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【Colorful Interview】原田波人 新曲「純情ホトトギス」が話題♡ デビュー2年目の”夏は来ぬ”!

純度120%の歌声! 演歌Z世代の旗手として成長が目覚しい原田波人。4月5日に発売された4枚目のシングル「純情ホトトギス」は、“ホチョチョッチョ ホチュチュッチュン”という擬音語が耳に残るダンサブルなナンバーだ。プロデューサーのつんく氏が、原田のさわやかさをイメージして書き下ろした切ない青春の失恋ソングで、若さいっぱいの原田の魅力が十分に引き出されている。楽曲のイメージそのままのさわやかな原田だが、ハマっている食べものやふだんの生活について聞いてみると意外や意外…。

 

幼いころから演歌少年。「演歌しか聴かなかった」

原田さんは小さいころから演歌少年だったそうですね。初めて歌われた曲を覚えていますか?

原田 はい! 僕は小さいころおじいちゃん子でした。いつもNHKの『歌謡コンサート』をおじいちゃんのとなりで観ていたので、自然と演歌が好きになり、初めて覚えた歌はチェリッシュさんの「てんとう虫のサンバ」でした。これは演歌じゃないですけれど…(笑)。僕が4歳くらいのとき、テレビで初めて観た日のことも覚えています。その日の『歌謡コンサート』は、オープニングが氷川きよしさんで「ときめきのルンバ」、その次が伍代夏子さんで「三味線ブギウギ」。その後でチェリッシュさんが「てんとう虫のサンバ」を歌われました。子どもながらにすごく気に入って、歌ってみたくなったんですね。ちなみにおじいちゃんは都はるみさんが大好きで、僕もつられて女性演歌歌手の方の歌ばかり聴いていたように思います(笑)。

小中学生時代はどうでしたか? 同世代の友だちとは感覚が違っていた…?!

原田 演歌しか聴かなかったですね。歌番組を観ても、友だちはK-POPやJ-POPのアーティストさんが好きなのに、僕は演歌ばかり(笑)。まだ歌詞の意味がよくわからなかったのですが、ニュアンスで言葉づかいの一つひとつが美しいなと思っていました。『NHKのど自慢』に出場してチャンピオンになったときに歌ったのは、長山洋子さんの「蜩-ひぐらし-」。母が好きな曲なので、母に歌で感謝の気持ちを伝えたいと思って選びました。

そのころから歌手になりたいと思われていたのですか?

原田 はい。子どものころから歌手になりたいと思っていたので、『日本クラウン新人オーディション』には自分で応募しました。そこで準グランプリをいただいたことが、歌手になったきっかけです。父は僕をサーファーにしたかったらしくて、“波人(なみと)”という名前をつけてくれました。でも僕、泳げないんですよね…(笑)。”波人”という名前は“はと”とも読めるので、高校のころに友だちがつけてくれたニックネームが“ぽぽ”。いまファンの皆さんにも親しんでいただいていてうれしいですね。

 

『純情ホトトギス』は”ぽぽクン”そのもの

いま話題となっている原田さんの新曲は「純情ホトトギス」。“ぽぽクン”なのにホトトギスなんですね(笑)。

原田 そうなんです(笑)! どうして「純情ホトトギス」なのか、そこは僕もすごく疑問に思っていたのでつんくさんに聞いてみたら、僕が出場した『のど自慢』の映像を観てくださったときに、さわやかなイメージを感じたからだそうです。そのイメージをどういうふうに表現しようか考えて、“夏の季語”を使いたいと思ったそうです。夏の季語の“ホトトギス”に、原田波人のさわやかさを表現する“純情”をつけてタイトルを考えた、と言っていただいて。なるほどなと思いました。

「純情ホトトギス」は原田さんそのものなんですね! フレーズが斬新ですが、歌われてみていかがでしたか?

原田 前作の「偽りのくちびる」のときもそうだったのですが、じつは本番のレコーディングをしていないんです。仮歌のつもりで歌ったテイクが採用されました。きっと、自然体だったのがよかったのだと思います。苦労したところはリズム感。僕には演歌が染みついているので、少し語っちゃったり伸ばしちゃったり、つい演歌の歌い方が出てしまうんです。つんくさんから”歯切れよく、テンポに乗って歌ってほしい”と言われていたので、そこは意識して歌いました。歌詞の“ホチョチョッチョ”なんて、普通はちょっと思いつかない。“なんですか?!”となりますよね。つんくさんは、擬音を生み出される天才だと思います! 4月に発売になってからいろいろな場所で歌っていますが、ファンの皆さんにも好評をいただいていますし、僕も歌っていてとても楽しい作品です。

 

まだまだ20歳! いろいろなことに挑戦したい

カップリングの「紀伊国音頭」は、故郷の和歌山を歌っている曲ですね。

原田 みかん、梅干しが“チュラチュチュチュ”(笑)。和歌山はいいところですよ。“和歌山タイム”なのか、時間がゆっくり流れていて、町の人がみんな仲良くて地元愛がすごいです。昨年和歌山でコンサートをしたときは、“地元の子がデビューしたんだから、みんなで応援しよう”と、たくさんの方が来てくれました。みんな歌が好きで、カラオケ(人口に対するカラオケ店舗数)も日本一なんですよ! ひとりで東京に出てきた僕にとっては、帰る場所があるというのはとってもありがたいことです。

東京での生活はもう慣れましたか?

原田 デビューする3カ月前に東京に来てもう1年半くらいになります。ひとり暮らしはラクですが、洗濯をするのとかは結構ツラいですね…。ひとり分だけですが、回して干す作業がもうイヤでイヤで…(笑)。親のありがたみがわかりました!

お休みの日は、どのように過ごされているのですか?

原田 オフの日は、アラームをセットしないで寝ていたい! でもそれで1日をムダにしたくないので、とにかく外に出よるようにしています。最近はとんかつにハマっていて、おいしいとんかつ屋を調べて食べに行ったりしています。秩父の三峯神社近くで食べた“わらじかつ丼”、おいしかったですね〜!

楽しいお話しありがとうございました! 最後に、ファンやカラフル読者の皆さんへメッセージをお願いします。

原田 デビューしたばかりのころはなんの自覚もありませんでしたが、いまようやく自分が歌手なのだと思えるようになってきました。まだまだ20歳ですし、これからいろいろなことに挑戦してみたいです。4月5日に発売された「純情ホトトギス」は振り付けもあって、僕のさわやかさと若さ全開の曲になっています。皆さんもぜひ歌って踊ってください。そして、ぜひ会いに来てください! これからも成長を見続けていていただきたいなと思います。どうぞよろしくお願いします!

【PROFILE】原田波人(はらだなみと) 2002年9月22日、和歌山県和歌山市出身。祖父の影響で4歳から歌を歌い始め、数々のカラオケ大会に参加し好成績を残す。2016年、『NHKのど自慢』の和歌山大会でチャンピオンとなり、2017年にグランドチャンピオン大会に出場。2019年『日本クラウン新人オーディション』に自ら応募し準グランプリを獲得。地元でアルバイトをしながら歌の研鑽を積み、2021年、デビューの準備のために上京。2022年「永遠の一秒」でデビューを果たした。趣味は散歩と国会中継を見ること。ニックネームは“ぽぽ”。

 

 ぽぽクンの宝物チェーック!! 

イヌのポーチとパンダはブローチ。どちらもかわいいので大のお気に入りです♡ 衣装に付けたり、本番中に見ながら癒やされています。こういうぬいぐるみやかわいいもの、ちょっと変わったものを集めるのが好きなんです。以前はモノを置くことがきらいだったのですが、最近は飾るようになっちゃいました。僕らしい…”ハト”のぬいぐるみもあるんですよ(笑)!

 

 

NEW RELEASE!!

2023年4月5日発売
原田波人「純情ホトトギス」

「純情ホトトギス」
作詞・作曲:つんく 編曲:鈴木Daichi秀行
c/w「紀伊国音頭」
作詞・作曲:つんく 編曲:鈴木Daichi秀行
日本クラウン CRCN-8487 1,350円(税込)

 

CHECK!!

原田波人オフィシャルサイト
原田波人公式Twitter
原田波人Instagram

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