【Colorful Interview】エドアルド 気持ち新たに再出発!〜 ”笑顔と感謝を忘れずに”〜(後編)
ブラジル人初の演歌歌手として、2015年に日本の歌謡界にデビューしたエドアルド 。デビュー曲「母きずな」は、まさに自身と母親との愛を彷彿させるストーリーで、聴く者の胸を打ちロングセラーとなった。それから8年。突然襲った難病との闘い、ファンとの交流を阻んだコロナ禍を乗り越え、事務所移籍第一弾となる新曲「夢でもう一度」で歌手・エドアルドが再出発を果たす。これまでの道のり、そしてエドアルドの新たな挑戦となる今作について、前後編2回にわたりお届けする。
いま僕が一番会いたい人は
このたび3年ぶりとなりますが、新曲「夢でもう一度」は、「あなたがいま一番会いたい人は誰ですか?」というコンセプトで描かれた、演歌ではなく僕にとって初めてのバラード曲です。いろいろな意味で、歌手・エドアルドの新しい一面を皆さんに見ていただきたい。”エドのバラードってこんなに素敵なんだ!”と感じてもらえたら、またこれまでとは違う喜びを皆さんに与えられるかなと思います。
この曲に出合ってから、僕の夢に出てくる光景があります。スポットライトの当たる会場でこの曲を歌っているんですが、客席には誰ひとりいない。でも、大拍手に包まれるというものです。この夢の意味についていろいろ考えたとき、いま僕の一番会いたい人はファンの方たちなんだと気づきました。この3年間、会えなかった人たちともう一度ふれ合いたい。全国で応援してくれているファンの皆さんに早く生の歌を届けたいです。
”この曲を歌いたい!”と強く思った
この曲の最後には、「笑顔と感謝を忘れずに」という言葉があります。僕が日本語で一番好きな言葉が「感謝」です。だからデビュー当時から、サイン色紙には必ず「感謝」と漢字で書くよう心がけています。そして、僕が笑顔でいられることが、ファンの皆さんが一番見たい姿なんではないかなと思ったときに、”この曲を歌いたい!”と強く思い、すんなりと詞の内容も入ってきました。このフレーズあっての、この曲です。
そして、カップリング曲はデビュー曲の「母きずな」。デビューから8年。デビューシングルのCDというのはもう廃盤になっていまして、ファンの方から多くの希望される声があり、「母きずな」をもう一度出させていただくことになりました。エドアルドの再出発が「夢でもう一度」、そしてエドアルドの原点の曲である「母きずな」。この2曲を同じCDとして皆さんに届けていけるのいうことが、とてもうれしいです。
信じることが一番大事。いつか日本とブラジルの架け橋に
僕は、プロ歌手を目指そうと思っていたときから、日本のNHK『歌謡コンサート』や『紅白歌合戦』で歌っている自分を想像していました。そのエネルギーをずっと持っていたので、日本に来て大好きな演歌の歌手になれた。思えば叶うというか、信じることが一番大事。強く信じていれば、いつか実るときが来るんだと思っています。デビューのときから紅白の舞台は僕の一番の目標ですので、その思いは変わらずに持ち続けていきます。
ただ、プロの歌手になったからには自分の夢や自己満足だけではなく、プレッシャーでもあるんだけれどもブラジルという国旗を背負っているんだという責任感や誇りを持ちながら、演歌・歌謡曲を歌っていきたい。そして、いつか日本とブラジル、お互いの国の交流ができて僕がその架け橋になれたら。これからもっとトップを目指して頑張って、いろいろなことに挑戦していきたいと思います。
NEW RELEASE!!
2023年5月17日発売
エドアルド 「夢でもう一度」
「夢でもう一度」
作詞・作曲:あらい玉英 編曲:杉本バッハ
c/w「母きずな」
作詞:たきのえいじ 作曲:あらい玉英 編曲:前田俊明
テイチクエンタテインメント TECA -23027 1,400円(税込)
CHECK!!
エドアルドテイチクオフィシャルサイト
エドアルドオフィシャルブログ
エドアルド公式Twitter
この記事へのコメントはありません。