【Colorful Interview】華MEN組が華麗にデビュー!「僕たちが、あなたの心に希望の華を咲かせます!」(前編)
昭和・平成の歌謡曲&ポップスを歌い継ぎ、歌×ダンスパフォーマンスをミックスしたオリジナル曲で華やかに魅せるアイドル歌謡グループ・華MEN組(かめんぐみ)が、5月22日、堂々メジャーデビューを果たした。“自分の人生をあきらめない”という強い信念を持ち、見事にオーディションを勝ち抜いた6名のメンバーは、全員がシンガーやアイドルグループ、声優、俳優、ダンサー、ボクサーなどさまざまな経歴を持ち、それぞれ苦い懊悩や挫折を経験してきた。“幅広い世代の方に愛してもらえるグループになろう”と、心をひとつに走り始めた彼らにインタビュー。前後編2日間にわたりお届けする。
奇跡的なめぐり合わせの6人で、最後のチャンスに賭ける
このたびは、デビューおめでとうございます!まずはじめに、華MEN組のメンバーと初めて会われたときは、お互いにどんな印象を持たれましたか?
ユウキ この中では僕が最年長なんですが、初めて顔を合わせたときはまだみんなの人柄が見えていなかったので、“仲良くなれるかな”というのが正直なところでした。見た目だけの印象だと、髪色も派手だし…(笑)。でも話してみると、“ああ、いい人たちだなあ”という安心感があって、わりとすぐに打ち解けられましたね。いまでは一緒にいる方が落ち着くようになりました。
タクミ 初対面は、オーディションの部屋でシーンとして待っていたときだから第一印象は顔だけですよね。さわやかイケメン(ユウキ)、キュートイケメン(ユッキー)、クールイケメン(コウジ)、色気イケメン(ダイキ)がいるなと思っていたところに、格闘イケメン(コウキ)が入ってきたんです。ひと目で絶対に格闘家の人だと思ったので聞いてみたら、ボクシングをしていると。そこだけは当たりましたが、それ以外は結構ハズれていたようです(笑)。
ダイキ 色気イケメンのダイキです(笑)。僕は幼少期から高3までずっとサッカーをやっていて、集団生活に慣れていたので、グループで活動に対して構えるようなところはなかったですね。それでもオーディションのときは緊張していて、社長が“このメンバーで行くぞ”と合格を発表したときのメンバーの顔を、びっくりしすぎて覚えていないんですよ。半年くらい経ってやっといま…。
やっといま、顔を覚えられたんですか(笑)? “華MEN組の末っ子トリオ”が、大人っぽく見えるコウキさん、ダイキさん、タクミさんとは意外な気がします。
コウキ 初対面のパッと見た感じで、年齢的には自分が一番上なのかなと思っていました。“えっ?30代が3人いるの?どれどれどれ…”と驚きましたね。それから、“ユウキ”が二人いる(ユッキーも本名は結稀)ことと、メンバー全員名前が3文字、そして“い行”で終わるので、最初は名前を覚えてもらいにくいんじゃないかな、大丈夫なのかなと思いました。
個性的で経歴も違う6人のメンバーが、オーディションから半年間でデビューされることについて率直な心境を聞かせてください。
コウジ 僕はこれまでもグループ活動を経験しているので、歌やダンスは慣れているほうではありますが、歌だけをやってきたメンバーも、ダンスだけをやってきたメンバーもいます。ダンスに関しては、ダンサーとしてやってきているユウキくんとダイキの二人に引っ張ってもらっている部分がすごく大きいなと思いますね。歌はユッキーがヴォーカルトレーニングを13年くらい受けているので、レッスン中にもみんなにアドバイスをくれるんですよ。お互いに手を取り合っていこうという“助け合い”で頑張っています。
ユッキー そうですね。僕はずっと同じ養成所に通っていたのですが、いろいろなオーディションが年間で何百本とあるのに、外に飛び出す勇気がなかなか持てなかった。信念は自分の中にたしかにあるんだけれど、それを人にアピールするのが苦手だったんですよね。ひたすらスキルを磨くためのレッスンを続けてきて、30代に入ってこのオーディションに出会ったのは奇跡的だなと思っています。最後のチャンスだと思って応募した結果、いまここにいる。本当にすべてがめぐり合わせですね。
レコーディング、MV撮影…デビューアルバムが出来上がるまで
デビュー曲の「華やかに抱きしめて」をいただいた時は、どのような気持ちでしたか?
コウジ 全員でリハーサルをしていたら社長から“デモが届いたよ”と、都志見先生が歌ったものを聴かせていただいたんですけども…泣きましたね。初めて聴いたときは泣いちゃいました。僕はもともと違うグループで活動していて、そのときに叶えられなかった夢がありました。それがこの曲で、ここからまた新たに進んでいけるんだなと思ったら、涙が止まらなくなって。他のメンバーにも、すごく刺さっていたようで…タクミも泣いていたかな?
タクミ はい。恥ずかしくて隠していたんですけど、涙がボロボロ出てきました。あきらめかけていたことを、もう一度みんなで頑張ろうと思わせてくれた。僕たちに向けて書いてくださった曲なんだと思いました。
ダイキ 松井先生は僕ら一人ひとりのことはご存じないと思うんですが、占い師なんじゃないかと思うくらい、内容すべてが自分たちのことでした。超能力を持っていらっしゃるんでしょうかね…? ずっと一緒にいたのかなと思うくらい、僕らの心の中が反映されています。
▲「華やかに抱きしめて」MV
”カメカメカメカメ華MEN組!”のフレーズがキャッチーな「陽気なピエロ~華MEN組テーマ」のMVは、千葉県の木更津で撮られたそうですね。
ユッキー 桜の木の前で踊っているシーンが大雨で…。じつは僕は雨男で、本領を発揮してしまいました。普通に踊っていますが、よく観ていただくと髪の毛がすごくウエットで、いつものスタイリングと違うんです(笑)。どんな状況でも、一生懸命にやる。ひとつの作品を作り上げるのはたいへんなことだと身をもって知りました。
コウジ 天候に左右されて、直前にシチュエーションが変わったりしましたが、メンバー一人ひとりのデートシーンも撮りました。それそれぞれの色が出たんじゃないかなと思います。
▲「陽気なピエロ」MV
コウキ 僕はドライブです。急きょ車を運転することになったから、めちゃくちゃなドライブをさせていただきました。行き先もなく適当に…。
“適当に”は、デートで一番やっちゃいけないことですね(笑)。ダイキさんはいかがですか。
ダイキ 僕は、本当は晴れ男なんですが今回はユッキーに勝てなかったようです(笑)。桜を観ていたら雨が降ってきちゃったね、雨宿りをしようねというようなシチュエーションでした。濡れちゃったから僕が拭いてあげようか…みたいな。ふだんから私服はスポーティーなものが多いので、デートもアクティブな感じでやらせていただきました。
もうひとつのオリジナル曲「セブンティーンリグレット」はどんな曲ですか?
ユッキー 他の曲とは世界観が別次元で、まるでSFみたいなストーリー設定がしっかりある曲です。遂げられなかった思いのある過去に戻ってみたとしても、やっぱり“令和(いま)”を生きていくことが一番大事なんだというメッセージにたどり着く。学校を舞台にしていて、皆さんの想像力をかきたてるような曲になっていますので、歌の主人公になり切って聴いていただきたいなと思います。
コウジ この曲のパフォーマンスは、ダンスも含めてダイキが振り付けをしてくれました。最初に動画を観たときは、“これ、踊れるの?みんな、大丈夫?”と心配になったけど、ダイキはダンサーなので、“抜く”ところと“入れる”ところのメリハリを付けてくれたのかなと思います。“これは難しそうだな”と思っていたのに、やってみたら、“あれ?意外とできるかも!”という感じでした。
ダイキ ソロで歌っているところを、他のメンバーがダンスで邪魔をしないような振り付けにしてあります。ダンサーのように、歌を引き立てて踊れるように意識して作ったので、歌っていてキツく感じるところはないと思う。いま初めてコウジくんの感想を聞けたのが、すごくうれしいです。ちなみにユウキくんは、「華やかに抱きしめて」の振り付けをやっています。
ユウキ 表題曲の振り付けなので、一番意識したのは華やかさ。華やかさとひと言で言っても、いろいろな捉え方があると思いますが、メンバーそれぞれが輝けるような構成、それぞれの持ち味がちゃんと生きるような華やかさですね。「華やかに抱きしめて」の振りに関しては、 “降りてきた”というかんじが強いですね。曲が良すぎて、すぐに出てきました。
(後編に続く)
(取材・文/夏見幸恵)
▲「華MEN組」メンバー紹介ティザー動画
NEW RELEASE!!
2024年5月22日発売
華MEN組メジャー・デビューミニアルバム『華やかに抱きしめて』
【収録曲】
M1 華やかに抱きしめて 作詞:松井五郎 作曲:都志見隆 編曲:安部潤
M2 陽気なピエロ~華MEN組テーマ 作詞:前田たかひろ 作・編曲:小杉保夫
M3 セブンティーン・リグレット 作詞:溝口貴紀 作・編曲:加瀬冴人
M4 花の時・愛の時 作詞:なかにし礼 作曲:三木たかし 編曲:森田友梨
M5 明日があるさ 作詞:青島幸男 作曲:中村八大 編曲:塚山エリコ
[封入特典] L判生写真 ※初回製造分のみ、全6種よりランダムで1枚封入
キングレコード KICS-4151 2,200円(税込)
CHECK!!
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