沖縄の大物民謡師範・護得久栄昇が地元沖縄でデビューイベント開催。「CD1000枚売らないとちゃんとした大人に怒られるんだよ！」

2023.01.23News

沖縄の大物民謡師範・護得久栄昇（ごえくえいしょう）が1月21日、デビューアルバム『護得久栄昇大全Ⅱ』の発売イベントを地元である沖縄・パレット久茂地1F正面広場 UFURUFU（ウフルーフ）にて開催した。

沖縄のメディアや数多くのCMなどに出演し、沖縄ではその存在を知らない人はいないとも言われる護得久栄昇の登場に、会場は大きな拍手に包まれたが、大物民謡師範でありながら歌詞を忘れてしまうというまさかのハプニングに会場は大爆笑。

会場に駆けつけた”門下生”と呼ばれるファン200名の前で、弟子の仲座健太との絶妙なかけ合いを見せながらデビューアルバムをアピールし、アルバム収録曲の「Mr.バンシルーチャメ！おじさん」や「愛さ栄昇節Ⅱ」などを披露した。

護得久は、演歌の老舗であるテイチクエンタテインメントからのメジャーデビューが決まった際、「テイチクくん。ようやく私の素晴らしさに気づいたようだね。遅すぎたと言いたいところだけど本当によかったね。私と一緒に世界を目指そうね。ちゃんとついて来ないとチンダミするよ。チャメッ！」と、大物民謡歌手らしく堂々とコメントしていたが、この日のステージでは「いっぱい買いなさい。今年度中にCD1000枚売らないと、護得久栄昇がちゃんとした大人に怒られるんだよ！」と悲壮感を漂わせ、切実なる思いを”門下生”（ファン）に訴えた。

弟子の仲座が、「これからいろいろなところに出向きたくさんの方々に会って、護得久先生の曲をどんどん広げていきたい」とステージで語っていたが、現在SNSを通じて依頼のあった沖縄県内の介護施設や学校といったさまざまな場所に赴く『出前ライブ』（簡単な条件あり）を行い、大御所でありながらも地道な活動で『1000枚のCD完売』を目指している一方、配信サービスのiTunesアルバムランキング歌謡曲部門では、発売直後に1位となるなどすでに反響も出始めている。

護得久栄昇は、沖縄のお笑いコンビ「ハンサム」が演じる民謡教室師範をモチーフにしたコントキャラ。2017年に放送された「沖縄のお笑い芸人No1」を決めるテレビ番組に出演以降、テレビやラジオでのCM出演が60本を超え、複数のレギュラー番組を持つなど現在沖縄では誰もが知る人気キャラクターだ

前川守賢、よなは徹、山川まゆみをはじめ沖縄の大物ミュージシャンやアーティストたちがバックアップした”本人以外すべて本物”のデビューアルバム『護得久栄昇大全Ⅱ』とともに、いよいよ“沖縄の大物民謡歌手“護得久栄昇が全国に向けて動き出した。

※文中の「チンダミするよ」は、三線の調弦から由来しており、護得久栄昇は「歪んだ精神や考え方を正す」という意味合いで多用している…
※文中の「チャメッ！」は特に意味はなく、”三線に合わせて踊る即興の踊り”を指す「アッチャメー」から由来しているらしい…

※まだ「護得久栄昇」を知らない全国の皆様へ※
「護得久栄昇」は、沖縄のお笑いコンビ「ハンサム」のコントキャラです。
キャッチコピーは「本人以外、すべて本物。」プロデュースはお笑い芸人の仲座健太と山城智二。
サウンドプロデューサーには沖縄の至宝と言われる、よなは徹を筆頭に、東外門清順（あがりふかじょうせいじゅん）、赤嶺勝也、ドン久保田真弘からなる今沖縄で人気実力No.1を誇る本物の音楽家チームにより、細部まで綿密にプロデュースされています。