• HOME
  • Special
  • 【マキノ情報局】File.4 努力家で自然体な山口ひろみさんの素顔について調査せよ

【マキノ情報局】File.4 努力家で自然体な山口ひろみさんの素顔について調査せよ

師匠の愛を感じた20周年記念曲「哀愁港町」で成長した私を

 

マキノ さぁ、改めてデビュー20周年、おめでとうございます。まず20歳の時に師匠の内弟子になられて、2002年に「いぶし銀」でデビューされました。これまでを振り返ってみていかがですか。

山口 振り返ってみると、皆さんがおっしゃるようにやはりあっという間でした。無我夢中で駆け抜けてきた感じなので、途中の方が長いと感じましたね。

マキノ  初めて「私は歌手だな」と感動したのはいつごろですか。

山口 内弟子に入って3年目の時に母を亡くしまして、もう辞めようと思ったことがありました。でも師匠と奥様が止めてくださって、そしてデビューさせていただけることになって。デビューした日も信じられなかったのでマネージャーさんとCDショップに見に行って、一番前にこっそり自分のCDを出してきたんですけれど(笑)、そのときに感動しました。

マキノ 自分の作品がかたちになって。

山口 はい。あと、デビュー後にあるお祭りのゲストにうかがったときの即売会で、リーゼントのお兄ちゃんが二人並んで「いぶし銀」のCDを買ってくれたんですけれど、「演歌なんてって思ったし、たまたま通っただけなんだけどこの曲に感動しました。頑張ってください」って。うれしかったですし、歌ってすごいなと思いました。この2つのできごとは私にとって忘れられない思い出で、いまも私の支えですね。

マキノ そして、20周年の記念曲として師匠が作ってくださった「哀愁港町」を先日リリースされました。新曲についてはいかがですか。

山口 今回はこれまで以上に課題がとても難しくて大変でした。コロナ禍なので師匠と電話でやりとりをしながらのレコーディングだったのですが、自分で自分の歌をディレクションしろということで何度も歌いましたが本当に厳しかったですね。もう、凡人にはわからないんですよ、神の領域すぎて(笑)。

マキノ たとえばどのような教えがあったのですか?

山口 細かい節にはいわゆる北島節の男っぽい節が入っているんですけど、それを男っぽいと感じさせない艶やかさや哀愁とか、包み込むような大きさを求められました。最初はわけがわからなくて……。でも師匠は本当に一生懸命向き合ってくださって、「つらいと思うけど皆さんにいいものをお届けするためなんだ。こんな下手くそのままでいいのか? ひと回りもふた回りも大きくなったおまえを見せるために俺だって一生懸命やってるんだから、おまえもつらくても頑張れ」と。私、泣きました。不甲斐なさもあったんですけれど、感動しました。

マキノ 20年経ってもそこまで言ってくださるという、弟子への愛ですね。

山口 はい。こんなに大変な思いをして向き合っていただけるありがたさ、こんなふうに教えていただける私は本当に幸せだと思いました。20年で成長した山口ひろみを、この曲で皆さんに感じていただけたらうれしいです。

マキノ 一方のカップリング曲「知床愛歌」は御大が歌われていた歌ですね。

山口 これは逆にすぐOKが出たんですよ。私の得意な感じの作品を師匠が選んでくださいました。「哀愁港町」と聴きくらべていただくと、私の伸び伸びさが違うと思います〜(笑)!

マキノ (笑)。さぁ、これからに向けて考えられていることや目標などはありますか。

山口 普通のコンサートももちろんですが、私が学んできたことを生かして防災の知識や体操なども取り入れたコンサートなどもやってみたいですね。一緒にお届けすることによってどちらにも興味を持ってもらえるようになるかもしれませんし、私にしかできないことかなと思って……。

マキノ 歌以外はやはりジャージ姿でね(笑)。

山口 もちろんそうで〜す(笑)!

 

「『哀愁港町』は、20周年記念曲として尊敬する師匠・北島三郎先生が作詞作曲してくださいました。切ない曲なんですけれども、なるべく悲しくなりすぎないように、笑顔で歌える部分もある作品です。キャッチーなメロディーなので、ぜひ皆さま、覚えて歌っていただけたらと思います。そして、まだまだいろいろなことを勉強してチャレンジしていきますので、これからも応援よろしくお願いします!」(山口)

https://color-ful.net/wp-content/uploads/2022/02/マキマキ-300x300.png
マキノ

案内された部屋のドアを開けたとたんにひろみさんの明るい声が耳に届きました。歌手に早くなりたいと大学の単位を2年も先に取得したこと、東日本大震災被災者との長年の交流、何事に対しても一生懸命な人柄がお話しを聴くほどに伝わってきました。節々には北島三郎師匠やファミリーへの尊敬の言葉が。その温かい教えを糧に、だからこそ前向きに時間と体を惜しまず活動をし続けているその姿勢に私も元気とパワーをもらいました。新曲の「哀愁港町」は北島師匠の魂が込められている優れた作品です♪私もファンのひとりとして応援します。皆さんもぜひ聴いてくださいね。ひろみさん!新たなチャレンジにも期待していますよ。

NEW RELEASE!!

2022年4月13日発売
山口ひろみ「哀愁港町」

「哀愁港町」
作詞・曲:原譲二 編曲:遠山敦
c/w「 知床愛歌」
作詞:星野哲郎 作曲:原譲二 編曲:鈴木操
テイチクエンタテインメント TECA-22017 1,350円(税込)

 

CHECK!!

山口ひろみオフィシャルサイト
山口ひろみオフィシャルブログ
山口ひろみInstagram


▶︎デビュー20周年を迎えた山口ひろみが千葉・港町弁財天で記念曲「哀愁港町」のヒット祈願

関連記事

  • コメント ( 0 )

  • トラックバックは利用できません。

  1. この記事へのコメントはありません。