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ちあきなおみ、令和初のアルバム『残映』がオリコン週間アルバムランキング「演歌・歌謡」ジャンルで1位を獲得

10月19日に発売されたちあきなおみのアルバム『残映』が、2022年10月31日付のオリコン週間アルバムランキング「演歌・歌謡」ジャンルで1位を獲得。前作のアルバム『微吟』も同2位にランクインし、30年前に活動を休止した歌手としては異例の1・2位独占を果たした。

活動休止から30年の時を経て10月19日に発売されたアルバム『残映』は、いわゆるベストヒット的な楽曲を並べたものではなく、ちあきなおみの奥深い歌唱力や表現力を堪能できる作品を中心に構成した「裏ベスト」ともいえる内容。サブスク、SNSを中心に音楽もファスト化が隆盛を誇る中で、じっくりと聴きこむ必要がある作品のリリースだが、全国のCDショップではパネル展が開催され、ジャズ雑誌から演歌・カラオケ雑誌、AM・FMの各ラジオ局で紹介されるなど、耳の肥えた音楽ファンを中心に再評価されている。大手通販サイトAmazonでも歌謡曲・演歌ジャンルCD売れ筋ランキング1位『残映』、2位『微吟』が独占するなど大きな反響を得ている。すでに4万枚以上を売り上げた前作『微吟』と、今回の新作とを合わせて歌手・ちあきなおみの「全貌」を堪能できるという趣向も、ランキングの上位独占につながったようだ。

【PROFILE】ちあきなおみ 1947年9月17日、東京都板橋区出身。1969年「雨に濡れた慕情」で歌手としてデビュー。1972年には「喝采」が一世を風靡し、レコード大賞を受賞。その歌唱力の高さには定評があり、長年にわたって『NHK 紅白歌合戦』への出場を果たしている。カムバックした1980年以降は、1983年『居酒屋兆治』、84年には『瀬戸内少年野球団』などの映画に出演し、女優としても活躍した。また、『タンスにゴン』のCMでも話題に。1992年、夫と死別。その後、芸能活動を停止している。

昭和歌謡ブームの中で改めて「待望論」が巻き起こる中でも、本人稼働はもちろんテイチクレコードが公開しているアルバム紹介以外には公式のYouTube映像もなく、一貫して「伝説」であり続けるちあきなおみ。新しい元号に切り替わる直前に発売した『微吟』から3年半、令和初めてとなる作品は文字通り時代や流行を超えた「新しい伝説」の幕開けとなるのかもしれない。

 

NEW RELEASE!!

2022年10月19日発売
ちあきなおみ『残映』

【収録曲】
M1 伝わりますか 作詞・作曲/飛鳥涼 編曲/瀬尾一三
M2 あなたのための微笑み 作詞・作曲/小椋 佳 編曲/服部隆之
M3 色は匂へど 作詞/伊集院静 作曲/筒美京平 編曲/新川博
M4 ひとりしずか 作詞/星野哲郎 作曲/船村 徹 編曲/前田俊明
M5 東京砂漠 作詞/吉田 旺 作曲/内山田洋 編曲/奥慶一
M6 夜霧よ今夜も有難う 作詞・作曲/浜口庫之助 編曲/倉田信雄
M7 赤と黒のブルース 作詞/宮川哲夫 作曲/吉田正 編曲/倉田信雄
M8 アコーディオン弾き 作詞・作曲/ミッシェル・エメール 編曲/服部隆之
M9 ラ・ボエーム 作詞/ジャック・プラント 作曲/シャルル・アズナブール 編曲/服部隆之
M10 秘恋 ポルトガル民謡 日本語詞/吉田旺 編曲/竜崎孝路
M11 夜へ急ぐ人 作詞・作曲友川かずき 編曲/内堀まさる
M12 帰れないんだよ 作詞/星野哲郎 作曲/臼井孝次 編曲/蔦将包
M13 玄海ブルース 作詞/大高ひさを 作曲/長津義司 編曲/蔦将包
M14 祭りの花を買いに行く 作詞・作曲/友川かずき 編曲/倉田信雄
M15 百花繚乱 作詞/水谷啓二 作・編曲/倉田信雄
M16 部屋 作詞・作曲/小椋 佳 編曲/倉田信雄
M17 紅い花 作詞/松原史明 作曲/杉本眞人 編曲/倉田信雄
※全17曲・最新リマスタリング
テイチクエンタテインメント TECE-3688 3,080円(税込)

 

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