• HOME
  • News
  • 感謝の思いを歌声に乗せて! 一条貫太が5周年を前に「演歌本道! 男を謳うリサイタル〜2023〜」で熱唱

感謝の思いを歌声に乗せて! 一条貫太が5周年を前に「演歌本道! 男を謳うリサイタル〜2023〜」で熱唱

1月9日、千葉・千葉市民会館 大ホールに、新年の幕開けにふさわしい勇ましい歌声が響きわたった。今年3月に、デビュー5周年を迎える一条貫太。”平成生まれの昭和なボイス”をキャッチコピーに、デビュー以来力強く男の生きざまを歌い続けてきた演歌の申し子が、地元である千葉で行われた「演歌本道! 一条貫太、男を謳うリサイタル〜2023〜」の舞台で、堂々と2023年のスタートを切った。

昨年は、1月に発表した「旅路の先に」がオリコン演歌・歌謡曲チャートで自身2度目の初登場1位を獲得。さらに12月に発表した新曲「なぁ親父よ」も初登場1位を獲得し大好評と勢いに乗っている。この日も会場には900名ものファンが足を運び、一条の渾身のパフォーマンスを堪能した。

デビュー曲「ふたりの始発駅」のジャケット写真になる予定だったという幻のド派手なショッキングピンクのスーツ姿で登場し、前半は”一之城駿”のペンネームで本人がメロディーをつけた「風の追分け渡り鳥」、そして「桃太郎一代記」でコンサートはにぎやかに幕を開けた。

「この衣装でバンドの皆さんにあいさつに行きましたら『マジックでもできるの』と言われました。ひとつもできません(笑)」「『なぁ親父よ』のカップリング曲「風の追分け渡り鳥」の作曲は一之城駿先生ですが…その”先生”とはわたくしでございます(笑)」。オープニングから軽妙なトークの数々で会場を和ませた

「あけましておめでとうございます。今年もよろしくお願いいたします! 一条貫太、2025コンサート……ん? 令和5年でしたね(笑)。 ”2023”コンサートということで、今日は一生懸命歌わせていただきたいと思います。昨年は千葉でコンサートができませんでしたので、今年はしょっぱなにやろうということになりました。お正月にコンサートをやるのは僕自身も初めてです。今日は、皆さん厄払いだと思って楽しんでいただけたらと思います(笑)」

デビュー曲から6作目シングルまでのカップリング曲メドレーで会場を温めると、この日のコンサートの見どころのひとつ、新御三家メドレーでさらにファンの胸を熱くした。西城秀樹の「情熱の嵐」、郷ひろみの「ハリウッド・スキャンダル」、野口五郎の「グッド・ラック」と、一条は昭和の名曲を演歌とは違う味わいで見事に歌い上げた。

ボサノヴァ調のアレンジで「ハリウッド・スキャンダル」、シティポップの名曲のひとつ「グッド・ラック」を披露

波に乗った勢いで熱唱が続く。一条が敬愛する演歌・歌謡界の大先輩、北島三郎の「なみだ船」「北の漁場」、そして鳥羽一郎の「男の港」「北の鴎唄」、そして自身の姿を重ね合わせた等身大の1曲、セカンドシングルの「やんちゃ船」と海の歌メドレーで豪快に前半を締めくくった。

後半は、気分も新たにデビュー曲「ふたりの始発駅」から。2018年にこの曲でデビューしたころの情熱やフレッシュさはそのままに、デビュー後に見舞われたコロナ禍の間にも懸命に歌とともに歩んできた成長が感じられる歌唱。一条を大きな拍手が包み込んだ。

「二部の最初はデビュー曲でございます。今日は僕の師匠である作詞家の万城たかし先生が来てくださっています。ありがとうございます。万城先生はいろいろな方の歌を書かれていますが、僕は先生に書いていただいた作品の数が(歌手の中で)2番目なんです。ですから、1番を目指してこれからもたくさん書いていただけるように頑張っていきたいなと思います」

恩師が温かく見守る中、万城氏から託された「酒場の花」「いのちの花」「旅路の先に」と、オリジナル曲の数々を次々に歌い継いだ。そして最後は、一条のナレーションから始まり、この世に生み育ててくれた母への感謝を込めて「男の夜曲」、大きな背中で男の生きる姿を示してくれる父への思いを歌った新曲「なぁ親父よ」をこぶしを握りしめながら熱唱。令和の演歌を担っていく歌い手のひとり、一条貫太の本領発揮ともいえるステージでエンディングを飾った。

「母の日、父の日にはちょっと早いですが、皆さんのお父さん、お母さんを思い浮かべながら聴いていただきたいと思います」。一条自身も、会場で見守っていた両親へ思いを馳せて歌っていたことだろう

「今日はデビューして丸4年、最後のコンサートということで大勢の方に来ていただきました。本当にありがとうございます。今年3月からはもうデビュー5周年ということになります。ひとつ目標があります。『千葉県の歌手といったら一条貫太だな』と言われるように頑張ります。まだまだ先の見えない日が続きますけれども、いつも皆様に感謝の気持ちをお届けできるように、一生懸命心を込めて歌ってまいりますのでどうぞよろしくお願いいたします」

アンコールでは、「デビューして半分以上がコロナ禍。本当に心苦しい日々が続きます。でも、ちょっとした明かりが見えてきたような感じがしませんか。ずっとなくならないかもしれないけれど、それはそれで、その時代にどう頑張って歌っていくかだと思っています。こんな時代に、負けちゃいけない!」とよびかけ、布施明の「負けちゃいけないよ」、自身の3作目のシングル「北海の篝火」で力強くエールを送り、幕を閉じた。

ノーマイクで「負けちゃいけないよ」と訴えかける迫力ある歌唱に会場中が静まり返った

一条は、3月からデビュー5周年を記念した全国縦断キャンペーンの開催をはじめ、さまざまな企画を準備中とのこと。これからも一条らしく歌謡界の荒波を乗り越え、令和の世にいまよりさらに勇ましい”平成生まれの昭和なボイス”を届けてくれることを期待したい。

◾️セットリスト
M1 風の追分け渡り鳥
M2 桃太郎一代記
〈カップリング曲メドレー〉
M3 潮風列車
M4 真赤な友情
M5 大原はだか祭り
M6 女のいのち
M7 北の流れ星
M8 走れ!桃太郎
〈新御三家メドレー〉
M9 情熱の嵐
M10 ハリウッド・スキャンダル
M11 グッド・ラック
〈北島・鳥羽メドレー〉
M12 なみだ船
M13 男の港
M14 北の鴎唄
M15 北の漁場
M16 やんちゃ船
M17 ふたりの始発駅
M18 酒場の花
M19 いのちの花
M20 旅路の先に
M21 男の夜曲
M22 なぁ親父よ
Enc. 負けちゃいけないよ
Enc. 北海の篝火

 

NEW RELEASE!!

2022年12月14日発売
一条貫太「なぁ親父よ」

「なぁ親父よ」
作詞:万城たかし 作曲:星つかさ 編曲:椿拓也
c/w「風の追分け渡り鳥」
作詞:万城たかし 作曲:一之城駿 編曲:椿拓也
日本クラウン CRCN-8527 1,400円(税込)

 

CHECK!!

一条貫太オフィシャルサイト
一条貫太オフィシャルブログ
一条貫太公式Twitter
一条貫太Instagram

 


▶︎一条貫太が初めてのフォークライブを開催。新曲「でっかい東京」を作曲した最上川司とコラボステージで熱唱!
▶︎昭和なボイスで歌いまくる! 一条貫太が東京で夢の初ワンマンコンサートを開催!

関連記事

  • コメント ( 0 )

  • トラックバックは利用できません。

  1. この記事へのコメントはありません。