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【Colorful Interview】辰巳ゆうと 2022年を全力で駆け抜け、新たな一年へ「心機一転」!

辰巳ゆうとが2023年1月4日、新曲「心機一転」をリリースした。辰巳の作品ではおなじみの久仁京介氏による「これぞ演歌!」の六行詩を、宮下健治氏のメロディーに乗せた人生賛歌だ。努力を惜しまず、さまざまなことにチャレンジし続ける辰巳。2023年をともに駆け抜ける新曲「心機一転」にかけて、デビュー5周年記念コンサートを成功させた2022年を振り返り、そして新たな一年への意気込みを語ってもらった。

 

 

◆ 辰巳ゆうとの“心(Heart)”

 

2022年は、デビュー5周年という僕にとって初めて迎える節目の一年でした。想像していたよりも5倍くらい充実した一日一日を過ごさせていただいて、一年がとても早かったです。
5周年記念のコンサート(9月21日 大阪・新歌舞伎座、10月1日 渋谷・大和田さくらホール)が、僕の今年最大の目標で乗り越えなければならない壁でした。 “5周年”とついているからには、特別感を出さなければならないという思いで不安もありましたが、楽しいこともたくさんありました。演歌以外のことにもチャレンジさせていただいたことが多くて、詰め込みに詰め込んだコンサート(笑)。それを無事に終えることができたことは、すごく自信につながりましたし、一年間ずっと心の中に抱えていた不安がなくなってとてもホッとしました。ファンの皆さんが応援してくださっていることが、いつも以上にものすごく伝わった一年でした。本当にどうもありがとうございました。

「デビュー5周年記念コンサート~ありがとうを届けたくて~」東京公演での記者会見での辰巳

▶︎辰巳ゆうとが笑顔あり涙ありのデビュー5周年記念コンサート東京公演を開催。「僕は本当に恵まれているし幸せ者」

 

◆ “機(Chance)”

 

5周年記念コンサートで披露した和太鼓は、最初は鼓面の反発に負けてバチがピシッと止められずお稽古では手の皮がむけて、血がにじみました。しんどいこともありましたが、ステージに上がり披露したとき「あ、皆さんが喜んでくださっているな」と伝わってくると、やってよかったと思えました。
殺陣は、昨年は相手の方がいましたが今年はひとり殺陣でした。沖田総司の人生を描いた一曲なので、池田屋騒動をイメージしながら、稽古をつけていただきました。僕の目線や表情だけで、目の前に敵がいることや斬られそうになっている状況をお客様にわかっていただかなければならない。殺陣はかなりレベルアップしたと思いますし、長編歌謡浪曲に対する表現力が少し増してきたかなと思います。

そして今年は、ミュージカルのコンサートにも出演させていただきました(8月6日大阪・フェスティバルホール「Brand New Musical Concert 2022」)。演歌以外のジャンルの方と歌わせていただくのは初めてで、とても刺激的でした。バンドリハのやり方も使っている楽器も全然違うし、上のパートと下のパートを分担してみんなで奏でる感じ。新しい音楽の楽しみ方を知ることができました。5周年記念コンサートのセットリストにもミュージカルの曲を取り入れてみましたが、いい意味で皆さんの期待を裏切ることができたようで、また新しい道が開けた瞬間でした。いろいろなことにチャレンジする機会をいただけたことは、僕の音楽人生においての財産になりました。

 

 

◆ “一(One)”

 

5周年でひと区切りがついたので、6年目からはまた新たな気持ちで頑張っていくつもりです。10年目まではこれまでの倍以上、一年ごとの成長のスピードを上げていきたいし、できることを一つひとつ増やしたいです。
新曲「心機一転」は、本当にこのタイミングにぴったりな作品で、歌ってみたらとてもしっくりきて「心機一転頑張ろうよ」と自分に語りかけるような、出合うべくして出合った曲。素晴らしい詞は、久仁先生からいまの僕へのアドバイスでありプレゼントでもあると思っています。

やがてこの先 日陰の道は
晴れの舞台へ つづく道
(「心機一転」歌詞より)

僕はストリートライブで歌うことを経験してから歌手としてデビューさせていただきました。いま考えるとよかったなと思えますが、当時は「こんなことをやって、何の意味があるんだろう…」と、マイナスに考えてくじけそうになったこともあります。ストリートライブがこの曲の歌詞の「日陰の道」だったとしたら、5周年コンサートなどさまざまな晴れの舞台で歌わせていただける未来に続いていたんだなと、自分のことと重なりグッときます。

 

◆ “転(Turning point)”

 

チャレンジすることが怖くなくなったり、むしろ楽しくなったのはソロキャンプに行くようになってからです。初めてのソロキャンプは一昨年の12月、山梨でした。行くときはすごく怖かったのですが、ここで引き返したら何も変わらないので、自分を追い込んでみたいと思いました。
たったひとりでテントを建てて火も起こせたし、ご飯も作って食べられた。自然の中にほったらかしにされても、ひとりで何でもできたんですよね。気温が0℃の中で寝袋で寝るのは、さすがに翌朝は生きていられるかなと心配でしたが(笑)、星を見ながらぼーっとしている時間が最高に楽しかったです。

仕事でもプライベートでも、何かものごとを自分の力で乗り越えられた後の達成感というものはすごいんだ!と初めて知りました。ひと皮むけたというか、殻を破れたような感覚です。いろいろなことがポジティブに考えられるようになって、性格も変わりました。ソロキャンプでの経験は、僕にとってとても大きなターニングポイントになりました。

 

 

◆2023年は 「心機一転」で僕の”たこ焼きボイス”を味わってください(笑)

 

僕はミュージカルの世界観が大好き。これからの僕の夢のひとつは、ミュージカルの舞台に出演することです。ミュージカルの曲にふれ始めてから、周りから「歌がうまくなった」と言われることが増えました! きっと演歌に通ずるところがあるのだと思います。演歌にはない表現を取り入れてみることで、僕の軸としている演歌にもいい影響が出たらうれしい。大きな夢ではありますが、きっと新しい発見もあると思うので演歌だけにとどまらず、どんどん新しいことにチャレンジしていきたいです。

それと、僕の強みは “コブシ コロコロ”の曲を歌えることかなと思っています。小さいころから自然にコブシをまわして歌っていたことで身についた僕の武器。これまでは「入れすぎだよな」とセーブしたりしていましたが、新曲「心機一転」ではコブシがあるからこそのよさが出るかなと思って、遠慮せずに入れまくっています!

僕の声はコブシがコロコロ、“ソースが決め手のたこ焼きボイス”です。……って、意味がわからない(笑)! ぜひ新曲を聴いて、味わい深い僕の”たこ焼きボイス”を堪能してください!!

 

【PROFILE】辰巳ゆうと(たつみゆうと) 1月9日、大阪府出身。祖父の影響で、幼いころより演歌に親しむ。中学1年生で出場した「ティーンズカラオケ大会」で優勝。現在の所属事務所にスカウトされ、高校生のときから本格的に歌のレッスンをスタートした。2016年、大学進学を機に上京。2018年「下町純情」でデビューを果たす。『第64回 輝く! 日本レコード大賞”最優秀新人賞のほか、これまでに数多くの賞に輝き、2019年発売の「おとこの純情」以降、オリコン「週間演歌・歌謡シングルランキング」で第1位を連続で獲得中。2022年、東京・大和田さくらホールで開催されたデビュー5周年コンサートが大盛況。故郷・藤井寺市の「FUJIIDERA★AMBASSADOR」に任命され、”演歌第7世代”と呼ばれる若手男性演歌歌手の中でも筆頭的存在として人気上昇中。

(取材・文/夏見幸恵)

 

NEW RELEASE!!

2023年1月4日発売
辰巳ゆうと「心機一転」
(Aタイプ)

「心機一転

作詞:久仁京介 作曲:宮下健治 編曲:石倉重信
c/w「一本道だよ人生は」
作詞:久仁京介 作曲:岡千秋 編曲:石倉重信

ビクターエンタテインメント VICL-37660 1,350円(税込)
(Bタイプ)

「心機一転」
作詞:久仁京介 作曲:宮下健治 編曲:石倉重信
c/w「大阪夢あかり」
作詞:保岡直樹 作曲:影山時則 編曲:松井タツオ
ビクターエンタテインメント VICL-37661 1,350円(税込)
(Cタイプ)

「心機一転」
作詞:久仁京介 作曲:宮下健治 編曲:石倉重信
c/w「燕(つばめ)」
作詞
:いのうえ佳世 作曲:影山時則 編曲:中島慶久
ビクターエンタテインメント VICL-37662 1,350円(税込)
1月4日より、音楽ストリーミングサービスおよびiTunes Store、レコチョク、moraなど主要ダウンロードサービスにて配信スタート
※対応ストリーミングサービス:Apple Music、LINE MUSIC、Spotify、YouTube Music、Amazon Music Unlimited、AWA、KKBOX、Rakuten Music、TOWER RECORDS MUSIC

 

INFORMATION

「辰巳ゆうと バースデーコンサート 2023」

日程:2023年1月9日(月・祝)
時間:開場 13:15 開演 14:00
会場:東京・八王子市芸術文化会館いちょうホール
料金:5,000円 (全席指定・税込)※労音会員 4,500円 ※未就学児入場不可
チケットお問合せ:Ro-Onチケット 047-365-9960

「辰巳ゆうと一座 特別公演」
爆笑喜劇と歌謡ショーの豪華2本立て!

◾️1月13日(金)開演 18:30 千葉・君津市民文化ホール 6,000円(全席指定)
◾️1月15日(日) 開演 15:00 千葉・東金文化会館 6,000円(全席指定)
お問い合わせ:MIN-ON インフォメーションセンター 03-3226-9999

◾️1月21日(土) 開演 15:00 岐阜・長良川国際会議場メインホールB 6,000円(全席指定)
◾️1月22日(日) 開演 15:00 愛知・アイプラザ豊橋 S席 6,000円 A席 5,500円
◾️1月24日(火) 開演 18:30 愛知・刈谷市総合文化センター 大ホール S席 6,000円 A席 5,500円
お問い合わせ:MIN-ON 中部センター 052-951-5391

◾️1月26日(木) 開演 18:30 福岡・久留米シティプラザ ザ・グランドホール S席 6,000円 A席 5,500円
お問い合わせ:MIN-ON 久留米 0942-22-7760

◾️1月27日(金) 開演 18:30 福岡・大牟田文化会館  S席 6,000円 A席 5,500円
お問い合わせ:MIN-ON 大牟田 0944-55-6876

◾️1月28日(土) 開演 19:00 熊本・市民会館シアーズホーム 夢ホール S席 6,000円 A席 5,500円
お問い合わせ:MIN-ON 熊本 096-344-4646

◾️2月2日(木) 開演 18:30 愛知・岡崎市民会館 あおいホール S席 6,000円 A席 5,500円
◾️2月3日(金) 開演 15:00 愛知・日本特殊陶業市民会館フォレストホール S席 6,000円 A席 5,500円
◾️2月5日(日) 開演 15:00 愛知・一宮市民会館 S席 6,000円 A席 5,500円
お問い合わせ:MIN-ON 中部センター 052-951-5391

 

CHECK!!

辰巳ゆうとオフィシャルサイト
辰巳ゆうとオフィシャルブログ
辰巳ゆうと公式Twitter
辰巳ゆうとInstagram
辰巳ゆうとYouTube公式チャンネル

 


▶︎辰巳ゆうとのデビュー5周年記念シングル「雪月花」が本日いよいよ発売&MVが公開!
▶︎辰巳ゆうと、デビュー5周年記念曲「雪月花」がオリコン週間演歌・歌謡シングルランキングで第1位&シングルランキングで自身最高位第3位を獲得!
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