• HOME
  • インタビュー
  • 【Colorful Interview】LAST FIRST ー あのころの自分に届けたいメッセージを「少年」に込めてー

【Colorful Interview】LAST FIRST ー あのころの自分に届けたいメッセージを「少年」に込めてー

「あの日のあなたは、今日のあなたを好きでいてくれますか。」
個性的な4人から放たれる美しいハーモニーで人気のボーカルグループ・LAST FIRSTが6月29日にリリースする新曲「少年」は、大人になったいまの自分から、かつて少年だった自分自身に“夢”を問いかける作品。シンプルゆえに歌詞の言葉一つひとつがまっすぐにリスナーの心に届くメッセージソングだ。カップリング違いの4タイプ同時発売で、メンバーそれぞれが選んだ2曲(オリジナル曲・カバー曲)を収録。LAST FIRSTのライブでおなじみの曲や特別な思い入れのあるオリジナル曲と、カバー曲では女性ボーカリストの大ヒット曲を4人の斬新なハーモニーで表現している。ファッションブランドとのコラボや、来年公開予定の映画『Carモディファイズ』の主題歌に起用されることも決定したLAST FIRST。これからますます幅広いフィールドでの活躍が期待される彼らに話を聞いた。

 

大人になるのも悪くない。いつかの「少年」だった多くの人に、この曲と出合ってほしい


リーダーのYOUSUKEさんは新曲「少年」の作詞・作曲を手がけられていますが、まずこの楽曲に込めたメッセージを聞かせてください。

YOUSUKE どんな人も、これまで生きてきたなかでいろいろな選択をしてきていまに至っているわけじゃないですか。その当時は失敗だと思ったことも、いまとなっては肥やしになっているなとか、”あのできごとがあったからこそ、いまここで生きていて周りの人たちと出会えたのだ”と、すべてが無駄なことではなかったと思うこともありますよね。僕たちも振り返ってみたら、10代の頃からそれぞれが違ったグループでいろんなことを経験してきたから、こうしていまLAST FIRSTとしての僕たちがいる。どんな自分も好きと言える自分でいよう”と、過去の自分がエールを送ってくれている。「少年」はそんなメッセージを込めた曲です。

LAST FIRST 左からGACKY、リーダーのYOUSUKE、OSA、ATSUSHI


少年よ 笑ってるか? 少年よ 迷いはないか?

幾つになったんだい? 夢を追ってるかい? 
(「少年」歌詞より)

 

「あの日のあなたは、今日のあなたを好きでいてくれますか。」というコピーが心に響きますね。

GACKY この言葉はすごいですよね! 初めて聞いた時に、“あれ?”って、ふと立ち止まっていまの自分のことを考えました。

ATSUSHI そうそう! “好きでいてくれますか”という問いかけなんだけど、すごく前向きにさせてくれる言葉というか、すごくポジティブな言葉で。短い言葉だけど、この一行で「少年」という曲の本質がわかりますよね。

ATSUSHI

皆さんは、”昔の自分に伝えたいこと”や “あの経験がいまの自分につながっているんだな”と思う過去はありますか?

YOUSUKE 小学生のころ、野球チームに入っていてピッチャーをやっていました。強いチームと試合をしたときに僕が完投して勝ったんですね。その後、対戦相手の監督から「もう一度練習試合をしてほしい」と頼まれたんですが、僕は「肩が痛い」とうそをついて投げなかった。かっこいい自分のままで終わらせたかったんです。そのときのことをいまだに少し後悔していて、いまは当たって砕けてもいいから、ありのままをさらけ出して生きたいと思うようになりましたね。

OSA 僕は高1のころ、よく学校を勝手に早退してとりあえず漁港へ行っていたんですよ(笑)。家にも帰れずにボーっとしていると、釣りをしているおっちゃんから「お前、何しとる。学校へも行かんで」って言われる。「ええねん、俺、歌手になるから」って答えていたんですけど、それがいま、ホンマになっとるなって。おっちゃんから「そんなのなれるかい」って言われても、なんの根拠もなく歌手になるって言っていた高1の僕に、「ホンマになれたよ」って言いたいですね。

OSA

GACKY 小学校の卒業文集に夢を書くじゃないですか。僕は将来の夢を“芸能人になる”って書いていました。いまステージに立ってみんなの前で歌えているので、その夢は叶ったかな。だからあのころの自分に、“その夢をずっと持ち続けたら、ちゃんとステージに立てるよ”っていうことを伝えたいなと思いますね。

ATSUSHI 僕は歌を本気で目指したのが20代半ば過ぎてからなんです。20歳でYOUSUKEと出会ったころは、歌手になりたいという明確なヴィジョンがまだなくて、無駄にふらふらしていました。スタートが遅くても、本気でやろうとして信じたことって、年齢は関係ないんだなって思っています。あのころの自分に、“遅かったかもしれないけど、やりたいって思っていたことで、おまえは結果を出せたんだぞ”って言えるかな…。まだまだもっと頑張りたいと思っていますけど。

 

ジャケットもこの作品の世界観が反映されているような、オシャレでとても温もりのある写真ですね。

OSA ありがとうございます。デビュー曲の「応援歌」からずっと担当してくれている撮影チームが担当してくれていて、彼らに対しては信頼しかありません。彼らが僕らLAST FIRSTと一緒に挑戦してみたいと思ってくれていることを形にしました。

YOUSUKE 僕らはまだまだ写真や映像に関しては疎いところがあるので、試みとしてどういうことができるのかを提案してもらいました。「少年」のノスタルジックな世界観を表現しつつ、ちょっと革新的な部分もあるアート作品に仕上がっています。

YOUSUKE

ATSUSHI 線路が投影されていて、映画の『スタンド・バイ・ミー』を連想するよね。4人の少年たちが旅をするじゃないですか。

GACKY 僕たちも4人だしね! 線路は過去と現在をつないでいるというか、人生そのものを表現しているのかな? いろいろ考えさせられる、素晴らしいジャケット写真ができました。

GACKY

そしてカップリング曲には、それぞれオリジナル曲と女性ボーカリストの名曲カバーを1曲ずつ、いまのタイミングで皆さんが収録したい作品を選んだそうですね。選んだ理由を教えていただけますか?

YOUSUKE (Type-A)「五番街のマリーへ」は、配信ライブでリクエストをいただいて初めて知った曲で、こんな名曲を知らなかったのかって驚かれましたけど(笑)、初めて聴いたときから作品の舞台になっている五番街が想像できました。主人公がマリーの様子を見て来てほしいという情景も頭の中に浮かんできて、この曲が大好きになったんです。「Beach」は4タイプの全曲の中で唯一、4人で歌うのが初披露の曲です。

OSA (Type-B)「喝采」は、男性グループでこの曲をカバーしている方はいないと思いますし、LAST FIRSTのことを知っていただくいいきっかけなる作品ではないかと思いました。「KOKOKARA」はLAST FIRSTがメジャーデビューする前に作った曲なんです。ファンもまだ少なくて、これからどうなるかわからないけどみんなで一生懸命前に進んでいたころの曲。これまでなかなかリリースする機会がなかったので、この機会にぜひ!と思い選びました。

GACKY (Type-C) 岡本真夜さんの「TOMORROW」は、“アスファルトに咲く花のように”がまさに自分のことを歌っているなっていうかんじがして好きなんです! この曲を聴くと、どんなときでも前向きに、何度倒れても立ち上がれるような気持ちになれるポジティブソングなので選びました。「baby baby baby」はLAST FIRSTを始めたころから、ライブで定番の盛り上がれる曲。まだ僕らのライブに来たことがない人にも届けたい! ぜひ聴いて覚えていただいて、ライブで一緒に盛り上がってほしいですね。

ATSUSHI (Type-D)「ロマンスの神様」は多くの人に知られている名曲だし、広瀬香美さんはアーティストとして個人的にとても尊敬している方です。今回はあえてコーラスメインのアレンジに仕上げていただいて、聴きごたえのある曲になりました! 「レター」は、初めて4人全員で作詞・作曲をした曲。それぞれ自分のパートを、まるで手紙を書いているように歌詞にして曲にぶつけました。今の僕らの想いととてもマッチしていると思います。

全タイプ4枚を通して聴いたら、まるでLAST FIRSTさんのアルバムを聴いている雰囲気で楽しめますね! 若い人にも同世代にも、そしてもっと上の世代の方にも、皆さんの思いの込められている「少年」をはじめ、すべての作品を聴いていただきたいですね。

YOUSUKE そうですね。たくさんの人にまずは「少年」と出合っていただきたいし、この曲を聴いて、もう一度純粋だった子ども時代の自分を思い出していただけたらうれしいです。そのときに、心に生まれてくる感情が何かしら必ずあると思うので、その感情と向き合うきっかけになれたら最高ですね。思い出や経験が糧になっていまの自分があると思えば、歳を取るのも大人になるのも悪くない。昔を思い出すことって、結構大事なんじゃないかなって、いま僕らも改めて思っています。

 

【PROFILE】LAST FIRST(らすとふぁーすと)  左から、GACKY(広島県出身)、YOUSUKE(広島県出身)、OSA(兵庫県出身)、ATSUSHI(埼玉県出身)の4名からなる実力派ボーカルグループ。それぞれがさまざまな音楽経験を経て、2016年に結成。グループ名のLAST FIRSTは、「終わり(LAST)は始まり(FIRST)」という意味を込めて名づけられた。類いまれな歌唱力で織り成すハーモニーとライブパフォーマンスが、リスナーに感動と勇気を与えると評判に。最近は大衆演劇場や温泉施設などでも人気を博し、活動の場を広げており、幅広い年代からの支持を獲得している。新曲「少年」はTBS系テレビ『ひるおび』7月度エンディングテーマにも起用されることが決定している。

 



INFORMATION

LAST FIRSTの楽曲が来年公開予定の映画『Carモディファイズ』主題歌に決定!

来年公開予定の映画『Carモディファイズ』の主題歌に起用されることが決まったそうですね。おめでとうございます! どんな映画ですか?

YOUSUKE 車がメインの映画ですが、まるで自分の子どものように車に愛情を持って生きている人々の姿を描いた作品です。僕らも初の映画出演ということで、劇中にLAST FIRST役で出演させていただいています。クランクインの日にロケに参加させていただいたのですが、撮影現場に300~400台くらいの車が集結して…壮観でした。トラック、バイクの旧車、スポーツカー、アメリカのクラシックカー、日本に数台しかないような高級車がたくさん立ち並んでいました。車好きの方にはたまらない映画ですね! 僕もとても楽しみにしています。

映画の撮影現場で、カーマニアの皆さんとも交流はされたのですか?

OSA コロナ禍でずっと集まることができなかった車好きの方たちが、久しぶりに会えてお互いに“ピース!”っていうかんじで楽しそうで。僕らのライブもとても盛り上げてくださって、本当に楽しかったですし、貴重な経験をさせてもらいました。“自分たちの車を見てくれ”という、車に対する愛情がすごかったですね。

ATSUSHI そういう人たちが僕らの撮影の様子も観に来てくださって、帰るときに僕らにも「お疲れさん!」って言ってくれたんです。それがめちゃくちゃうれしかったですね。

GACKY 見た目はちょっと近寄りがたい雰囲気(笑)の皆さんでしたが表情や声援にすごいパワーをいただきました。その様子はきっと撮影とカメラに押さえられていると思いますよ。いろいろな車を見て、僕も“乗ってみたいなあ”と思う車がたくさんあって、これって男のロマンじゃないですけど、すごく男心をくすぐる映画じゃないかなと思います。公開が楽しみですね!

映画『Carモディファイズ』公式Twitter
映画『Carモディファイズ』公式Instagram

(取材・文/夏見幸恵)

 

NEW RELEASE!!

2022年6月29日発売
LAST FIRST「少年」
【タイプA】

「少年」
作詞・作曲:YOUSUKE 編曲:関淳二郎
c/w「Beach

作詞・作曲:YOUSUKE、GACKY 編曲:海津信志
c/w「五番街のマリーへ」(オリジナル/ペドロ&カプリシャス)
日本コロムビア COCA-18013 1,500円

【タイプB】

「少年」
作詞・作曲:YOUSUKE 編曲:関淳二郎
c/w「KOKOKARA

作詞・作曲:YOUSUKE、OSA、GACKY 編曲:海津信志
c/w「喝采」(オリジナル/ちあきなおみ)
日本コロムビア COCA-18014 1,500円

【タイプC】

「少年」
作詞・作曲:YOUSUKE 編曲:関淳二郎
c/w「Baby Baby Baby

作詞・作曲:YOUSUKE、GACKY 編曲:関淳二郎
c/w「TOMORROW」(オリジナル/岡本真夜)
日本コロムビア COCA-18015 1,500円

【タイプD】

「少年」
作詞・作曲:YOUSUKE 編曲:関淳二郎
c/w「レター

作詞・作曲:YOUSUKE、OSA、GACKY、ATSUSHI 編曲:星雄一郎
c/w「ロマンスの神様」(オリジナル/広瀬香美)
日本コロムビア COCA-18016 1,500円

 

CHECK!!

LAST FIRSTオフィシャルサイト
LAST FIRST STAFF公式Twitter
LAST FIRST OFFICIALInstagram
LAST FIRST公式YouTubeチャンネル

 

関連記事

  • コメント ( 0 )

  • トラックバックは利用できません。

  1. この記事へのコメントはありません。