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【Colorful Interview】花咲ゆき美 幸運の夕日に愛する人への思いを重ねて…〜新曲「冬岬」〜

花咲ゆき美が2022年11月30日にリリースした新曲「冬岬」。発売以来、切ない愛の物語やそれを彩る情熱的なメロディー、そしてダイナミックに歌い上げる花咲の歌唱が、人々の心を揺さぶっている。全国各地を忙しく駆け回る花咲に、作品やファンへの思いについて聞いた。

 

美しい幸運の”だるま夕日”をいつか自分の目で見てみたい

 

新曲「冬岬」は、12月12日付けオリコン演歌・歌謡曲部門ランキングで初登場第1位を獲得されました。おめでとうございます! これまでの手ごたえはいかがですか。

花咲 ありがとうございます! とてもドラマチックでスケールも大きい作品で、情熱的。私が歌っているときに涙ぐまれているファンの皆さんも多くて、私自身も自然に涙が出てくるくらい……もしかしたら、いままでの作品で一番入り込めている歌かなと思います。作品的にはこれまでと同じ切ない歌謡曲路線なんですけれども、出だしに”バース”という部分がありインパクトが違いますね。

冬の夕日が 海に沈む時
だるまみたいに 見えるから
だるま夕日と… 呼ばれるの
(「冬岬」歌詞より)

”バース”は歌い出しのこの部分のことですね。

花咲 楽曲の冒頭部分に配置された序章部分のことで、ジャズではけっこうあるのですが演歌・歌謡曲ではあまりないんですね。この曲では題材になっている”だるま夕日”について歌っている箇所になります。

”だるま夕日”、私は初めて知りました。とても美しい幻想的な現象ですね。

花咲 とっても素敵ですよね〜! じつは実際に見たことはまだないんです。全国各地の中でも高知県の宿毛が一番有名な冬の風物詩で、条件が合わないとなかなか見ることができないので「幸運の夕日」と言われているそうです。ファンの皆さんがSNSで上げてくださっているお写真をいつも綺麗だなって思って見ていますが、いつか自分の目で見てみたいなと思っています!

海に沈むだるま夕日

これまでも冬の曲を多く歌われていますが、今回もまた寒そうな曲ですね(笑)。

花咲 私は冬が似合うんですかね(笑)。いつも切ない別れの歌ですけれど、今回は主人公の女性が好きな人をあきらめないんです。道ならぬ恋をして、別れてしまうんだけれど強い女性なのでひとりで思い出をたどり、「待つことも生きること」と愛し続ける。今回ジャケット写真も髪の毛はおろしてウェットな感じにして、赤のドレスで強い女性風に撮影しました。

メロディーは今回、浜圭介先生と初めてご一緒されたとのことですがレコーディング時など何かエピソードはありますか?

花咲 浜先生はなんとなく私の恩師である新井利昌先生のような雰囲気の方で、最初は偉大な先生なのでとても緊張していたんですが、私の歌い方を好きだとおっしゃってくださって、レコーディングでは気持ちよく歌えました。ただ、「あの日と同じ冬岬 思い出を辿る旅です」のところはにこっと微笑んで歌うようにと、最後の部分では泣いて歌ってとアドバイスをいただきました。悲しい曲だけど、笑顔で歌うからこそ聴いている人にもよりグッとくる。そこだけは、というこだわりが先生にはおありだったようです。

 

皆さんと出会えたこと。まさに、”愛の奇蹟”です

 

カップリング曲「愛という奇蹟」はどのような作品ですか。

花咲 いま同じ時代にこうしてファンの皆さんと出会えたのは、皆さんが花咲ゆき美を応援しようと思って会いに来てくださるから。それはまさに愛の奇蹟です。歌詞には「あなた」という言葉が出てくるのでラブソングのようにも受け取れますが、私の気持ちとしてはファンの皆さんへの感謝や愛を歌っています。

「冬岬」とはまた違う趣の温かい雰囲気の曲ですね。

花咲 矢田部先生の作曲作品は初めてなんですが、”矢田部節”なんですかね。この曲はとても気持ちを入れやすかったのですが、意外に音を取るのが難しくて。レコーディングのときはいろいろな歌い方を試しました。イントロを聴くとキラキラしていて松田聖子さんの曲のような感じがしたので、ちょっと聖子さんぽく少しかわいらしく歌ってみたり、ディレクターさんからは髙橋真梨子さんぽくという指示もあったので「for you…」のようにしっとりと歌ってみたり…。結果、その間くらいで歌うことになりました(笑)。カップリングで演歌・歌謡曲ではないジャンルに挑戦できるのはうれしいですね。

ファンをとても大切にされている花咲さんですが、皆さんとの交流もSNSやYouTube配信などで精力的になさっていますね。

花咲 ファンの皆さんは私の力の源です。いまは少し緩和されてきましたけれど、このご時世になってSNSなどを通してでなければお会いできなかったので、皆さんとチャットですけれどもふれあえるのでいつもとても楽しいです。これからはイベントももっと行っていきたいと思っていますので、ぜひ生の歌を聴きにお越しいただけたらとてもうれしいですね。

▲「花咲ゆき美ちゃんねる」では「冬岬」の歌唱ポイント解説も!

ありがとうございました! 最後に、ファンの皆さんや読者にメッセージをいただけますでしょうか。

花咲 昨年はファンの皆さんをはじめいろいろな方に助けていただいた一年だったので、恩返しではないですがとにかく健康で、笑顔で歌っていけるように頑張っていきたいと思います。”だるま夕日”は見れると幸福になれるという夕日なので、この「冬岬」を聴いた方が幸福になれるように、毎回気持ちを込めて歌っていきます!

【PROFILE】花咲ゆき美(はなさきゆきみ) 1981年9月8日、青森県野辺地町生まれ、東京都武蔵村山市育ち。小学校6年生のときに音楽業界の関係者に「君の声は演歌に向いている」と言われたことがきっかけで演歌歌手を志す。2002年より山口百恵、石川さゆり、瀬川瑛子などを育てた作曲家・新井利昌氏に師事。数々の大会に出場し好成績を収め、2005年に日本クラウンのオーディションに合格。2007年「哀愁本線」で歌手デビューを果たす。以来、定評のある哀愁路線を軸にスマッシュヒットを連発。キュートな”青森生まれのりんごボイス”で多くのファンを魅了する。

 

 

NEW RELEASE!!

2022年11月30日発売
花咲ゆき美「冬岬」

「冬岬」
作詞:菅麻貴子 作曲:浜圭介 編曲:西村真吾
c/w「愛という奇蹟」
作詞:伊藤美和 作・編曲:矢田部正
日本クラウン CRCN-8525 1,400円(税込)

INFORMATION

午後のひとときライブ~ゆき美の奏(かな)で~vol.2

日時:2023年2月5日(日)
会場:カラオケラウンジKahoo(東京都目黒区下目黒2-23-2)
時間:開場 14:00 開演 14:30
料金:4,000円(ゆき美の会会員様) 5,000円(一般のお客様)
お問い合わせ・申込み:ティーフォース・ゆき美の会 080-7729-5974
ゆき美の会メール yukiminokai0908@gmail.com

 

CHECK!!

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花咲ゆき美オフィシャルブログ
花咲ゆき美公式Twitter
花咲ゆき美Instagram
花咲ゆき美YouTube公式チャンネル

 

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