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【COLORful Interview】青山新が歌う、女心にひそむ“わがまま”や“つよがり” 〜新曲「身勝手な女」〜

独自のブルース演歌路線で好評を博している青山新が2月19日、女唄第三弾「身勝手な女」を発売する。女心にひそむ“わがまま”や“つよがり”を描いた抒情的な詞を、うなりや泣きを取り入れて表現した作品だ。デビュー5周年の締めくくりとして、1月26日に行った地元の千葉・浦安市文化会館でのコンサートは、満員御礼の大盛況! 6年目もさらなる活躍が期待される。

 

この曲を“よし、自分のものにしてやろう”と思った

先日は浦安市文化会館のコンサート、満員おめでとうございます。2025年はさらに飛躍の年になりそうですね。

青山 ありがとうございます! 僕も、今年は何かいいことがある!いい年になりそうだなと思うんですよね。昨年、自分のやりたいと思っていたことが実現できたというのも自信になっていますし、やっぱり浦安のチケット完売できたというのは、すごく大きな自信になりました。じゃあ、もっといろんなことができるなと思えて、今年はこれもやりたい、あれもやりたいというのが、自分の中にたくさんあります。2025年もすごく楽しみですね。


▶︎【ライブレポート】満員御礼!『青山 新コンサート2025~ただいま!おかえり!5周年~』を愛する故郷・浦安で開催

新曲「身勝手な女」は女唄第三弾になりますが、浦安でも大好評でしたね。

青山 そうですね。このメロディーもそうですが、歌詞が1行目からもう“おおっ、来たな”という感じでした。

私より 幸せに ならないで
女の本音の 意地悪さ
(「身勝手な女」より)

こういう心の中のブラックな部分を歌にしちゃったんだ! というのが、僕はすごくうれしかったですね。ここまでインパクトのある曲を、“よし、自分のものにしてやろう”と思いました。

自分のものにするというのは、具体的にはどういうことですか?

青山 この曲は水森英夫先生のメロディーではありますが、ちょっと変化球のように捉えられるところもあったりします。最後の“あゝ 今も…” のところ、僕のロングトーンにうなりと、最近覚えた“泣き”を入れました。「涙のひとり酒」(前作「女がつらい」【以新伝心盤】c/w)で、泣きってこう入れるのかというのを覚えたんです。それは技術的に覚えたというよりか、“あ、これが歌として成立するんだ”とわかったという感覚なんですけど…。そういうのを取り入れて、いまの自分が持っているものすべてを、この曲に使おうと思って歌いました。

女の身勝手さなどを表現するのは、難しくなかったですか?

青山 男性でも女性でも、“自分より幸せにならないでほしい”というような気持ちは、どこかに共通であると思うんです。八代亜紀さんがおっしゃっていたように“歌手は代弁者”ですから、主人公の女性の気持ちに寄り添って、それを聞き手に伝えるという感覚で歌うようには心がけていますね。回りくどい表現をせず、むしろストレートに歌った方が伝わるだろうなと思うし、歌いながら“何でなの?”“どういう意味?”と考えるということもなかったです。僕も、女々しいタイプですからね(笑)。女々しいからこそ、こういう気持ちもわかるんだと思いますよ。

そろそろ“青山新の女唄”も浸透してきましたね。

青山 それが目標で、そうなりたいと思って続けてきたのでうれしいですね。曲調もブルースで、それを男が歌うというところが”青山新”の世界観であり、個性となったらいいなと思って歌ってきました。いままでの二作「女のはじまり」と「女がつらい」で培ってきたものが「身勝手な女」にも生かされてると思います。あとはどれだけ僕のイメージを定着できるかですが、前二作にしても一年くらい経ってやっと自分なりにまとめられるようになったなと感じるので、この曲も時間をかけて、皆様に受け入れていただけるようになるといいなと思います。

 

いつでもどこでも歌っていたい!

オリジナル曲だけでなく、どんな曲でも青山さんらしく、楽しんで歌っていらっしゃいますね。

青山 そうですね。これまで遠慮していたところを思い切り表現できることができてきたので、歌唱の幅をまた広げられたと思います。たとえば「女のはじまり」から、ちょっとうなるようにしたり、「涙のひとり酒」では”泣き”を入れていたりするのですが、それまではこういう歌い方は自分にふさわしくないと思って出してこなかったんですね。でもそういう歌い方をやっていくことによって、そういう歌い方も”あり”になっていく。最初は様にならなくても、それが個性になっていくのかなと。歌に幅を広げてもらえたので、どんな歌が来ても自分なりに歌える自信があるし、歌うのがより楽しくなりました。いつでも歌っていたいと思いますし、どんなステージでもいいです。たとえば、歌ってOKなら駅前の路上でも歌いたいくらい(笑)。本当に、歌うのが楽しいですね!

ありがとうございました! 最後にこれからの抱負を聞かせてください。

青山 今年はより多くのステージ、生歌をお届けできるイベントをどんどん企画して、とにかく歌う機会をたくさん設けたい。関東近辺だけではなく、地方でも単独のイベントを積極的にやっていきたいですね。自分ひとりだけのステージでどれだけお客様を動員できるか、喜んでいただけるか…。自分を試す年にしたいです。今年はデビュー6年目になるので、5周年がひとつの区切りだったとすると、次は10周年に向けてまた新たな気持ちで歌に向き合っていきたいと思います。これからもどうぞよろしくお願いします!

【PROFILE】青山新(あおやましん) 2000年5月30日、千葉県浦安市出身。幼少のころから祖母の影響で演歌・歌謡曲に親しむ。中学2年で出場したカラオケ大会で関係者よりスカウトされ、作曲家・水森英夫氏に師事し5年間の研鑽を積む。テイチクエンタテインメント創立85周年&芸映創立60周年記念アーティストとして、2020年「仕方ないのさ」でデビュー。5枚目のシングル「女がつらい」が『第57回 日本作詩大賞』にノミネート。”演歌第7世代”を代表する存在でもあり、さわやかなルックスと磨き抜かれた歌唱力で今後さらなる飛躍が期待されている

(取材・文/夏見幸恵)

 

 

NEW RELEASE!!

2025年2月19日発売
青山新「身勝手な女」
【TYPE TOKYO】

「身勝手な女」
作詞:麻こよみ 作曲:水森英夫 編曲:伊戸のりお
c/w「TOKYOメトロブルース」
作詞・作曲:所ジョージ 編曲:沼井雅之
テイチクエンタテインメント TECA-25008 1,550円(税込)

2025年2月19日発売
青山新「身勝手な女」
【TYPE 青春】

「身勝手な女」
作詞:麻こよみ 作曲:水森英夫 編曲:伊戸のりお
c/w「青春迷い道」
作詞:北村けいこ 作曲:水森英夫 編曲:伊戸のりお
テイチクエンタテインメント TECA-25009 1,550円(税込)

2025年2月19日発売
青山新「身勝手な女」
【TYPE 星空】

「身勝手な女」
作詞:麻こよみ 作曲:水森英夫 編曲:伊戸のりお
c/w「星空慕情」
作詞:麻こよみ 作曲:水森英夫 編曲:伊戸のりお
テイチクエンタテインメント TECA-25010 1,550円(税込)

 

INFORMATION

青山新 in 浅草

日時:2025年7月4日(金)
会場:東京・浅草公会堂
チケット料金(税込)
SS席:9,500円(1F 10列まで)
S席:7,500円(1F 11以降)
2F席:6,000円(2F 全席)
3F席:5,000円(3F 全席)
配信チケット:3,000円 ※チケットイープラスのみ扱い ※アーカイブ1週間
【フェンクラブ先行発売】1月27日(月)~2月20日(木)
【エフ・エー・ブイ発売先行】2月21日(金)~3月7日(金)
【PG先行】3月14日(金)~3月30日(日)
【一般発売】4月4日(金)~6月30日(月)
お問い合わせ 株式会社エフ・エー・ブイ 03-3263-6612(平日11:00~17:00)

CHECK!!

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