藤井香愛がデビュー4周年セカンドコンサート。「一生歌手として生きていきたい」と歌への情熱を歌声に乗せてファンへ届ける
藤井香愛が、5月22日、東京・なかのZERO 小ホールで、セカンドコンサートを行った。
令和の”ディーヴァ”(歌謡歌姫)として2018年に「東京ルージュ」でデビューした藤井。今年1月にリリースした4作目のシングル「一夜桃色」は、オリコン週間演歌・歌謡シングルランキング(1月24日付け)で初登場1位を獲得するなど、発売以来好評を得ており、幅広い歌謡ファンから人気の高い作品。作詞を及川眠子氏、作曲を幸耕平氏という数々の名曲を世に送り出してきたヒットメイカーコンビが書き下ろした、藤井の等身大ともいえる切ないラブソングだ。
この日は、その新曲「一夜桃色」をはじめ、デビュー曲の「東京ルージュ」や昨年リリースした「その気もないくせに」などの人気オリジナル曲の数々、昭和のアイドルメドレーやアニメソングなど、アンコールを含め全23曲を熱唱。全国から駆けつけたファンへ、惜しみない歌への愛や情熱を歌声に込めて届けた。
開演前の囲み取材で、藤井は今回カバーした楽曲はほとんどが初挑戦で、とくに難しかったのはサザンオールスターズの「私はピアノ」だとはにかみながら打ち明けた。
「ガイドボーカルの仕事をさせていただいていたので、私の特技は早く曲を覚えることです。ただメロディーは早く覚えられるのですが歌詞を覚えるのがすごく苦手で、この曲は歌詞が全部違うんです。しかも結構言葉が詰まっているので苦戦しました」(藤井)
生まれ育った地元・中野への愛があふれる藤井は、昨年のファーストコンサートは中野区内で一番小さなホールである野方区民ホールで開催したが、今回はその倍の観客を収容できるなかのZEROホールを会場に選んだ。
「2024年に中野サンプラザが解体され建て替え工事を行う予定なので、それまでにサンプラザでのソロコンサートを目指して中野区内からステップアップしていけたらいいなと思ってこの会場を選びました。中野の街は都会的なところもあるのですが、路地を一本入ると昭和な雰囲気もあったりしてすごく好きな街です。本当に家が近いので、この辺りもよく自転車でうろうろしています(笑)。この街に全国からファンの皆様が遊びに来てくれるのがうれしいです」(藤井)
新曲の作曲も手がけている幸耕平氏のレッスンを重ね、デビューから4年目を迎えたいま、藤井自身も歌手としての成長や手応えを感じているようだ。
「中野から羽ばたいていけるように、これからも精いっぱい頑張っていきます。私はデビューが遅いので歌に懸ける思いはひと一倍だと思っています。一生歌手として生きていきたいと思っているので、今日はその歌手人生に素敵な1ページを刻めたら。これからも応援をよろしくお願いいたします」(藤井)
今後の歌手人生への意欲を語り、その大きな瞳をひときわ輝かせた。
M2 東京ルージュ
NEW RELEASE!!
2022年1月12日発売
藤井香愛「一夜桃色」
「一夜桃色」
作詞:及川眠子 作曲:幸耕平 編曲:坂本昌之
c/w「名残りの恋」
作詞:及川眠子 作曲:幸耕平 編曲:坂本昌之
徳間ジャパンコミュニケーションズ TKCA-91391 1,350円(税込)
CHECK!!
藤井香愛徳間ジャパンオフィシャルサイト
藤井香愛オフィシャルブログ
藤井香愛公式Twitter
藤井香愛Instagram
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