【Colorful Interview】マキノナオユキ(牧野尚之)が「命の水」でCDデビュー。古希を目前に新たな挑戦!
司会として活動をスタートして今年で48年、歌謡司会歴は29年。長く演歌・歌謡界で数々のアーティストのパートナーを務め、音楽や歌とともに生きてきた牧野尚之が、「マキノナオユキ」として2022年3月16日に「命の水」でCDデビューした。古希を目前にしての新たな挑戦。まだまだ元気に前向きに人生を楽しもうとする牧野の姿は、きっと「命の水」のように同世代の人々の心に力を与えるだろう。
デビュー曲「命の水」はお酒が好きな僕にピッタリ(笑)
マキノさん、CDデビューおめでとうございます。初めてCDを出すとお聞きしたときは衝撃的でした(笑)。
マキノ だよね(笑)! これまで司会者として歩んできて、多くの歌や音楽と楽しんできた人生ですが、来年古希を迎えるにあたり僕自身も何か作品を記念に残してみたいと思って、知人のプロデューサーに相談をしたんです。そうしたら話がとんとん拍子に進んで、今回のCDリリースとなりました。
デビュー曲となった「命の水」は、どのような作品でしょうか。
マキノ 相談に乗ってくれたプロデューサーから、「こんな作品があるのですが」とお話しをいただいたのがこの「命の水」でした。彼女が長年温めていた作品だったそうで、なんとか形にしたいとこの曲にしっくりくる歌い手を探していたところ、僕に白羽の矢が立ったというわけです。お酒がテーマの、昭和の香りがするちょっと硬派な男唄なんだけれど、若手の作家陣が手がけた現代の音楽をミックスしたアレンジがとてもオシャレでいいなと思いました。
「命の水」は、もちろんお酒のことですよね(笑)?
マキノ もちろん! お酒が大好きな僕にピッタリ(笑)!
レコーディングは順調だったのですか?
マキノ そうでもなかったです。幼いころ合唱団に入っていたのでその名残があるのか、どうしても僕はコーラスやシャンソンみたいな歌い方になってしまうので、プロデューサーにはだいぶしぼられました(笑)。リズムに合わせて言葉にメリハリをつけて歌うようにとアドバイスをいただき、いままでとはまったく違う歌い方を学ぶことができて、今回はとてもいい経験になりました。
MV(ミュージックビデオ)の撮影はいかがでしたか?
マキノ 70歳近くにして本当に初めての経験でした。僕はステージでしゃべったり歌ったりすることには抵抗はなかったんだけれど、ずっとカメラが回っている前で歌うとか演技をするという経験が少なかったので、正直照れくさかったですね。なるべく照れを抑えてやりましたが、リップシンクを合わせるのだけは苦労しました(笑)。
MVもCDのジャケット写真もいつもの司会のときのマキノさんとイメージが違う衣装でしたが、こだわったところはありますか?
マキノ あの〜、頭が薄いのでね、帽子はかぶりたいなと思っていました(笑)。あとはこの作品の世界観に合わせてモノトーンの雰囲気にしたいと思っていたので、黒い帽子に合わせた黒の革のジャケットを着てみました。
(笑)。ありがとうございました。それでは、最後にカラフルをご覧の皆さんにメッセージをいただけますでしょうか。
マキノ このたび、「マキノナオユキ」として「命の水」という作品をいただきCDをリリースさせていただきました。発売以来、多くの皆さんにお買い求めいただいたりリクエストしてくださったり応援していただいて、心からうれしく思っております。じつは、僕がいきつけのお店で飲んでいるときに「命の水」が流れてきたこともあって感動しました。お酒を飲まれる方も、そして飲まれない方にもまずは聴いていただいて、末長く愛していただけたらいいなと思います。お酒はときとして、明日を生きる命の源になってくれます。「命の水」を聴いて、「命の水」を飲んで、みんなで長生きしましょう(笑)!
NEW RELEASE!!
2022年3月16日発売
マキノナオユキ「命の水」
「命の水」
作詞:市川武志 作曲:松井慎吾 編曲:黒沢和貴
c/w「母への想い」
作詞:松本摂子 作曲:松井慎吾 編曲:黒沢和貴
JAM Records RUCJ-1010 1,500円(税込)
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