【スペシャルレポート】『COLORful』創刊記念イベント in 浅草・音のヨーロー堂
WEBからうまれた毎日を彩る音楽&カルチャーマガジン『COLORful』が、8月23日に創刊となった。創刊号の表紙と巻頭ページを飾る現役俥夫3人からなるエンターテインメントパフォーマンスユニット・東京力車と、WEBマガジン「カラフル」で『スターへの道』を好評連載中の平松賢人をスペシャルゲストに迎え、創刊を記念したイベントを8月28日、浅草・音のヨーロー堂で開催した。
【トークセッション】COLORfulとゲストとのスペシャルエピソードを初公開!
MCを務めた編集長・パン子がステージにスペシャルゲストの東京力車と平松賢人を呼び込み、イベントがスタートした。
「このたびは『COLOCRful』創刊、本当におめでとうございます。東京力車が表紙を飾らせていただいたことをうれしく思いますし、今日また平松さんとご一緒できるのもすごくうれしいです」(東京力車・田井裕一)
「僕たちは、パン子さんには結成当初からお世話になっております。この雑誌をたくさんの皆さんの手に取っていただくことが、僕たちからの恩返しだと思っておりますので、皆さんよろしくお願いします」(東京力車・白上一成)
「パン子さんは、僕たちが“もっと頑張らないとな”と思うきっかけをくださった方です。今日は“東京力車が表紙でよかったな”、“ゲストに賢ちゃんが来てくれてよかったな”と思っていただけるように、このイベントを盛り上げていきたいと思います」(東京力車・石橋拓也)
「“東海力車”の平松賢人です(笑)。普段はBOYS AND MENというグループで名古屋を中心に活動していますが、グループの肩書きを外してひとりで演歌・歌謡曲をやろうと飛び込んでみたんです。そこで力を貸してくださったのがパン子さんで、僕のことを誰も知らないときに、特集を組んでくださいました」(平松賢人)
平松が“東海力車”と自己紹介したことに、東京力車が「もしかしてそれ、売れてるの?」と反応。平松は「はい。“東海力車”も表紙を飾れるようになりたいと思います。負けないぞ!東海力車は電動です。エアコン付きで、快適にやってますよ~」と答えると、東京力車のメンバーは「ちっとも苦労しねえじゃないかよ」「汗流してないじゃないかよ」と口々にツッコミを入れ、会場は大爆笑となった。
トークセッションの話題は、東京力車とパン子の出会いから。カラフルがスタートする前、別のWEB媒体で演歌・歌謡界の先輩に浅草の町と人力車の魅力を伝える企画を担当していたのがパン子だった。
「僕たちにとって、初めての連載でした。演歌歌手の方たちを人力車に乗せる連載をさせていただくことで、いろいろな方とつながるきっかけを作ってくださいました。人力車に乗ってくださる方も増えてうれしかったし、本当に感謝しています」と田井が話すと、「たいちゃんは、カメラを2台抱えて人力車を追いかけている私を振り返ってくれることなく、いつも猛ダッシュでしたね(笑)! 私も常に汗だくで走って、痩せる思いでした。思いだけで痩せてないけど……(笑)」とパン子が明かし、会場はまた大爆笑に包まれた。
「東京力車さんと平松さんには、今年のカラフル感謝祭にも出演していただきました。皆さん、よかったらお手元の『COLORful』を一緒にご覧ください」とパン子が呼びかけると、いち早くカラフル感謝祭のページを見つけた石橋が「皆さん、62ページを開いてください」と、パン子をアシスト。来場者が一緒にマガジンを開いてページをのぞき込む中、白上が「先生、教科書を忘れました」と笑わせた。
▲白上は平松の新曲「ア・ヤ・シ・イ・ネ」のキメ顔と指を2本差し出すキメポーズを気に入った様子で披露。平松本人から「それ、違うからヤメて。指が揃ってんのよ、僕は。さっき見てたからわかるよね! そのフレミングの法則みたいな指はヤメて(笑)」と、何度もダメ出し。まるでお笑いコンビのようなやり取りで会場を盛り上げた
WEBマガジン「カラフル」で、いま唯一連載をしているのが平松賢人。生まれたときから現在までの歩みを振り返る『スターへの道』は、現在#9まで公開中だ。
「いつも取材に来てくださって、ありがとうございます。この間、新宿の歌舞伎町タワーのキャンペーンにも来てくださいましたよね」と平松が話すと、パン子は『COLORful』のページに掲載される二次元コードを読み込むと、WEBマガジンにて公開中の連載記事などを楽しめるようになっているしくみなどを説明し、「購入した方限定のスペシャル動画や記事も観ることができます。『COLORful』の今後の目標は、ハイブリッドマガジン。まだまだこれからなんですが、そういう新たな挑戦をしていきたいと思っています」と、創刊への思いを語った。
▲『COLORful』の自分の写真を見た平松に、白上は「やっぱり指は2本、揃っていますね。このポーズです」と重ねて注意を受けていた
【ミニライブ】2組の熱いパフォーマンスに声援が飛び交う
続いて行われたミニライブは、平松から。ソロとしてのデビュー曲「灼熱ロマンス」、西城秀樹の楽曲をBOYS AND MEN風にアレンジされた「ヤングマン~B.M.C.A~」を熱く歌い上げると、客席から黄色い歓声が上がった。
7月9日発売の新曲「ア・ヤ・シ・イ・ネ」のカップリング曲「愛のスカーレット」では、最前列の来場者に薔薇の花を一輪託して、曲中に渡してもらうという粋な演出も。また、歌詞の“ア・モーレ”でコール&レスポンスを来場者に依頼。「皆さん、どうか大きな声量で僕に“ア・モーレ”をください!嘘でも誠でもかまわないです。僕には“本当だ”と思って受け取る能力がございます」と会場を沸かせた。最後は、キメポーズがすっかり印象づいた「ア・ヤ・シ・イ・ネ」。東京力車のファンも、すっかり平松ワールドに引き込まれていた。
メンバーの自己紹介からスタートした東京力車は「青春」をじっくりと歌唱し、「東京力車もメジャーリリース5周年を迎えました。僕らがレコード会社を移籍した一曲目から、パン子さんにはいろいろなところへ取材に来ていただいて、同じ歴史を歩んで来た仲間だと思っています。そして僕らが日ごろ働くこの浅草でイベントができること、音のヨーロー堂さんにも本当に感謝をしております」と、あらためて丁寧にあいさつした。
そして、新曲のTypeBカップリング曲「浅草ララバイ」を感謝の気持ちを込めて聴かせ、この日発表となったオリコン演歌・歌謡曲週間ランキング初登場1位に輝いた新曲「涙ひとしずく」で、ライブコーナーを締めくくった。
イベントのエンディングでは、『COLORful』のデザイナーが持参したポスターを披露。東京力車と平松がそれぞれサインをして、パン子にまるで贈呈式のように渡す一幕も。来場者もこの日の参加特典である創刊号へのサイン会を楽しみ、思い出とともにそれぞれの帰途についた。
▲「またひとつ、夢ができました。カラフル感謝祭で木村徹二さんとコラボしたとき、俥夫着を着てもらったんですよ。いつか平松さんにも…」(東京力車)。「徹ちゃんだけそんなコラボして、いいなと思っていました。東海力車でやらせていただきます(笑)」(平松)。最後まで笑いの絶えないトークでイベントを盛り上げてくれた東京力車さん、平松賢人さんに心より感謝申し上げます
【カラフル編集長・パン子より】
「WEBマガジンをスタートして3年目。新たな一歩、新たな挑戦です。たくさんの方々のご協力があり、『COLORful』創刊の日を迎えることができました。あらためて、お力添えいただいた全ての皆様、ありがとうございます!そしていつもカラフルをご覧いただいている読者の皆様…本当にありがとうございます!! これからも、皆様の日々をカラフルにできますように。二刀流(笑)となったカラフルをよろしくお願いします」
(取材・文/夏見幸恵)
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