しなやかなウィスパーボイス、チェウニが「チェウニ Cherry Blossom Live」開催。新曲「天使の羽根がふってくる」をはじめ代表曲の数々を披露
チェウニが、4月9日、東京・渋谷のJZ Bratで作詞家の高畠じゅん子氏プロデュースによる「チェウニ Cherry Blossom Live」を開催した。
「すみれの花咲く頃」で華やかに幕を開けると、「宵待草」「忘れな草をあなたに」など、ライブタイトルでもある桜の咲き誇る”春”をはじめ、四季折々の情景を彷彿させる名曲を歌い継ぎ、オープニングから観客を魅了した。
チェウニ5丁目バンド(中尾 唱(ピアノ)、喜多健博(ベース)、小林 亮(ドラム)、古賀和憲(ギター)、磯部有靖(ギター)、伊藤せんべい(シンセサイザー))が奏でる美しいメロディーに乗せて、その後チェウニは「この曲で日本でやっていけるかなと思うことができた」という日本でのデビュー曲である「トーキョー・トワイライト」や、2019年8月にリリースした、この日のプロデューサーを務める高畠じゅん子氏作詞の「驛(えき)」などの代表曲の数々を熱唱した。
「驛(えき)」はチェウニのデビュー20周年記念曲の第2弾。歌っていこうとしていた矢先にコロナ禍になってしまい披露する機会が少なかったが、ファンの根強い人気を獲得し、チェウニの代表曲のひとつとなった大人のラブバラードだ。
またこの日は、今年の3月15日に高畠じゅん子氏のプロデュースのもと、配信シングル「ダンゴムシ、ファイト!」でデビューを果たした舞蓮をゲストに迎えており、舞蓮はステージに登場すると高畠氏作詞の「I’m thankful」を伸びやかに歌い上げ、デビュー曲「ダンゴムシ、ファイト!」は踊り付きで披露し、会場を盛り上げた。
ライブの締めくくりは、今年2月にリリースしたばかりの新曲「天使の羽根がふってくる」。チェウニ自身が、感動し「『生きてるだけでいいのよ、生きてるだけでうれしい』というデモテープの歌詞を聴いた瞬間に、コロナ禍の中で感じていた自分の思いと重なり思わず涙しました」と語る、切ないメロディーとチェウニの透明感あるウィスパーボイスが織りなす美しいラブソングだ。
しなやかで温もりを感じさせる歌声とチャーミングな人柄。チェウニの魅力を存分に見せつけたライブは、大きな拍手に包まれる中幕を閉じた。
NEW RELEASE!!
2022年2月16日発売
チェウニ「天使の羽根がふってくる」
「天使の羽根がふってくる」
作詞:高畠じゅん子 作曲:網倉一也 編曲:鈴木豪
c/w「雨に咲くダンデライオン」
作詞:高畠じゅん子 作・編曲:鈴木豪
テイチクエンタテインメント TECA-22011 1,350円(税込)
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