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「歌で人の心に明かりを灯す」。山西アカリが堂々ソロデビュー! デビューコンベンションで決意新たに

6月29日に「拝啓 みかんの里」でデビューする山西アカリが、5月12日、東京・六本木バードランドでデビューコンベンションを行い、デビュー曲を関係者や報道陣へお披露目した。

山西は、斬新でファッショナブルなスタイルで2017年にデビューし、昨年9月に惜しまれつつ解散した『水雲-MIZMO-』のメインボーカルを担当していたAKANE。グループ解散後もレッスンを重ね、このたび「山西アカリ」の名で満を持してソロデビューを果たすことになった。

「本日はおご多忙の中、デビューコンベンションにお越しいただきまして本当にありがとうございます。『水雲-MIZMO-』のときはAKANEという名前で活動をしていたのですが、今回ソロデビューが決まりまして「山西明音」というのが本名なのですが、名字はそのままに、”歌で人の心に明かりを灯す”という意味を込めて”アカリ”と名付けさせていただきました。心機一転、またこれからみかんのようにフレッシュに、エネルギーいっぱい頑張りたいと思います」(山西)

デビュー曲の「拝啓 みかんの里」は、作詞を岸快生氏、作曲を師匠である水森英夫氏が手がけた骨太な王道演歌で、夢を追いかけ上京した主人公が、ふるさとの和歌山県有田や想い人、家族へ思いを馳せて語りかける優しく温かな作品だ。和歌山県有田は、山西の故郷でもあり、まさに彼女の等身大の思いを表現する楽曲でもある。

「私は和歌山県有田で生まれ育ちました。有田みかんが有名なところです。見渡す限り山や畑で、小さいころはその山で遊んでいる子どもでした。今回デビュー曲がみかんの里とということで胸がいっぱいになりました。うれしかったです」(山西)

コンベンションは「拝啓 みかんの里」で幕を開け、カップリング曲の「ネオンしぐれ」や都はるみの「好きになった人」、『水雲-MIZMO-』時代の大切なデビュー曲「帯屋町ブルース」を熱唱。愛らしい容姿から放たれるパンチの効いた清々しい歌声が会場中に響きわたった。

中盤には、応援に駆けつけた所属レコード会社・徳間ジャパンコミュニケーションズ 代表取締役社長・北島浩明氏をはじめ、デビュー曲を手がけた作詞家の岸快生氏、師匠である作曲家の水森英夫氏からも山西へ熱い激励のメッセージが送られた。

所属レコード会社・徳間ジャパンコミュニケーションズ 代表取締役社長・北島浩明氏。

「山西アカリがわたくしのところに来まして、およそ10年になります。その10年という言葉を詞の中に欲しいなと思っていたら、話もしていないのに岸さんの詞に入っていました。これには少しビックリしました。彼女はこの間、よく辛抱しました。文句をひとつも言わずやってきた子です。『水雲-MIZMO-』の活動も必死になってやってくれました。努力家でもあり、なんて素晴らしい子なんだろう、なんとかしてあげたい。そういう思いを事務所やレコード会社の皆さんに理解していただいて今日に至りました。皆さんぜひ、山西アカリを応援していただきたいと思います。よろしくお願いいたします」(水森英夫氏)

山西は時折涙を浮かべながら水森氏の愛弟子への温かいメッセージに耳を澄ませていた。

そして、ここで山西のお絵かきタイムが設けられた。イラストを描くことが得意な山西は、幼いころから紙とペンを渡されるとずっと絵を描いていたといい、現在はSNSなどでその作品を公開してファンの間で人気を博している。

「左利きなのでサウスポーで描かせていただきます‼︎」(山西)

2〜3分という短い間に、見事に司会を務めた仁科美咲と自身のツーショットのイラストを描き終え笑顔を見せた。

そして、改めて記念すべきデビュー曲「拝啓 みかんの里」をフルコーラスで披露。深々と頭を下げた山西に大きな拍手が送られた。

「この曲は1番でみかんの花が咲いて3番でみかんの身が実るという歌詞になっているのですが、それも本当に情景がすぐに思い浮かんできます。歌っているときも、山の景色とともに私も故郷を離れて上京していますので、故郷の両親や応援してくださっている皆さんの顔を思い浮かべながら歌っています」(山西)

最後に、所属事務所である三井エージェンシーの代表取締役社長・三井悠加氏が登壇。山西を事務所一丸となって支えていくと話しエールを送った。その言葉に、また山西の目には涙があふれた。

「水森先生に”アカリのデビュー曲だよ”といただいたときには涙があふれました。いま、上京して10年目になります。22歳で東京に来たとき、両親からは応援したい気持ちと心配な気持ちがひしひしと伝わってきました。でもこうしてソロデビューできることが決まり、両親をはじめ地元の皆さんも本当に喜んでくれています。『水雲-MIZMO-』でやってきたこともすべて私の財産であり宝物。『水雲-MIZMO-』で得たさまざまな経験は、きっとこれからの私の糧になります。解散しても(NAOとNEKOの)二人とずっと連絡は取っていて、”ソロになるよ”と話したときも”アカリちゃんなら大丈夫だよ”と言ってくれたことが、すごく励みになっています。ひとりでもこれから一生懸命、歌の力を信じてまっすぐに素直でいることを大切に、頑張っていきたいと思います。今後も山西アカリへのご指導ご鞭撻のほどどうぞよろしくお願いいたします。今日は本当にありがとうございました」(山西)

山西は、6月29日のリリースに向けて続々とキャンペーンなどのスケジュールが決定している。
さらに、4月より文化放送をキー局として中国放送・福井放送・ラジオ大阪でも放送されているレギュラーラジオ番組『ヴァイナル・ミュージック~ for.EK~大人の歌謡クラブ』(毎週土曜日・27:00~28:45に生放送)の4週目のパーソナリティーにも抜擢された。新たな決意を胸に前に進み始めた山西の今後に注目だ。

左から師匠である作曲家の水森英夫氏、山西アカリ、作詞家の岸快生氏。

「拝啓 みかんの里」制作秘話 師匠・水森英夫氏  

『拝啓 みかんの里』ができるまでにはずいぶんと考えました。事務所の三井会長が、彼女に”望郷演歌を歌わせてみたい”と。望郷演歌というのは北を舞台にした作品がほとんどで、西や南のほうではあまりピンとこない。彼女は和歌山県出身、有田ですから、みかんの歌を作ったらどうなんだろう。演歌にはあまりないので、みかんの歌自体がジンクスとして売れないのではないか?ということまで考えて、いろいろと調べました。そうしたら、童謡の『みかんの花咲く丘』が童謡の中でもっともレコードが売れた曲なんだそうです。それであれば、演歌や歌謡曲でもアリかなと思いました。そして岸先生にお願いして、この作品ができました。

 

NEW RELEASE!!

2022年6月29日発売
山西アカリ「拝啓 みかんの里」

「拝啓 みかんの里」

作詞:岸快生 作曲:水森英夫 編曲:伊戸のりお
c/w「ネオンしぐれ」
作詞:岸快生 作曲:水森英夫 編曲:伊戸のりお
徳間ジャパンコミュニケーションズ TKCA-91435 1,350円(税込)

 

CHECK!!

山西アカリオフィシャルサイト
山西アカリ公式Twitter
山西アカリInstagram
山西アカリ公式YouTubeチャンネル「山西アカリちゃんねる」

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