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【連載】平松賢人「スターへの道」 #5

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▶︎【新連載】平松賢人「スターへの道」 #1 〜プロローグ〜
▶︎【連載】平松賢人「スターへの道」 #2
▶︎【連載】平松賢人「スターへの道」 #3
▶︎【連載】平松賢人「スターへの道」#4

 

いつか終わるんだろうな~と思ってた

皆さん、こんにちは!平松賢人です。僕がこの仕事を“天職だ”と思ったのは、愛知・日本ガイシホールで1万人ライブをやった20歳のときです(2015年2月28日)。それまでは、このまま続いていくとは思えなくて、どこかで終わるんだろうな~と、なんとなく漠然と考えていました。

ボイメン結成のきっかけになった番組『IKEMEN☆NAGOYA』が終了してからも、舞台やライブなど地道な活動を続けていました。名古屋のテレビ塔のPRキャラクターになり、毎週末テレビ塔の下でライブをしていたころ、その無料ライブに“450人以上集められなかったらボイメンは解散”と言われたことがありました。結果、とてもたくさんの方が集まってくれて解散せずにすみました。そのときに来てくださった500人以上の皆さんには、いまでも感謝の気持ちでいっぱいです。

ですが、メジャーでもない地下アイドルのまま40、50歳までやっていけるのか…。そんなに世の中は甘くない。いつかは終わるんだろうな、と心のどこかで思いながら活動していて、“大学も行っておいた方がいい”という周りのアドバイスもあり大学へ進学することにしました。

大学入学時

 

1万人ライブ開催決定!

2014年の春、僕らBOYS AND MEN初の冠番組『ボイメン☆騎士』が始まりました。“騎士”と書いて“ナイト”と読みます。そして、“1年後に1万人ライブをやる”ことが決まったんです。どうして1万人ライブなのか…。たぶん社長が、“何か目標があった方がメンバーも頑張れるやろ”と、それだけだったと思います(笑)。
その発表をしたのが、キャパ150人くらいのホールなのに、1年後に1万人?! できるわけがない…。だけど、決まっちゃったからにはどうにかしなくちゃいけない。僕がボイメンとして頑張っていこうと、改めて自覚を持てたのは、このときだったと思います。

『ボイメン☆騎士』のロケは過酷で、重い荷物を背負って山に登って温泉を掘るとか、動物と触れ合ったり、洞窟に入ったりとか体当たり企画ばかりなんです。そのおかげで、深夜番組だったにもかかわらず観てくれる方が徐々に増えて、ボイメンの知名度も上がってきました。それと同時にライブ告知のチラシ配りも頑張って、1万人ライブのチケットを完売することができたのです!

ガイシホールでの1万人ライブ

 

ボイメンは僕の天職だと思った日

僕は高校生のころから、ボイメンでの肩書きはダンスリーダーなんです。ガイシホールに1万人入れるとなったら、ステージはセンターにレイアウトしないと入らない。センターステージだと、どの方向から見ても“前”になるじゃないですか。ダンスリーダーとして、曲の“見せ方”を作ることにやりがいを感じました。僕はこのグループに必要な人間なんだと思えたし、自分が手がけたという実感を持てました。

1万人もの方々が観に来てくださるかと思うと僕らもとても気合いが入り、すごい熱量のいいライブになりました。みんなも僕らが頑張ってきたことを知っているから、とても一体感がありました。間違いなくこの日が、僕の人生の分岐点だったと思います。

次回は、平松賢人ヒストリーからちょっと離れて、ここ最近のことを少しお話ししてみようかなと思います。お楽しみに!!

 

恋も筋肉も 傷つくことでデッカくなれる! BOYS AND MENの新曲「ヴーカ・ヴーカ~恋の筋肉」

3月13日、1年3カ月ぶりとなるボイメンの新曲「ヴーカ・ヴーカ~恋の筋肉~」がリリースされました。皆さん、もう聴いていただけましたか?
“ヴーカ(Vuka)”はスワヒリ語で、“越えろ!”や“立ち上がれ!”という意味です。片思い応援ソングですが、“恋”と“筋肉”がどう結びつくのかがよくわからないところですよね。作詞家の先生に聞いてみたところ、「恋も筋肉も、傷つくことで成長する」と言われました。

恋は試練(トレーニング)さ
恋の筋肉を鍛え上げて進むのさ
痛みを乗り越えてこそ
君の 美貌
抱え 守る
デッカい漢になれんのさ
(「ヴーカ・ヴーカ~恋の筋肉~」より)

僕自身は筋トレが大嫌いなので、ガリガリです(笑)。体重も軽いし、腹筋も割れていません。メンバーの本田剛文は筋トレにハマっていて、プロレスラーみたいな体形になりつつあります。辻本達規は運動しなくても体脂肪率4%くらいでキレキレです。僕は細い方が動きやすいので、60kg前後くらいがベストのようです。
“ヴーカ”という聞いたことのないワードが出てくるからこそ、耳に残る。ワケがわからない歌詞ですが、意味を深く考えるよりもラフなかんじで聴いて、身体を揺らしてみたりして“なんか元気になる曲だな”と思ってもらいたいです。振り付けは僕が担当しました。すごく変な曲で変な振り付けですが、この曲で歌番組に出られたらとてもおもしろいなと思っています。
ボイメンは3月末でメンバーの勇翔が卒業するので、いまの体制では最後のシングルになります。送り出すのにピッタリな曲かと言われると、全然そうではないですが“ボイメンってこういうグループだよね”と知らしめることができる曲、ずっとやりたかったジャンルの曲なんです。みんなすごく自信のある表情で堂々とパフォーマンスできています。こういう曲を6人最後の曲でできて良かったと思っています。この曲がバズったら本望です!

 

【PROFILE】平松賢人(ひらまつけんと) 1994年11月14日生まれ、愛知県名古屋市出身。小学4年生からキッズモデルやダンスパフォーマンなどの芸能活動を始める。2010年「IKEMEN☆NAGOYA」オーディションに参加。エンターテインメントグループ・BOYS AND MENの初期メンバーとなる。メンバーカラーは黄色。202210月に念願のソロデビューを果たし「灼熱ロマンス」を発売。202310月にはソロのセカンドシングル「ア・ヤ・シ・イ・ネ」を配信リリース。202312月、主演映画『右へいってしまった人』が公開。映画のサウンドトラック『POTSUN』も発売中。2024311日331日まで愛知・ソニーストア名古屋イベントスペースにて平松賢人作品展「Y」を開催中。313日、BOYS AND MENの新曲「ヴーカ・ヴーカ~恋の筋肉~」発売。

(取材・文/夏見幸恵)

 

NEW RELEASE!!

2024年3月13日発売
BOYS AND MEN「ヴーカ・ヴーカ~恋の筋肉~」

「ヴーカ・ヴーカ~恋の筋肉~」
各音楽配信サービスにて配信中!
Apple Music、Spotify、LINE MUSIC、amazon music、YouTube Music、AWAなど
◆Link Chase https://nex-tone.link/A00132764

 

CHECK!!

2022年10月5日発売
平松賢人「灼熱ロマンス」
≪TypeA≫

「灼熱ロマンス
作詞・作曲・編曲:草野将史
c/w「赤坂の赤い心」

作詞・作曲:堂野アキノリ
NDR‐0046 1,000円(税込)

2022年10月5日発売
平松賢人「灼熱ロマンス」
≪TypeB≫

「灼熱ロマンス
作詞・作曲・編曲:草野将史
c/w「別れたっていいじゃない」

作詞:山口あかり 作・編曲:武市昌久
NDR‐0047 1,000円(税込)

2022年10月5日発売
平松賢人「灼熱ロマンス」
≪TypeC≫

「灼熱ロマンス
作詞・作曲・編曲:草野将史
c/w「甘嚙みKISS」

作詞・作曲・編曲:Yuki Kitamura
NDR‐0048 1,000円(税込)

2023年10月20日発売
平松賢人「ア・ヤ・シ・イ・ネ」

「ア・ヤ・シ・イ・ネ」
作詞:YUMIKO 作曲:YUU for YOU,Giz’Mo(from Jam9)編曲:YUU for YOU

音楽配信はこちら ▶︎ https://nex-tone.link/A00124667

 

平松賢人オフィシャルサイト
平松賢人公式X
平松賢人Instagram

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