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木村徹二、浅草公会堂で5度目のソロコンサート開催!完売の客席に届けた成長の証しと感謝。12月には初のポップスカバーアルバムも

木村徹二が10月12日、東京・浅草公会堂で『木村徹二 LIVE Ⅳ~アイアン浅草大作戦~』を開催した。自身5度目となるソロコンサートは、今回もチケットが完売し、全国より約1000名のファンが集結。2022年11月のデビューからまもなく丸4年を迎え、5周年という大きな節目を目前に控える木村が、オリジナル曲から演歌の名曲までを全曲フルコーラス、これまで磨き続けてきた歌声でたっぷりと届けた。

 

4年前、初めて「二代目」を歌った思い出の場所

満員の客席を染めていたのは、青いハッピ姿の”子アイアン”と鮮やかな青のペンライト。その光景を前に、木村は浅草公会堂への思いを語った。
デビュー前、父・鳥羽一郎の40周年記念コンサートに出演し、デビュー曲の「二代目」を披露した思い出の場所。当時は客席の奥が何十メートルも先に感じるほど広く見えたといい、「4年前にここで『今度デビューします』と言って歌ったんですけど、まさかひとりでステージに立たせてもらえるとは思っていなかったので、非常に感慨深いです」と、当時を振り返った。
父である鳥羽は1986年、1982年にデビューして丸4年のタイミングでファーストコンサートを開いた。徹二はそのときの音源を聴いてずっと勉強してきたと話し、「その音源の親父の時代、丸4年のときと同じところにいま、僕はいる」と、感慨をにじませながら語った。

ステージ上にはブルーのライトの「鉄」の文字が並んだ。徹二のキャッチフレーズ「アイアンボイス(IRON VOICE)」を直訳した漢字の「鉄」を、自身の発案でグッズに採用したもので「ステージから見ると心地いいものでございますね」と目を細めていた

今回の公演では、兄の木村竜蔵が構成と演出・プロデュースを担当。最大のコンセプトは、歌う曲をフルコーラスで届けること。「ステージでは、フルで歌うことがほぼないんです。兄貴がそれはもったいないと。今日は2番も全部歌います」。宣言どおり、幕が上がると「二代目」「つむじ風」「夢の花道」を3曲続けてフルで歌い上げた。続けて、竜蔵が「ファンだったみんなが知っている曲を」として選んだという父・鳥羽一郎と叔父・山川豊の代表曲「兄弟船」「アメリカ橋」を披露した。

 

レジェンド・斉藤功のギター一本での歌唱に挑む

見せ場のひとつとなったのが、演歌ギターのレジェンド・斉藤功との共演だ。鳥羽と同じく名作曲家・船村徹の弟子でもあったという斉藤とは、徹二自身も思い出深いエピソードがいくつもあるという。
「まだ5年経っていない新人が、お呼びだてしていい人ではないんです」と恐縮しつつ、レコーディングでも縁が深いが、徹二の中での斉藤との一番の思い出は「船舶免許を一緒に取りに行ったこと」であると明かし、笑いを誘った。


船村作品の名曲「別れの一本杉」「みだれ髪」、そして自身の「忘らりょか」を、ふだんのステージとはひと味違う、歌声そのものの魅力が際立つギター伴奏での歌唱に挑んだ。ギターの音色と歌声だけが響く贅沢な時間に、観客は静かに聴き入った。
歌い終えた徹二は、ステージでの共演はまた格別だったようで「(デビューして)4年間やってきて、いま自分がどんな状態なのか、テストを受けているような気分です。昨日の夜までずっと練習して、なんとかついていけました」と、笑いを交えながら真摯な思いを明かした。

 

初の構成・演出に挑んだ兄・竜蔵。木村徹二を演歌界に投入した思いとは

斉藤を送り出したあと、ふたたびステージにひとり立った徹二は、徳光和夫や今年ステージで共演した坂東玉三郎など芸能界の先輩たちから贈られた言葉が、歌い手としての活動に活かされていると話した。
なかでも、叔父・山川豊からの「迷ったらとにかく全部やりなさい、と。何がうまくいくかわからないから、一個でもうまくいくものがあれば大丈夫」と言う言葉、そして「お父さんに似ることは悪いことじゃない。頑張って真似して真似して、似ないところが出てくる。そこが君の個性だから」と、武田鉄矢からの助言を紹介。「いただいた言葉を胸に、これからも頑張っていきたいと思っています」という徹二を、大きな拍手が包み込んだ。

バンドとともに「みだれ咲き」「最後の酒」「男の拳」とオリジナル曲を届け、ここで兄・竜蔵がステージへ。初めてコンサートの構成・演出を担当した竜蔵は、「せっかくやるなら、何か一つでも変えていきたいという思いがありまして。もともと木村徹二を演歌界に投入したのも、演歌界をアップデート、活性化させたい、一石を投じたいという気持ちからでした。そして、コンサートというものに違う視点で向き合ってみたかった」と、今回の狙いを語った。さらに、斉藤功のギター一本での共演も「ずっとやりたかった。本当に贅沢なことだと思っています」と、願いを叶えてくれた斉藤への感謝を述べた。

竜蔵は客席のファンの青いハッピについて「日を重ねるごとに増えていく様を、この3年4年と見させていただいて、とても感慨があります。何より私としても励みになっています」と感謝した

竜蔵が爆笑トークで会場を盛り上げる間に新しい衣装へ着替えた徹二が再び登場すると、弟・徹二の魅力にも話が及んだ。竜蔵が挙げたのは「圧倒的なトーク力」。「面白いから。笑いが絶えないし」と評し、二つ目に「SNS力」、そして「三つ目は、何よりもこれです。鳥羽一郎の扱い」。
おなじみの漫才のような息の合ったかけ合いで会場を沸かせ、二人によるポップスデュオ・竜徹日記の「オレンジのアネモネ」、続いて、12月23日リリース予定のカバーアルバム『ザ・カバー~こんなアイアンいかがでしょう~』に収録予定の森山直太朗の「花」を披露した。

後半は、「雪唄」「湯の街」「湯呑み酒」から、2月にリリースした「風神雷神」「赤提灯」「祭りの宵」へ。会場は大きな手拍子に包まれ、客席のペンライトの青い光が、ステージの熱気とともに揺れた。


アンコールでは、赤とゴールドのスーツに身を包み、「おみやげ代わりに」と「太陽」を熱唱。最後までガツン!とアイアンボイスを響かせ、圧巻の歌唱で観客を魅了した。

「音楽というのは、皆さんの悩みを少しだけ減らしたり、明るくしたり。そういう役割だと思っているんです。生活の中に僕らが寄り添うことができればという思いで歌わせていただいております。(竜蔵も)”皆さんを勇気づけなさい、太陽のような存在でありたい”という思いでこの曲を作ったわけでございますから、いろんな辛いこともありますけれども、心が暗くなったときにこの歌を思い出してもらえたらうれしいなと」

竜蔵と徹二。二人の思いが詰まった一曲が、コンサートのラストを鮮やかに彩った。

そして5周年イヤーへ! 新作カバーアルバムも発表

11月16日よりデビュー5周年のアニバーサリーイヤーに突入する徹二。開演前の記者会見では、デビューからの歩みを振り返り、自身の成長についても言及。以前は気づかなかった歌唱の細かな部分に、自分の歌を聴き返すことで気づけるようになったという。
また、力強い歌声を武器に歩み始めた歌手デビュー当時から表現力を磨き、さまざまなジャンルの楽曲に挑戦する現在へ積み重ねてきた経験が、歌い手としての確かな成長につながっていると話した。


また、木村は自身の活動を支えてきた存在として、父・鳥羽一郎と叔父・山川豊の名前を挙げ、二人への感謝を口にした。いつか大きな舞台に立つことができたら、ファミリーでそろって出演したいという夢も語った。

現在さまざまな企画を準備中で、12月23日には初のポップスカバーアルバム『ザ・カバー 〜こんなアイアンいかがでしょう〜』をリリースする。従来の演歌のカバーではなく、ポップスの名曲を集めた意欲作となる予定で、ジャンルを越えて歌の可能性を広げる徹二のパフォーマンスに期待が高まる。
思い出の地・浅草公会堂で届けたコンサートは、木村徹二の次なるステージへの期待をを大いに感じさせる一夜となった。

SET LIST
M1 二代目
M2 つむじ風
M3 夢の花道
M4 兄弟船
M5 アメリカ橋
M6 別れの一本杉(ギター・斉藤功)
M7 みだれ髪(ギター・斉藤功)
M8 忘らりょか(ギター・斉藤功)
M9 みだれ咲き
M10 最後の酒
M11 男の拳
M12 オレンジのアネモネ(竜徹日記)
M13 花
M14 雪唄
M15 湯の街
M16 湯呑み酒
M17 風神雷神
M18 赤提灯
M19 祭りの宵
Enc. 太陽

 

NEW RELEASE!!

2026年7月8日発売
木村徹二「風神雷神」【特別盤】

「風神雷神」
作詞・作曲:木村竜蔵 編曲:遠山敦
c/w「祭りの宵」

作詞・作曲:木村竜蔵 編曲:遠山敦
c/w「中山道」
作詞:里村龍一 作曲:叶弦大 編曲:丸山雅仁
日本クラウン CRCN-8854 1,550円(税込)

CHECK!!

木村徹二日本クラウンアーティストサイト
木村徹二公式X
木村徹二Instagram
木村徹二公式YouTubeチャンネル

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