東京力車が浅草・木馬亭で喜劇に初挑戦!「浅草は最高の街。もっと盛り上げていきたい」
東京・浅草で人力車を引っ張りながら日本の伝統文化を広めようと活動している現役俥夫の4人からなるエンターテインメントパフォーマンスユニット・東京力車が、12月15、17日の2日間、東京・浅草の木馬亭で「浅草21世紀×東京力車特別公演『喜劇 四つ子のくろうばぁ〜』」を行った。本来であれば2年前の2019年に行われる予定だったがコロナ禍で延期になり、この日念願叶って2年越しにようやく実現となった。
「浅草21世紀は毎月8日間公演をやっているんですが、その中の歌のコーナーのゲストに東京力車さんに出ていただいたのがきっかけ。それから交流が始まり、今一番ノリに乗っている4人だしこの勢いをコロナでなくしちゃいけない、僕らにも彼らの若さや勢いがほしいということで、コラボができないかという話になりました」(浅草21世紀座長・大上こうじ氏)
「僕たちにとって浅草は大切な場所であり育てていただいている場所。浅草21世紀の皆さんがこの歴史ある木馬亭さんでたくさんの人を笑顔にしているのを拝見して、普段人力車を引っ張りながら音楽活動をしている僕たちもこうした素晴らしい伝統文化をもっと広げていきたいなという思いがあり、今回のコラボに繋がりました」(リーダー・石橋拓也)
一部は、東京力車のメンバーが初挑戦した喜劇「四つ子のくろうばぁ~」。田舎でひとり暮らしをしている母親・車リキが東京に出ていった四つ子を心配し向かった浅草で、四つ子とその仲間たちを巻き込み繰り広げられる笑いあり感動ありの物語。
四つ子役として、警察官の長男をリーダーの石橋拓也、政治家秘書の次男を田井裕一、お水の仕事をしている三男を白上一成、サラリーマンの四男を渡邉善央、その母親役を劇団・浅草21世紀の大黒柱である座長の大上こうじ氏が演じた。
ここで喜劇も終演…と思いきや、母は続けざまに「私の息子たち4人は東京で必死に頑張っています!どうか、どうか息子たちを、東京力車をどうぞよろしくお願いいたします!!」と声を張り上げ、長男・拓也が涙ぐむ場面も。家族愛・兄弟愛をも超える予想外のラストに、観客は感動の嵐に包まれ物語は幕を閉じた。
そして二部では、東京力車の歌謡ショー(前編~浪曲~後編)が行われ、8月18日にリリースされた新曲「ニビイロトーキョー ~チャンチキおけさ~」をはじめ、カップリング曲「東京」「ヤイロチョウタマシイ」、前作「天下御免の伊達男」など全9曲を熱唱。躍動感あふれるアクロバティックなパフォーマンスとともに披露した。
「たくさんの皆さんに支えられて2日間、2年越しのこの特別公演を行うことができました。浅草は本当に最高の街です。歴史や様々な伝統文化がずっと受け継がれている。浅草21世紀の皆さんや木馬亭さんもそうです。とにかくもっと浅草を盛り上げて、いつか僕たちは浅草公会堂のステージに立ちたいと心から思っております。僕たちだけの力では難しいことです。最高に熱いステキな仲間の皆さんの笑顔の輪がどんどん広がっていくように、僕たちは魂込めてステージに立ち続けていきますので、これからも応援をどうぞよろしくお願いします。そしてまた浅草21世紀の皆さんと喜劇をできることを本当に楽しみにしています。また最高の笑顔でお会いしましょう!」(リーダー・石橋拓也)
【前半】
CHECK!!
東京力車オフィシャルサイト
東京力車テイチクエンタテインメントサイト
2021年8月18日発売
東京力車「ニビイロトーキョー ~チャンチキおけさ~」
<通常盤A>
<通常盤B>
<特別限定盤>
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