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ジャズ歌手・深川隆成がサントリーホールで3年連続のコンサートを開催

ジャズ歌手・深川隆成が、9月22日、東京・赤坂のサントリーホールで『深川隆成 日本語JAZZ公演』を開いた。

深川は、ジャズの英語歌詞を日本語に訳して歌い人気を博し、貧困層の多いアフリカの教育支援やウクライナ復興支援寄付活動も行っている。2022年5月に初めてサントリーホールのステージに立ち、昨年9月に第2回公演を開催。今年で3年連続3回目となる。

今回の見どころは、昨年のサントリーホール公演以降新たに著作権関係をクリアして日本語歌詞を公認された未発表曲の数々の初披露。世界的なジャズフルート奏者・井上信平と、日本で一番うまいジャズ歌手と評されているキャロル山崎がスペシャルゲストとして参加した。

ピアノ・星野由美子、ベース・篠宏昌、ドラムス・秋田聡の生演奏をバックに第一部では、ジャズボーカリスト&ピアニスト・星野由美子による「The Gift」、ゲスト歌手のジャズ&ポップスシンガー・MIRANOの「Anything Goes」、スペシャルゲストのキャロル山崎が「港の見える丘」、そしてキャロルと深川が「What Price Love」をデュエット。その後、深川のコーナーで、今回訳詞を許可されたジャズの名曲から「Georgia On My Mind」「Fly Me To The Moon」、自身の作詞・作曲による2018年発売のCDデビュー曲「桜の季節」などを歌唱した。

深川は2006年からジャズの日本語訳を始め、訳詞した曲は300曲にもわたる。その中で、これまでに30数曲が許諾されたそうで、「これからもよりた くさんの曲を日本語化して、日本語でジャズを歌う文化をつくっていきたい」と話している

キャロル山崎(写真右)とデュエットする深川

第二部は、星野が「Smile」、MIRANOが「ブルーローズ」、キャロルが「ブルー・ライト・ヨコハマ」、再びキャロルと深川が「Left Alone」をデュエット。後半は、深川が「You’d Be So Nice To Come Home To」「On The Sunny Side Of The Street」を日本語歌詞で熱唱するなど、全アーティスト合わせて20曲を披露。井上のフルートの心温まる音色とのコラボで、最後まで多くのファンを魅了した。

出演者全員の記念撮影。写真左から、ベース奏者・篠宏昌、フルート奏者・井上信平、 星野由美子、深川隆成、キャロル山崎、MIRANO、ドラムス奏者・秋田聡

この日の模様はライブレコーディングされ、来年(発売日は未定)ライブCDとして発売予定。

 

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