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話題の新曲をPICK UP【Ask!】 Vol.5 小桜舞子「海鳴り列車」

話題の新曲をご紹介する新コーナー『Ask!』では、楽曲へ寄せるアーティストの熱い思いやカラオケで上手に歌うコツなどをアンケート形式でインタビュー。聞きたてホヤホヤの生の声をお届けします!

 

Vol.5 小桜舞子「海鳴り列車」

切なさと、強い思いと、希望を感じられる作品

新曲「海鳴り列車」はどのような作品でしょうか?

小桜 新潟県新潟市の新津(にいつ)駅から、秋田県秋田市の秋田駅までを結ぶ、日本海の海岸に沿って進む羽越本線を舞台にした作品です。一度はあきらめた恋を取り戻すため、羽越本線に乗って彼の元へ走る女性の心情を歌っています。切ないだけでなく、彼とやり直したいという強い思いと希望も感じられる作品ではないかと思います。私のオリジナルの中ではテンポがかなり速い作品です。トランペットの音色が華やかな勢いがあって、とくに印象に残るかと思います。

羽越本線の車窓から見る日本海


作詞は、初めてとなるかず翼先生。舞台となっている羽越本線を“海鳴り列車”と呼ぶことで、情景がより目に浮かぶようです。この詞を初めて見られたときはいかがでしたか?

小桜 情景描写から主人公の気持ち、そしてストーリーがどんな方向へ向かっていきそうか・・という起承転結で構成される作品が多かったのですが、今回は1,2,3番すべての歌詞に主人公の気持ちが入っています。1番の出だしから「別れたことは間違いでした」というような作品は初めてだったので、その話を翼先生にお伝えしたら、”私も初めてなの”とおっしゃってました。先生も1番は情景描写・・というパターンが多かったそうです。前作の「名残りの雨」の主人公は、失恋して涙にくれるとてもかわいそうな女性だったので、今回の作品は彼とふたたび幸せになるという強い意志と希望を感じられる作品をいただきとてもうれしかったです。

作曲は徳久広司先生が手がけられた、とても軽やかな疾走感あふれるメロディーですが、初めてこの曲を聴かれた時の第一印象をお聞かせください。

小桜 カッコいい!というのが第一印象でした。でもかなりテンポが速いので、自分に歌いこなせるか・・もしかしたら、デモテープだからテンポは先生のノリで弾いていらっしゃるだけで、実際は王道の演歌のテンポなのかなと思っていました。キー合わせのとき、先生のギター演奏で歌わせていただいたら、もっと早くなっちゃってビックリしました(笑)。

 

とにかく、テンポに遅れずに!

終始のびやかな小桜さんの美しい歌声がとても印象的でした。「今回この部分をこう心がけて歌った」など、とくに歌唱で意識したり工夫したり挑戦したなどのポイントはありますか?

小桜 あまり気持ちが入りすぎてもノリに遅れてしまいますし、かといって淡々と歌うのも伝わらないので、ふわ~っと歌うところ、ビシッと歌うところ、メリハリをつけるように心がけて歌いました。

レコーディングの際はどのような雰囲気でしたか?

小桜 レコーディングはあっという間でした! テンポに遅れないことだけ、先生方よりアドバイスをいただきました。”テンポが速いぶん、フルコーラスを聴いてもあっという間だから、繰り返し何度も聴きたくなる。小桜舞子の登場曲ができたな!”と徳久先生がおっしゃっていました。

カラオケで歌うのは難しそうですが・・歌う際のコツやアドバイスをぜひ教えてください!

小桜 とにかく、テンポに遅れない(笑)! あとは気持ちよく歌うのが一番です。タイトルでもある最後のフレーズ「海鳴り列車」はたっぷりと。1番2番3番ごとに主人公の思いが違うので、「れっしゃ」の「っ」の部分にも感情を込めると、さらに素敵になると思います。

 

【PROFILE】小桜舞子(こざくらまいこ) 1978年6月6日、神奈川県茅ヶ崎市出身。『NHK のど自慢』グランドチャンピオン大会出場がきっかけとなり、2001年「恋する城下町」でデビュー。柔らかで愛らしい人柄と高い歌唱力でファンを魅了している。ホーランドロップ(たれ耳の小型ウサギ)の卯之吉と過ごす癒やしのひと時がマイブーム。新曲「海鳴り列車」のc/w「おんなの七坂」もオススメの作品で、「トレモロを生かしたマンドリンやバラライカなどが使われた、情緒豊かで『海鳴り列車』と同じく前向きな気持ちが共通です。ふんわりとした女性のかわいさが伝わればうれしいです」

 

全国へ「海鳴り列車」を走らせたい

今年もあとわずかになりました。小桜さんの2023年は、振り返られてみていかがでしたか? 一番思い出に残っているエピソードなどはございますか?

小桜 コロナが落ち着き、お客様から声援をいただけるようになったことがたまらなくうれしい年でした。コンサートでは皆さんからのカバー曲リクエストコーナーがあり、アニメソングやポップス、ダンスも挑戦させていただきました。向井浩二先生の歌に合わせてダンサーの皆さん、ちびっこダンサーの皆さんと踊らせていただいたのも楽しい思い出です!

そして、迎える来年の1月5日には新曲発表ライブを行われますが、ぜひ意気込みを聞かせてください。

小桜 毎年、新曲発表ライブを地元で開催させていただきうれしいです。とくに今回は、デビューして初めてのコンサートをさせていただいた思い出の会場、神奈川・藤沢市民会館。そして当時司会をしてくださったのが、名付け親が同じ先生で、デビュー前からお世話になっております西寄ひがしさん。久しぶりの共演が叶い、とてもうれしいです。会場のお客様とステージが一体となったひとときを、西さんとふたりでお届けできたらと思います。

ありがとうございました。最後に、読者やファンの皆さんへメッセージをお願いいたします。

小桜 切ない歌詞の中にも希望も含んだ勢いのある新曲、多くの方にお聴きいただけるよう頑張ります。同時発売のDVD付シングルのDVDには「海鳴り列車」のMVが収録されています。なんと、ほとんどの映像がiPhoneで撮影されました! こちらもぜひご覧いただけましたらと思います。皆様のお心を温める歌をお届けできるよう、これから全国へ「海鳴り列車」を走らせたいと思います。

 

 

NEW RELEASE!!

2023年12月13日発売
小桜舞子「海鳴り列車」

「海鳴り列車」
作詞:かず翼 作曲:徳久広司 編曲:伊戸のりお
c/w「おんなの七坂」
作詞:かず翼 作曲:徳久広司 編曲:伊戸のりお

テイチクエンタテインメント TECA-23069 1,500円(税込)

2023年12月13日発売
小桜舞子「海鳴り列車」

【DVD付き】

「海鳴り列車」
作詞:かず翼 作曲:徳久広司 編曲:伊戸のりお
c/w「おんなの七坂」
作詞:かず翼 作曲:徳久広司 編曲:伊戸のりお
【DVD収録内容】海鳴り列車 ミュージックビデオ

テイチクエンタテインメント TECA-23070 1,650円(税込)

 

CHECK!!

小桜舞子オフィシャルサイト
小桜舞子オフィシャルブログ
小桜舞子公式X(旧Twitter)
小桜舞子Instagram

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