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【ライブレポート】感謝を込めて!カラフル創刊2周年記念のライブイベントを開催。豪華アーティストを迎え大盛況で終幕

「カラフル酒場」は多彩なコラボで今回も大フィーバー!

「あら、やだ。もうこんな時間になっちゃった。そろそろ、みんなが来るころなんだけどぉ」とカトリーヌ。そんなカラフル酒場に最初に来店したのは、こおりと平松だ。

「賢人くんが、すごい美女がいるって言うから来たけど…もう帰ろうよ」(こおり)「えっ?先輩はモノ好きじゃないですか」(平松)「ちょっとちょっと、待ちなさいよ」と、カトリーヌも交えちょっぴり“トゲ”のある爆笑トークを繰り広げると、財津和夫の名曲「サボテンの花」をデュエット。まったくタイプの違う二人の透明感のあるハーモニーに、会場中が酔いしれた。

こおりと平松は「サボテンの花」を美しいハーモニーで聴かせた。「平松くんは最初あれだけダンスしても息が切れないで、パーンと声がまっすぐ届く。すごいなと思いました」(こおり)。平松は「こおり先輩は、優しそうな見た目そのもの。温かさのにじみ出るような人でした」と初共演となったこの日の印象をお互いに語った

「今日はまだまだ予約が入っているの。浅草で人気の東京力車が、そろそろお忍びで来ちゃうのよ」と噂をしているところに、東京力車のメンバーが来店。メンバーはリーダーの石橋拓也、白上一成、田井裕一の3人のはずが…。

「斬り込み隊長の“たいちゃん”です」
「リーダーの“ばっしー”です」
「浅草のかりんとう“カズ”です」
「連絡係の“テツ”です」

俥夫のユニフォームを着てさりげなくまぎれ込んでいる木村に、「アイアン、何やってんの?? 東京力車って、そんなに簡単に入れるの?」と、たたみかけるカトリーヌ。その様子を少し離れたところから見ていた平松が、「ガタイは一番ガッチリしてますが、よーく見るとひとりだけ太ももが白いですね(笑)」。現役俥夫との違いをコメントし、大爆笑となった。

東京力車と木村のコラボは近藤真彦の「ギンギラギンにさりげなく」。いつも元気な東京力車と、演歌を歌っているときでは考えられない小刻みなステップを踏んで盛り上げる木村に、会場はおおいに盛り上がった。

そして「東京力車に新規加入させていただきましたが、今日ここで脱退なんですよ」と残念なお知らせをした木村。爆笑の中、惜しまれながらステージを去った

「こおりちゃんはさ、東京力車さんの人力車で浅草観光をしたことがあるんですって?」とカトリーヌに聞かれて、「じつはあまり覚えていなくて…。誰に引いてもらったんだっけ?」とこおり。石橋が「僕ですよ! めちゃくちゃ楽しんでくれたじゃないですか」と名乗り出る。和気あいあいとしたトークを繰り広げながら、二組は久しぶりの共演を楽しんだ。

女唄の名手・こおりのリードで東京力車は女唄の名曲「人生いろいろ」を歌唱。大きな拍手に包まれた

木村が着替えて再び店へ戻ってきた。
「賢人くんとアイアンは、演歌・歌謡曲ではデビューが同期なんだって?せっかくだから、同期の二人で歌ってちょうだいよ」とカトリーヌにうながされ、平松とCHEMISTRYの「PIECES OF A DREAM」を熱唱。お互いに東京と名古屋に離れており会う機会も少なかった二人だが、トークもデュエットも息がぴったり。来場しているファン同士も、平松のコーナーではペンライトを黄色に、木村のコーナーでは青色に変えて互いの“推し”を応援しあうような交流も。黄色と青のライトが交じり合い楽しそうに揺れていた。

初共演となった木村と平松。ふだんとは違う趣の魅力的な歌声で会場を引きつけた

 

東京力車の熱いパフォーマンスに興奮&こおり健太のソフトな魅力が全開!

東京力車のステージは、「天下御免の伊達男」から。歌とダンス、そしてダイナミックなアクロバティックなパフォーマンスに、客席はどんどん引き込まれていく。「絆~仲間へ~」は、彼らから“仲間”と呼ぶファンへの思いを熱く伝える作品。リーダー・石橋は「素敵な出合い、ひとつひとつの歴史を胸に刻んでいきましょう。皆さんも一緒です」と客席に呼びかけた。

「大切な出合い、貴重な出合いを大切にしてまた僕たちもカラフルさんも頑張っていきますのでよろしくお願いします!」(石橋) 。「東京力車も今年デビュー5周年を迎えます。6月5日にこの浅草花劇場でコンサートを行なうことが決定しています。仲間(ファン)の輪が日本中、世界中に広まりますように。カラフルさんも何十周年も続いていきますように」(田井)

最新曲であり“三波春夫×東京力車×ヒャダイン”三部作の最後を飾る「握手をしよう~世界の国からこんにちは~」では、ステージの端から端まで駆けまわり、笑顔でコールアンドレスポンスを楽しんだ。

写真左より東京力車の白上一成、リーダーの石橋拓也、田井裕一。「一年前の“カラフル1周年感謝祭”の日に花劇場の前を人力車で通りました。ちょうど出てきたお客様に“カズくん、来年は出演してね”と言われたので、今日は本当にうれしいです」(白上)

ソロライブのトリを務めたのは、昨年デビュー15周年を迎えた豊かな表現力に定評のあるこおり健太。まずは女唄を歌い続けてきたこおりの真骨頂、最新曲「しろつめ草」で会場を魅了する。

こおり健太

こおり自身が作詞作曲を手がけたメッセージソング「夢・種まき音頭」を歌唱した後、「皆さん“推し”がいるでしょ。次の曲では、“健太”でも推しの名前でもいいから、かけ声をお願いね」と語りかけアップテンポなナンバー「恋は上機嫌」でひとつに。来場者はそれぞれ思い思いの名前をコールしたが、“健太”がひときわ大きく、「皆さん、温かいですね!」とこおり。優しい歌声と爆笑トークの落差が魅力的で、来場者の心をしっかりとつかんだ。

「共演するメンバーがキラキラした方ばかりで、どうしようと思って昨夜は眠れなくて…8時間しか寝てないです(笑)。カラフルさんじゃなければ、こんなステ ージは作れないと思いました」(こおり)

 

これからもカラフルをよろしくお願いします!

イベントもいよいよ終盤へ差しかかり、「カトリーヌはもう帰りました」と女装を解いたカトゥーと、出演アーティスト全員が再びステージへ勢ぞろいした。ここからは、会場に飾られていた編集部が撮影した写真パネルが当たる大抽選会や、お互いへ聞きたいことをアンケートした質問コーナーで盛り上がった。

そして、カラフル感謝祭はその盛り上がりのままフィナーレへ。最後の曲は、チェッカーズの「涙のリクエスト」。客席へ降りラウンドしながら、観客と握手やハイタッチで交流した。陽気でパワフルなアーティストたちと、彼らを心から応援する来場者の心がひとつになったイベントは、それぞれの胸に楽しい思い出をたくさん残してくれたことだろう。

ご出演いただいたアーティストの皆さん、関係者の皆さん、そしてご来場いただきました読者の皆さん、本当にありがとうございました!!

◾️1st セットリスト
〈オープニングアクト・岡本幸太〉
M1 あの日の夢を忘れない
M2 君に愛がとまらない
〈オープニング〉
M3 風になりたい(全員)
〈平松賢人〉
M4 灼熱ロマンス
M5 粋やがれ
M6 ヤングマン~B.M.C.A~
M7 赤坂の赤い心
〈木村徹二〉
M8 二代目
M9 最後の酒
M10 みだれ咲き
〈カラフル酒場(コラボコーナー)〉
M11 サボテンの花 (こおり健太×平松賢人)
M12 ギンギラギンにさりげなく (東京力車×木村徹二)
M13 人生いろいろ (こおり健太×東京力車)
M14 PIECES OF A DREAM (木村徹二×平松賢人)
〈東京力車〉
M15 天下御免の伊達男(Short.ver)
16. 絆~仲間へ~(Short.ver)
17. 握手をしよう~世界の国からこんにちは~
〈こおり健太〉
M18 しろつめ草
M19 夢・種まき音頭
M20 恋は上機嫌
〈エンディング〉
M21 涙のリクエスト(全員)

◾️2nd セットリスト
〈オープニングアクト・岡本幸太〉
M1 あの日の夢を忘れない
M2 君に愛がとまらない
〈オープニング〉
M3 風になりたい(全員)
〈平松賢人〉
M4 灼熱ロマンス
M5 抱きしめてTonight
M6 TOKIO
M7 赤坂の赤い心
〈木村徹二〉
M8 二代目
M9 兄弟船
M10 みだれ咲き
〈カラフル酒場(コラボコーナー)〉
M11 サボテンの花 (こおり健太×平松賢人)
M12 ギンギラギンにさりげなく (東京力車×木村徹二)
M13 人生いろいろ (こおり健太×東京力車)
M14 PIECES OF A DREAM (木村徹二×平松賢人)
〈東京力車〉
M15 天下御免の伊達男(Short.ver)
16. RUN!
17. 握手をしよう~世界の国からこんにちは~
〈こおり健太〉
M18 しろつめ草
M19 夢・種まき音頭
M20 恋は上機嫌
〈エンディング〉
M21 涙のリクエスト(全員)

(取材・文/夏見幸恵、撮影/佐原健司)

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