男石宜隆が発売日前日に新曲「六（む）つの花」発表会を開催。「明日からが本当のスタート。大切に歌っていく」

2023.08.23News

8月22日、男石宜隆が東京・マリーグラン赤坂で新曲「六（む）つの花」発表会を開催した。

男石は、カラオケのガイドボーカルや調理師、歌謡講師などを経て、2016年に「大阪泣かせ雨」でメジャーデビューを果たした。編曲家の伊戸のりお氏、作詞家の円香乃氏に師事し、2019年の「閨（ねや）の月影」から「竹の花」（2020年）「那智の恋滝」（2022年）と、和のテイストを取り入れたドラマティック歌謡を次々に発表。本格的な歌唱力と甘いマスクで”ドラマティック歌謡の旗手”として、老若男女問わず音楽通やカラオケファンから人気を集めている。

定刻を迎え、会場がゆっくりと暗転すると会場2階の扉から男石が姿を現した。階段を降り、足早にステージへ向かうと新曲「六つの花」を想いを込めて歌い上げた。津軽三味線の粋な音色が印象的なこの作品は、師匠の伊戸氏、円氏とともに会場後方で男石を見守っていた岡千秋氏が作曲を手がけている。六弁の花のように見えることから”六つの花”という別名を持つ雪のように、儚く消えていく切ない愛の結末と心の機微が描かれたドラマティック歌謡となっている。

「明日新曲が発売されます。その前日にこうして発表会ができることは、歌手として幸せなことでありますし、事務所の社長をはじめ皆様のおかげと思っております。今日は一生懸命、真面目に歌わせていただきます」

この日は、8月23日の発売に先駆けて新曲「六つの花」をはじめ全6曲を熱唱。ステージでは初披露となった新曲の歌唱に、会場を埋め尽くすファンは最後まで熱烈な視線と声援を送った。

また、翌23日には、「師匠の伊戸氏に自ら志願して書き下ろしていただきました」という新曲「コースター」をはじめ、代名詞となりつつあるドラマチック歌謡の数々や名曲カバー2曲を収めたベストアルバム『THE BEST』を発売。「」と話すと、「コースター」、「北の螢」「願・一条戻り橋」を情感豊かに歌い上げた。

オープニングアクトを務めた中井彩花は、男石が歌謡講師をしていたときの教え子で、現在は男石の所属事務所・虹色舎の翼氏のもとでボイストレーニングを受けながら歌手を目指している

オープニングアクトを務めたなつきようこ。2007年より”小川夏輝”の名で本格的に歌手活動を開始し、温かく清々しい歌声でファンの支持を集める。”なつきようこ”に改名し、2023年8月2日に「ためいきの向こう側」を発売した

会場には、新曲を手がけたテイチクの担当ディレクター・笹木大輔氏、作詞家の円香乃氏、作曲家の岡千秋氏、師匠でもある編曲家の伊戸のりお氏が男石の新曲発売を祝福に駆けつけた。岡氏は、「彼は本当に真面目。引き続き私も頑張って彼のために尽力できればいいなと思っています」。伊戸氏は「歌い手さんのことを呼び捨てにすることはほとんどないんですが、男石くんのことは”のぶ”。これからどんどんのぶのためにアレンジしていこうと思います。応援よろしくお願いします」と、温かい言葉で男石を激励した。

中盤には、岡氏より直々に新曲のワンポイントアドバイス、さらに「六つの花」のピアノの弾き語りが披露され、その粋で味わい深い歌声に大きな拍手が沸き起こった。

最後は、男石自身が「新たな僕の代表曲になった」と語る、ロングヒット中の前作「那智の恋滝」、そして「明日からが本当のスタート。今日はこうしてたくさんの方にお越しいただいて心より感謝しております。この作品を大切に歌っていきます」と、再び「六つの花」を力強くかつ繊細な歌声で響かせ、記念すべきステージを終えた。

なお、男石は新曲の発売を記念して、全国カラオケコンテストを開催。予選の音源審査を勝ち抜いた上位30名は、2024年6月21日に東京・けやきホールで行われる決勝大会に出場できる。詳細は、男石宜隆テイチクオフィシャルサイトにてチェック。

◾️セットリスト
M1　六つの花
M2　追憶の街
M3　コースター
M4　北の螢
M5　願・一条戻り橋
M6　那智の恋滝
M7　六つの花

▶︎【Colorful Interview】男石宜隆「何回聴いても心に響く歌を歌いたい」ドラマティック歌謡の旗手が歌い上げる女心〜新曲「六(む)つの花」〜

NEW RELEASE!!

2023年8月16日発売
男石宜隆「六（む）つの花」

「六（む）つの花」」
作詞：円香乃　作曲：岡千秋　編曲：伊戸のりお
c/w「追憶の街」
作詞：円香乃　作曲：岡千秋　編曲：伊戸のりお
テイチクエンタテインメント　TECA-23060　1,400円（税込）