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ムード歌謡の貴公子・タブレット純がデビュー20周年記念リサイタルを開催。記念シングル「百日紅」も披露

タブレット純が、5月13日、東京・中野区のなかのZERO小ホールでデビュー20周年記念リサイタルを開催した。

タブレットは、ムード歌謡の伝説的グループ〝和田弘とマヒナスターズ〟の最後のボーカリストとして活躍後、「ムード歌謡の貴公子」として歌手やお笑いタレント、歌謡研究家としてなど、マルチに活躍中。マヒナスターズのボーカル担当として「田渕純」の芸名でプロ歌手デビューして今年で20周年を迎えたのを記念して行われたリサイタルで、2部構成の聴きごたえ、観ごたえたっぷりのステージを繰り広げた。

「新型コロナウイルス感染症予防対策のために開演中はマスクの着用をぜひお願いいたします。そして、大きな声援はご遠慮いただきたいと思います。タブレット純、オンステージ!」

フリーアナウンサー・徳光和夫のアナウンスがあり、リサイタルは華々しく開演。「ジュンマキ堂とニューパラダイスチンドン」というチンドンバンドをバックに、ポピュラーナンバー「恋人よ我に帰れ」でにぎやかにスタートを切った。

「今日は13日の金曜日で仏滅。しかも大雨波浪注意報が出ていて、もうお釣りなしの不幸な状況で、嫌な嵐を呼ぶ男です(笑)。今日は、お足元の悪い中、たくさん集まってくださいまして本当にありがとうございます。そして、陰アナを徳光和夫さんがやってくださってびっくりされたと思います。徳光さんは、20年前の僕のデビューステージをお客様として観に来てくださり、帰りがけにニコッと笑ってくださったという思い出があります。まさか20年後にこんな日が来るとはと、感激しております」(タブレット)

第1部は、前作「東京パラダイス」をはじめ、昭和のヒット歌謡から「東京の灯よいつまでも」「潮来笠」「お祭りマンボ」「島のブルース」、初挑戦の歌謡浪曲「俵星玄蕃」などを歌い上げた。

歌謡浪曲『俵星玄蕃』に初挑戦するタブレット純。

第2部は、昭和の名曲「夢であいましょう」で始まると、飲み友達だというバイオリニスト・石井夕紀とのコラボで「ホッピー姉妹のテーマ」「上海帰りのリル」、GSメドレーから「エメラルドの伝説」「君だけに愛を」、映画音楽「ゴッドファーザー 愛のテーマ」、ジャズメドレーから「ムーン・リバー」「フライ・ミー・トゥー・ザ・ムーン」、アンコールではマヒナスターズの大ヒット曲「泣かないで」など、1部と合わせて全23曲を熱唱した。

ミリタリールックに身を包みGSメドレーを熱唱した。

さらに、5月11日にリリースされたばかりのデビュー20周年記念シングル「百日紅(さるすべり)」やカップリング曲の「七色のブルース」も披露。同曲は、タブレットの音楽の原点だという名曲「ラブユー東京」をはじめ、ムード歌謡の歴史に名を残すヒット曲を数多く手がけた作曲家、故・中川博之氏の未発表曲に、中川氏の妻で作詞家の高畠じゅん子氏が詞をつけた作品だ。

「すばらしい作品をいただきました。小学6年生のとき、同級生のお母さんから『ラブユー東京』のレコードを借りて以来、中川博之先生のお名前が刻まれまして、まさかその37年後に自分がその先生の作品を歌えるとは思ってもみなかったので、幸せな人生だなと思っています。ほんの一瞬だけAmazonで1位になりまして(笑)、すごく手ごたえを感じております。大好きな男性を待ち焦がれる女性の歌ですが、自分の心境にとてもフィットする感情の入れやすい歌いやすい曲ですので、皆さんもぜひ歌ってください」(タブレット)

感激の様子で新曲をアピール。終始味わい深い魅惑の低音ボイスでファンを魅了した。

 

NEW RELEASE!!

2022年5月11日発売
タブレット純「百日紅(さるすべり)」

「百日紅(さるすべり)」
作詞:高畠じゅん子 作曲:中川博之 編曲:松井タツオ
c/w「七色のブルース」
作詞:高畠じゅん子 作曲:中川博之 編曲:松井タツオ
日本コロムビア COCA-17995 1,400円(税込)

CHECK!!

タブレット純日本コロムビアサイト
タブレット純オフィシャルファンクラブ「メルルーサ」
タブレット純オフィシャルブログ

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