツガツ積極的になり始めるのですが(笑)、たしかに、”僕でもこうするかな?”と思うと、なんとなく僕の心の中を見破られたような気持ちになって少し恥ずかしいです。

 

ぬくもり

自分の幸せよりも、好きな人の幸せを願うダンディーな優しさ

泣かせてあげる 今夜はずっと
一度しかない 熱いぬくもり
(「ぬくもり」より)

イントロが印象的な一曲です。こちらも片思いの曲ですが、「星くずセレナーデ」とはまったく違って勝算なしの恋。でも、「ぬくもり」の主人公はダンディーで、胸の中に秘めている男らしさがあります。“涙”が出てくる曲は、たいてい“泣いてもいいよ”や、逆に“泣かないで”と慰めることが多く、“泣かせてあげる”とはなかなか言わないじゃないですか。誰にも言えず胸のなかにしまって我慢しているつらいことを“吐き出していいんだよ”“泣かせてあげる”と言ってあげる。そこにタイトル通り“ぬくもり”を感じるし、それはとても深い”ぬくもり”だと思います。自分が幸せになるよりも、好きな人の幸せを願う。包容力がありますよね。

僕はいつも、歌詞だけでなくメロディーで曲の情景を想像します。カラオケの画面だったらどんな映像が出てくるかを思い浮かべるんですね。「ぬくもり」は、横浜あたりの夜景のキレイなバーで女性と話したりしているような感じで、石原裕次郎さんぽい曲だなと思いました。曲によって気持ちも変わるからなのか、僕が歌っているのに違う人が歌っているよう感じます。とにかくダンディーな曲なので、いま20代の自分が30代40代と重ねていくにつれて、もっと味のような深みを出せるようになるのかな。

 

海が泣いてる

男は後悔するようにできているんじゃないかな

サビのメロディーがキャッチーで、歌いたくなるような曲です。海のそばで好きだった女性を思い浮かべて、“あのひと言が言えていれば”と後悔している。もう気持ちを切り替えなければいけないとわかっていても忘れられない、というイメージで歌っています。この切なさ、儚くもある状況は、皆さんにも共感していただけるのではないでしょうか。でも女性は、わりとサバサバしていますよね(笑)。男性の方が、ひとりの女性に対する想いを引きずる。きっと男は、後悔するようにできているんじゃないでしょうか。男の人がすごく共感してくれそうな曲だなと思います。

海が泣いてる 声をあげ
夢の帆先に 風が舞う
(「海が泣いてる」より)

オケ録りに立ち合うまでは“海が泣くわけないし…”と思っていましたが、エレキギターの音を聴いたときに“こういうことか”と見えた気がしました。海も一緒に失恋を泣いてくれているのかなと感じられる音でした。いろいろなアレンジで何度も弾いてくださったのですが、それがどれも素敵なんです。“なるほど、本当に海が泣いてるようだな”と思いながら、自分の気持ちがハーバーライトに入りやすいものを選ばせていただきました。きっと皆さんの心にも、問いかけてくるような曲じゃないかと思います。僕は海も好きですが、おしゃれな海は似合わない、漁港タイプの男かなと思います…釣りが大好きですし(笑)。

 

心のランプ

皆さんの心の中のランプに語りかける歌

初めてタイトルを見たときに、“たしかに、心にはランプがある”と思いました。楽しいときは、ポッとつく感じがしますし、寂しいときはつかない。人に向けて歌うというよりも、心に歌いかける曲です。皆さんの心の中のランプに語りかけることができる歌なので、たくさんの人を元気づけられる、助けることができる一曲なんじゃないかな。

抱きしめたいよ ただこの腕で
ひとりじゃないよ ほんとさ

(「心のランプ」より)

“ひとりじゃないよ”という言葉はすごく大きいなと、歌いながら思いました。ナイーブになると、“ひとりぼっちだな”と感じてしまうことが、僕にもあります。どうせひとりだし、何をしようがいいじゃないかと投げやりになってしまうこともたまにあるのですが、それでもキャンペーンやコンサートで歌うと、“僕には、こんなにも応援してくれる人たちがいるんだ”と気づきます。スタッフさんをはじめ、たくさんの方が携わってくださっている。ふだんはそう思えているのに、うまくいかないときはどうしても気持ちが閉鎖気味になりがちです。
そういうときに、“もっと周りを見て。こんなにもたくさん素晴らしい人たちが周りにいるよ”と心に栄養をもたらしてくれる曲。つらいときや悲しいとき、この曲を通じて自分の心も皆さんの心も照らし続けられたらなと思います。歌っても聴いても元気になれる曲ですね。

 

いろいろな辰巳ゆうとにドキドキ&キュンキュンしながら聴いてほしい

今年は1月に「心機一転」、そして9月に「星くずセレナーデ」と、1年に違うジャンルの曲を二曲も歌わせていただけるのは、すごくうれしいです。演歌の作品はなかなか理解しにくいところもあって、自分自身の状況と違うことも多いので、曲との距離感が縮まらなかったりすることもあります。大好きな曲でも、そばにいるというよりは一定の距離を置いて歌っています。

でも、今回は4曲ともわかりやすいので等身大の自分で歌うことができます。曲の中まできっちり入り込んで、曲と一心同体となって歌っていこうと思います。「辰巳ゆうと」と名前はひとつしかないけれど、一曲一曲、違う”辰巳ゆうと”になりたい。ひとりの歌手でもこんなに違う人になって歌えるんだというところを感じてほしいですね。

ドキドキしながらレコーディングした曲ばかりなので、皆さんの前で歌うのが楽しみです。きっと、僕も歌いながらドキドキしますし、もしかしたら皆さんもドキドキしてくださるかもしれませんね(笑)。恥ずかしがらずに歌いますので、皆さんも僕のことが“好きかも♡”とキュンキュンしながら聴いてくれたらうれしいです。お互いにドキドキ、キュンキュンするようなステージ、なかなかないと思います。ぜひキュンキュンしに来てくださいね!

 


▶︎辰巳ゆうとが発売に先駆けて新曲「星くずセレナーデ」ヒット祈願で決意表明。「この曲を、僕の代表曲にしたい」

 

【PROFILE】辰巳ゆうと(たつみゆうと) 1998年1月9日、大阪府出身。祖父の影響で幼いころから演歌に親しむ。中学1年生で出場した「ティーンズカラオケ大会」で優勝。現事務所にスカウトされ、高校時代から本格的に歌のレッスンをスタートした。2016年、大学進学を機に上京。2018年「下町純情」で歌手デビューを果たす。『第64回 輝く!日本レコード大賞』最優秀新人賞他、これまでに数多くの賞を受賞。2019年3月発売の「おとこの純情」以降、オリコン週間演歌・歌謡シングルランキングで第1位を連続獲得中。故郷である大阪・藤井寺市の「FUJIIDERA★AMBASSADOR」を拝任。2021年、東京・大和田さくらホールで開催されたデビュー5周年コンサートが大盛況。次世代の演歌・歌謡界を担う”演歌第7世代”のひとりとして、人気・実力ともに先頭に立つ存在。

(取材・文/夏見幸恵)

 

NEW RELEASE!!

2023年9月13日発売
辰巳ゆうと「星くずセレナーデ」
(Aタイプ)

「星くずセレナーデ

作詞:深海弦悟 作曲:Scott Taylor 編曲:Michael Howard Jr.
c/w「ぬくもり」
作詞:深海弦悟 作曲:Scott Taylor 編曲:Michael Howard Jr.

ビクターエンタテインメント VICL-37702 1,400円(税込)

(Bタイプ)

「星くずセレナーデ」
作詞:深海弦悟 作曲:Scott Taylor 編曲:Michael Howard Jr.
c/w「海が泣いてる」
作詞:深海弦悟 作曲:Scott Taylor 編曲:Donald Fripp
ビクターエンタテインメント VICL-37702 1,400円(税込)

(Cタイプ)

「星くずセレナーデ」
作詞:深海弦悟 作曲:Scott Taylor 編曲:Michael Howard Jr.
c/w「心のランプ」
作詞:深海弦悟 作曲:Scott Taylor 編曲:Donald Fripp
ビクターエンタテインメント VICL-37703 1,400円(税込)

9月13日より、音楽ストリーミングサービスおよびiTunes Store、レコチョク、moraなど主要ダウンロードサービスにて配信スタート
※対応ストリーミングサービス:Apple Music、LINE MUSIC、Spotify、YouTube Music、Amazon Music Unlimited、AWA、KKBOX、Rakuten Music、TOWER RECORDS MUSIC

 

INFORMATION

「辰巳ゆうとコンサート2023」

◾️2023年10月5日(木) 開演14:00 熊本・くまもと森都心プラザ5階 プラザホール S席 5,000円 / A席4,400円 (指定・税込)
※未就学児入場不可
お問い合わせ:くまもと森都心プラザ管理事務室 096-355-7400
◾️2023年10月6日(金) 開演14:00 大分・中津文化会館 S席 5,000円 / A席4,400円 (指定・税込) ※未就学児入場不可
お問い合わせ:鈴木企画 092-405-5960
◾️2023年10月14日(土) 開演14:00 東京・狛江エコルマホール 5,000円 (指定・税込)
お問い合わせ:Ro-Onチケット:047-365-9960

「「辰巳ゆうとスペシャルコンサート」開催決定!!

日程:2023年10月30日(月)
時間:開場 16:30 開演 17:00
会場:東京・浅草公会堂
料金:6,500円(税込)
※その他詳細は後日発表予定

 

CHECK!!

辰巳ゆうとオフィシャルサイト
辰巳ゆうとオフィシャルブログ
辰巳ゆうと公式Twitter
辰巳ゆうとInstagram
辰巳ゆうとYouTube公式チャンネル

 


▶︎辰巳ゆうとのデビュー5周年記念シングル「雪月花」が本日いよいよ発売&MVが公開!
▶︎辰巳ゆうと、デビュー5周年記念曲「雪月花」がオリコン週間演歌・歌謡シングルランキングで第1位&シングルランキングで自身最高位第3位を獲得!
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▶︎辰巳ゆうとが2年半ぶりのアルバム『辰巳ゆうとセカンド ~雪月花~』を7月6日にリリース
▶︎我ら演歌第7世代! 辰巳ゆうと&新浜レオン&二見颯一&彩青&青山新、フレッシュな歌の競演で大盛り上がり!
▶︎辰巳ゆうとが生配信の料理番組でお菓子作りに初チャレンジ!ファンから絶賛の声が殺到!!
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▶︎辰巳ゆうとが笑顔あり涙ありのデビュー5周年記念コンサート東京公演を開催。「僕は本当に恵まれているし幸せ者」

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