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【Colorful Interview】北山たけしがTUBEとタッグ!「夏の終わりが来る前に」で新たな演歌の確立を

テイチクエンタテインメント創立70周年記念アーティストとしてデビューして、今年で21年目を迎えた北山たけし。20周年の節目となった昨年は、師匠である北島三郎の事務所からも独立を果たした。1月17日に発売された新曲「夏の終わりが来る前に」は、プライベートで親交のあるTUBEのヴォーカリスト・前田亘輝が作詞、ギタリストの春畑道哉が作曲を手がけた作品だ。いつまでも色あせない友情をテーマに、大切な人にエールを贈る応援ソング。北島演歌をしっかりと受け継ぎながら、北山は新しいスタイルの演歌の確立を目指していく。

 

TUBEの前田さんからいただいた曲なら、“夏”はほしいよね(笑)

昨年、北島音楽事務所から独立され一年近くが経ちました。いま、どんなお気持ちですか?

北山 昨年の4月に師匠(北島三郎)から暖簾分けというかたちで、北島ファミリーがそれぞれの道を歩き始めました。すごく不安もありましたが、関係者の皆さんやファンクラブの皆さんが変わらずに支えてくださって、おかげさまで充実したスタートを切ることができたと思います。師匠は一応、義理の父になりますので、八王子の本宅でよくお会いするんですよ。そのとき「何かあったら、すぐ言えよ」と気にかけてくださる。それだけでも、すごく心強いです。できるだけ“何か”はないように(笑)、ちゃんと軌道に乗せて、ご迷惑をかけないようにしなければなりませんね。たくさん仕事をして、いろいろなメディアに出ている姿を見せることが、師匠への恩返しかなと思っています。

新曲の「夏の終わりが来る前に」は、TUBEの前田亘輝さんと春畑道哉さんの作品です。TUBEさんらしく、タイトルに“夏”が入っていますね!

北山 そうなんですよ。見てのとおり、歌詞に“冬”は出てきても、夏はひとつも出てこない。でも、僕もディレクターやプロデューサーも、「TUBEの前田さんからいただいた曲なら、“夏”はほしいよね(笑)」と、あえて“夏”というキーワードにこだわりました。前田さんの曲なので、前田さんっぽく歌っています。若干…ものまねしていて、前田さんに聴いていただいたら「なんで俺のマネしてるんだよ」と言われました(笑)。いつもどおりに強弱をつけた歌い方でも歌ってみましたが、聴きくらべたらこちらの方が伸びがあってすごく良かったんですね。前田さんから事務所独立の第一歩として、“ぜひこの曲と一緒に歩いて行って”ということでいただいた曲。男の友情をテーマに、背中を押してくれるような応援歌です。

 

北山さんがTUBEの曲をというのは意外ですが、どのような経緯で曲をいただくことになったのでしょうか?

北山 もともとは、前田さんが歌う予定だった曲なんです。前田さんとは、年に2~3回はゴルフに行きます。一緒にプレイして、一緒にご飯を食べてという交流があるんですね。この曲を初めて聴いたのもゴルフ場で、次のコースに行くのにカートがいっぱい詰まっていたときでした。前田さんが「これは20分くらい待つよな。じゃあ音楽でも聴いていようか」とご自分のスマホから、いろいろ曲を探してくれて。「これは演歌っぽく作ったんだよ。TUBEとしてはまだ出していない曲だけど、ちょっと聴いてみてよ」と聴かせてもらったのがこの歌でした。


関連記事▶︎北山たけしの独立後初の新曲「夏の終わりが来る前に」をTUBEが楽曲提供! 

もしかしたら前田さんは、北山さんに歌ってほしいと思って聴かせてくださったのかもしれませんね。

北山 どうでしょうね…。ちょうど独立した直後だったので、すごく僕の胸に響きまして。

男らしくお前らしく
愚痴も言わずこの道を歩いてゆけ
名も知らない路傍の花
踏まれても咲いて見せよう
(「夏の終わりが来る前に」より)

歌詞にグッと来たので、帰ってから「前田さん、もう一回聴かせていただけますか」とLINEして、音源を送ってもらったんです。改めて聴いて、「僕にこの曲を歌わせてください」とお願いしたら「いいよ」と返事がありました。前田さんはいろいろな方にたくさん曲を提供されていますが、これまで演歌はなかったんじゃないかと思います。でも飲みに行くと、演歌を歌うんですよ。「兄弟船」とか「まつり」とか(笑)。僕よりも少し年上ですが、演歌・歌謡曲世代として育っていらっしゃるので、演歌もお好きなようですね。

▲「夏の終わりが来る前に」MVティザー映像

前田さんと飲みに行かれることもあるんですね。“飲み明かそう 昔話を肴に”と歌詞にもありますが、北山さんもお酒はお好きですか?

北山 僕は40歳からお酒を覚えて、ここ10年くらいですごくお酒が好きになりました。師匠の北島が、1滴も飲まないんですよね。ですから、僕もお酒のおつきあいや飲む席は、全部断っていたのですが、10年くらい前から打ち上げなどの場が増えて、いまではもう一升瓶を抱えて寝ています(笑)…というのは冗談ですが、お酒が大好きになりました。多分強いと思いますね。酔ってもへべれけにはならず、このままです。いまは麦焼酎が一番好きです。

 

ソロ、北島兄弟、ファミリーでも、心に届く歌をこれからも歌っていきます

カップリングの「あなたへ」は、北山さんご自身の作詞作曲ですね。こちらはどんな曲ですか?

北山 一昨年、親父が亡くなりました。親父が病気と闘っているときに、親父への“ありがとう”という気持ちを込めて、最初はワンコーラスだけ作った曲です。自分でピアノで音源を録って、“親父の曲を作ったから、これを聴いて頑張りなよ”と聴かせたんですね。今回「夏の終わりが来る前に」のカップリングをどうしようという話になったときに、“じつは父のために作った曲があるので、これを入れさせていただけませんか”と言ってみたらOKが出たので、二番を書きました。一番は病と戦う親父、二番は旅立った後を歌っています。同じような経験をされている方もいらっしゃると思いますが、そうでなくても誰にでも当てはまるところがある歌じゃないかなと思います。

最後に、カラフルの読者やファンの皆さんにメッセージをお願いします。

北山 新しい北山たけしを感じていただける楽曲をいただいたので、幅広い世代の皆さんに届くような歌になればいいなと思います。北島兄弟の弟分・大江裕とは昨年もそうでしたが、今年も一緒にツアーを行う予定です。これからも兄弟で回りつつ、お互いにソロでも頑張る。また、北島ファミリーとしても、原田悠里さんはじめ、山口ひろみ、大江と僕と4人でも全国を回ります。一石三鳥…ではありませんが(笑)。あと今年は、ファンの皆さんともっと交流できるような年にしたいです。ファンの皆さん、いつも僕の曲を歌って愛してくださってありがとうございます。独立しましたが、これからも皆さんに届く歌をしっかりと歌っていきますので、変わらずにぜひ応援していただけますようお願いします!

 

【PROFILE】北山たけし(きたやまたけし) 1973年2月25日、福岡県出身。幼いころから演歌を歌い始め、9歳のときに出場したKBC『ちびっ子のど自慢』で「風雪ながれ旅」を歌って優勝。21歳より8年間、北島三郎の内弟子となり下積みを経験。2004年「片道切符」で歌手デビューを果たす。同年のベストヒット歌謡祭新人賞、第37回日本有線大賞新人賞、第46回日本レコード大賞新人賞、第18回日本ゴールドディスク大賞新人賞を受賞。2005年に「男の出船」で第56回『NHK 紅白歌合戦』に初出場し、2009年まで5年連続で出場。2018年には、弟弟子の大江裕とユニット”北島兄弟”を結成し、人気を博している。昨年、デビュー20周年の節目に北島音楽事務所より独立。いちだんと円熟味を増した低音と歌唱力でファンを魅了し、今後の演歌・歌謡界を引っ張っていく若手歌手の兄貴的存在。

(取材・文/夏見幸恵)

 

NEW RELEASE!!

2024年1月17日発売
北山たけし「夏の終わりが来る前に」

「夏の終わりが来る前に」
作詞:前田亘輝 作曲:春畑道哉 編曲:TUBE・矢野立美

c/w「あなたへ」
作詞:TAKESHI 作曲:TAKESHI 編曲:矢野立美
テイチクエンタテインメント TECA-24004 1,500円(税込)

 

 

CHECK!!

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北山たけしオフィシャルブログ
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