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天童よしみが50周年記念コンサートを開催。両親や支えてくれたすべての人への感謝を胸に熱唱!

天童よしみが、5月17日、東京・LINE CUBE SHIBUYAで、「〜歌手生活50周年記念〜天童よしみコンサート2022」を行った。会場には1,400人ものファンが駆けつけ、およそ3時間あまりに及ぶコンサートを堪能した。

前半は、「天童よしみを誕生させてくれた曲」と、とくに思い入れのある一曲だと話すデビュー曲「風が吹く」(1972年)をはじめ、50万枚を超えるヒットとなった「道頓堀(とんぼり)人情」(1985年)、念願だった『NHK 紅白歌合戦』初出場の際に歌唱した「酒きずな」(1993年)、そして平成のミリオンセラーとなった「珍島(チンド)物語」(1996年)などを熱唱。言わずと知れた天童の代表曲の数々に加え、洋楽ポップスメドレーなどジャンルレスな幅広い選曲でファンを楽しませた。

後半は、敬愛する美空ひばりの名曲「悲しい酒」「川の流れのように」から、今年1月にリリースした50周年記念曲「あなたに咲いた花だから」や天童自身が作詞に携わりその半生を描いた「母と娘の生きる歌」(2017年)など、計29曲を心を込めて歌い上げた。

その中で、2018年に初共演を果たし絆を深めてきた地元・大阪の大阪桐蔭高校吹奏楽部とリモートでのコラボが実現。昨年暮れの『NHK 紅白歌合戦』でコラボした「あんたの花道」、さらに昭和の人気テレビアニメ『いなかっぺ大将』の挿入歌「大ちゃん数え唄」を披露した。

天童は、開演前のインタビューで「この50年経った姿を、父に見せたかったな」と、今は亡き愛する父、そしていつもそばで見守ってくれている母への思いを語っていた。

「『おまえ、50年やれるか?』と父に言われたことがあるんですね。『やってみなきゃわからへんけど、やってみる』『そうか。50年目指せ』と、ずっと言っていたんです。それが50年を迎えて、”お父さん、本当にありがとう”、”父ちゃん、やったで!”という気持ちでおります。絶対に今日は空の上から見てくれていると思います。そしてうれしいのは、89歳になる母が元気でこの50周年のコンサートを観てくれるということです」(天童)

幼いころから数々のちびっ子のど自慢大会で優勝を飾り、「天から授かった童(わらべ)」という素晴らしい名前を授かって、1972年に「風が吹く」で歌手デビューを果たしてから50年。群を抜いた歌唱力は年を重ねるごとに磨き上げられたが、天童が国民的歌手になるまでの道のりは決して平坦なものではなかった。

「これまで本当にいろいろなことがありました。昨夜も母と「こんな辛いときがあったね」などいろいろな思い出を話しました。デビューして10年目のとき、歌の道を極めることに専念するという決心がつきました。50年の中で忘れられないことのひとつのは、念願だった紅白歌合戦に初出場をさせていただいたこと。ここから自分自身の道筋がはっきりと見えてきました。たくさんの方々に応援していただいて支えられて今日まで来ました。でもこれからまだまだチャレンジして頑張ろうという気持ちです」(天童)

両親、そして50年間を支えてくれたすべての人たちへの感謝を胸に、最後まで圧巻の歌声でファンを魅了した。

「後輩たちもいっぱいいるし、引っ張っていく力がまだ私にはあるから、”演歌っていいよ、かっこいいんだよ”と呼びかけていって多くの人が演歌で盛り上がれるような時代が来るまで、みんなを引っ張っていきたい。生意気なようですけれど、50年経ったから言えるのかもしれません。そう感じています」(天童)

大きな節目は、新たな天童よしみが誕生するスタートライン。さらなる夢を実現するために天童はこれからも走り続ける。

初代の発売から24年ぶり!という「天童人形」が50周年を機に、再び商品化されることが決定した。新グッズの形態はまだ未定だが、令和Ver.として今年秋ごろに発表される予定。楽しみに続報を待ちたい。

 

NEW RELEASE!!

2022年1月5日発売
天童よしみ「あなたに咲いた花だから」

「あなたに咲いた花だから」
作詞:水木れいじ 作曲:水森英夫 編曲:猪股義周
c/w「おもかげブルース」
作詞:水木れいじ 作曲:水森英夫 編曲:猪股義周
テイチクエンタテインメント TECA-22001 1,350円(税込)

 

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