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【COLORful Interview】期待の新人☆楠木康平 “魅惑の裏声ボイス”で人気上昇中!

2023年、日本クラウンアーティストオーディションで準グランプリに輝いた楠木康平が1月15日、「北へひとり旅」でデビューを果たした。恋に破れた女性が、あきらめきれない思いを胸に青森へと向かうひとり旅を、楠木の出身地・郡山を含むみちのくの駅名でたどる作品だ。聴く人を魅惑する裏声で、これからの活躍が大いに期待される楠木。子どものころからの夢を叶えた感想をたずねると、朴訥とした福島なまりで“本当にうれしい”“今がとても幸せです”と笑顔で話してくれた。

 

憧れていた歌手に! ステージで歌っていることが夢のよう

デビューおめでとうございます! 寒い日が続いていますが、楠木さんの故郷である福島の郡山は雪がたくさん降りますか?

楠木 ありがとうございます。1月15日に「北へひとり旅」でデビューした、楠木康平です。僕の地元はそれほど雪深くないですが、それより“ざい”の方に行くと、結構積もることがあるんですよ。“ざいの方”と僕はよく使いますが、東京の人はわからないですか?自分では標準語をしゃべってるつもりなんですけども、どうしてもなまってしまうんです…。東京に来て5年になりますが、むしろなまりが年々ひどくなっているような(笑)? どうしてでしょう、郷土愛でしょうか。郡山のシティーボーイですので、よろしくお願いいたします。(“ざい”は福島県の言葉で田舎、郊外、交通が不便なところのこと)

楠木さんは幼いころから歌が大好きで、カラオケ大会荒らしだったそうですね!

楠木 はい。3歳のころ、母の地元・福島県の須賀川市に『NHKのど自慢』が来まして、母が門倉有希さんの歌を歌ったんです。それを見て、僕も歌をやりたいと思ったんですよね。ちっちゃいころは氷川きよしさんの「きよしのズンドコ節」や、実家にあったカセットテープを見つけて覚えた神野美伽さんの「男船」なんかをよく歌っていましたね。いろいろなカラオケ大会に出て、小学校4年生のときには6000人以上出場したカラオケ大会で、グランプリを獲らせていただきました。高校生のころは帰宅部で、学校が終わると自転車で近くのカラオケボックスにひとりで行っていました。歌うのは9割が演歌・歌謡曲。ひとりカラオケ部ですね(笑)。

歌手を目指していた幼少期のころ

そのころから歌手を目指されていたのですね。上京することになったきっかけを聞かせていただけますか?

楠木 あるカラオケ大会に出場したときに、審査員だった作曲家のたきのえいじ先生からあらい玉英先生をご紹介いただいたんですね。まだ高校生のうちは東京に何度か通わせていただいて、卒業してから上京してあらい先生に正式に弟子入りをしました。それからはアルバイト生活をしながら、歌手を目指して5年。5年は長かったけど、あっという間に過ぎたような気もしますね。

その間には、不安に思って迷ったりするようなこともあったでしょうか?

楠木 ちょうど2年目くらい、僕が20歳のころになかなかデビューできないことに焦りを感じて、あらい先生に悩みを話したことがありました。そしたら「いま諦めてどうする。そんな中途半端な気持ちでやるんだったら、福島へ帰れ」と怒られたんです。「男が一度決めたことは、最後までやり通せ」と。そこからは諦めずにレッスンを重ねて、やっと今年デビューすることができました。

その後『2023年 日本クラウンアーティストオーディション』で、2232人応募者の中から準グランプリを獲得されました。

楠木 ちょうど2年前の1月29日でした。やっぱり緊張しましたね。関係者の人たちがいっぱいいて、練習とはまったく違う雰囲気なんですよ。そんな中でなんとか準グランプリという称号をいただいて、デビューのきっかけを勝ち取ることができました。本当にうれしかったです。おかげさまで今年の1月15日にデビューさせていただきました。いま各地へキャンペーンで行かせていただいていて、自分がステージで歌っているのが夢のよう。憧れていた歌手になれたということが、本当に幸せです。

準グランプリに輝いたクラウンオーディション授賞式で

 

前夜から緊張して臨んだレコーディング、テレビ初出演でも緊張

デビュー曲「北へひとり旅」をいただいたときは、どんな気持ちでしたか?

楠木 歌詞に東北の新幹線の駅名が出て来て、僕の地元の郡山も入っているのが、すごくうれしかったです。郡山はもちろんのこと、東北全体をこの歌で盛り上げていきたいと思いますね。“魅惑の裏声ボイス”というキャッチフレーズは、ディレクターさんが考えてくださいました。デビュー曲ができる前、いろんな曲のデモを録ってみたときに、裏声を使って歌った声が、印象に残ったそうです。だから「北へひとり旅」も、“魅惑の裏声ボイス”を活かすために、最初に作られたキーよりさらに半音上げて歌っているんですよ。

レコーディングやテレビ出演など、初めて体験してみていかがでしたか?

楠木 レコーディングはすごく緊張しまして、前日の夜からひざが笑っちゃって(笑)。当日はディレクターさんから「こんなところで緊張してる場合じゃないだろ」と怒られてしまいました。時間も結構かかりまして、5時間くらいで「北へひとり旅」と「おんなのワルツ」を無事に録り終えました。裏声が自然なかんじで録れていたので、そこは良かったかなと思います。初めてテレビに出演したときも緊張しました。後から録画で観たら、「北へひとり旅」の最後は“ひとり旅~”と手を伸ばすところで、めちゃくちゃ手が震えていました。

 

初心を忘れず謙虚に、長く愛され続けるような歌手に

デビューの前とデビューの後で大きく変わったことはありますか?

楠木 歌手・楠木康平として、いろいろな場所で歌わせていただくようになって、皆さんが僕のことを知ってくださっていることがうれしいです。歌手になって多くの人に会える、歌を聴いていただけるというのは幸せなこと。自分のCDがお店で売っているなんて、もう夢のようです。レコード店のSNSで“楠木康平さんのデビュー曲が入荷されました”なんていう画像をみると、“うわっ、すごい”って感激してしまいました!

ご両親やお友だちは、なんとおっしゃっていますか?

楠木 もうめちゃめちゃ喜んでいまして、いろいろなところで“うちの息子がデビューしました”と言っているみたいです。小学生のころは七夕の短冊に“歌手になりたい”と何年も書いていましたから、それを見ていた同級生や友だちもみんな喜んでくれましたね。“夢がやっと叶ったね”と、たくさんメッセージが届きました。5月に郡山で歌わせていただくので、いまからすごく楽しみです! 東北新幹線で、郡山へは一時間半もしないで行かれますからね。大宮から、白河、郡山、福島…と、新幹線の駅が入っている「北へひとり旅」を、ぜひ「令和版 みちのく一人旅」にしたいですね。

最後に、これからの夢や目標を聞かせてください。

楠木 年代や性別にかかわらず、どなたにも長年ずっと愛され続けていくような歌い手を目指しています。僕が美空ひばりさんや細川たかしさんに憧れてきたように、これから歌手になりたいという人から”楠木康平のような歌手になりたい“と憧れられるような、皆さんに夢を与えられる存在になりたいです。いまのこの気持ちを忘れず、謙虚さを失くさないでいたいですね。これからキャンペーンやライブで、多くのところへ行かせていただきます。ひとりでも多くの方々に僕の顔と歌を覚えていただきたいです。明るい未来を信じて、頑張っていきたいと思います。どうぞ応援のほど、よろしくお願いいたします!

 

【PROFILE】楠木康平(くすのきこうへい) 2001年8月3日、福島県郡山市出身。3歳のころ『NHKのど自慢』に母親が出演したのを観て歌に目覚 める。地元ではカラオケ大会荒らしで有名な子どもだった。高校生で作曲家のあらい玉英氏に師事し、高校卒業を機に上京。『2023年 日本クラウンアーティストオーディション』で準グランプリを獲得。2025年1月「北へひとり旅」でデビューを果たす。趣味はマラソン、ウォーキング、温泉めぐり、ボウリング。特技はパソコン、一人デュエットで男声と女声を歌い分けること。好きな食べ物は豆腐と鍋

▶︎”魅惑の裏声ボイス” 日本クラウン新人オーディション受賞者の楠木康平が待望のデビュー!

(取材・文/夏見幸恵)

 

 

NEW RELEASE!!

2025年1月15日発売
楠木康平「北へひとり旅」

「北へひとり旅」
作詞:日野浦かなで 作曲:あらい玉英 編曲:夏目哲郎
c/w「おんなのワルツ」
作詞:井上登美子 作曲:あらい玉英 編曲:夏目哲郎
日本クラウン CRCN-8723 1,500円(税込)
各配信サイトはこちら▶︎ https://lnk.to/kitaehitoritabi

 

CHECK!!

楠木康平公式X
楠木康平Instagram

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