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【ライブレポート】祝・デビュー5周年! 青山新が様々な思いと決意を込めて歌う圧巻のステージ『コンサート2024〜ときめき〜』

2020年にテイチクエンタテインメント創立85周年・芸映創立60周年記念アーティストとしてデビューした青山新が、4月7日、東京・日本橋三井ホールでデビュー5周年を記念したソロコンサート『青山新コンサート2024〜ときめき〜』を開催した。全国各地から青山を祝福に駆けつけた、満席となる600名のファンを前に、最新曲「女がつらい」をはじめ全24曲を熱唱。23歳とは思えない情感豊かなボーカルとパフォーマンスで、この5年の成長と歩みを見せつける圧巻のステージを繰り広げた。

 

いままで培ってきた全てを、歌にぶつけたい

まもなく誕生日を迎え24歳になる青山。2020年のデビューのときは弱冠19歳の若さで、当時はコロナ禍だった。報道陣に向けたリハーサル取材では、「世の中が大変な時期にデビューでしたので、最初のころは思うような活動がなかなかできませんでしたが、その中でも配信などでファンの皆さんと交流したり、SNSなどでメッセージをいただいてつながっていることができました。ようやく3年目のときに、ファーストコンサートをこの会場で開催させていただいて、自分の目標や夢を一つずつ叶えることができてきたのではないかなと思います。5周年はあっという間で、たくさん思い出や経験させていただいたことがありますが、全てが無駄なことはなく大切なことだったなと…。初心を忘れることなく、またステップアップした一年になるように、大きく羽ばたける年にしたい」と、これまでの歌手生活を振り返った。

また、「いままでの青山新が培ってきたもの全てを、歌にぶつけたい。満席のお客様にお越しいただけるということで、何よりも感謝の気持ちをラストまで絶やさずに、こうして歌わせていただける幸せや感謝の気持ちを根本に歌ってまいりたいと思います」と、コンサートへ懸ける意気込みを熱く語った。

 

前半はフレッシュ&ブルージーな”青山新”を堪能

オープニングを飾ったのは、オリジナル曲「どうにもならない恋だもの」。前作「女のはじまり」のカップリングに収録された、報われることのない哀しく一途な恋心を歌う青山得意の女唄で、しょっぱなからファンの心をガッチリとつかんだ。

この日のために新調したというレモンイエローのスーツも、爽やかで細身の青山によく似合っていた

「今日はわがままを言いまして、”5周年だからこの曲を歌いたい”とたくさん用意してまいりましたので、お楽しみに!」

続いての〈ときめきの青春ソング〉コーナーでは、往年の人気ドラマ『飛び出せ!青春』の主題歌に起用されヒットした、青い三角定規の「太陽がくれた季節」や柏原芳恵の「春なのに」などを等身大のフレッシュさを振りまきながら歌唱した。

さらに、楽屋から衣装替えの模様を中継で結び客席を楽しませると、きらびやかな黒のスパンコールスーツに着替えた青山が客席中央のドアより登場した。〈ブルースで旅をするメドレー〉と題し「中の島ブルース」や「夜明けのブルース」「宗右衛門町ブルース」など、ブルースの名曲を歌いながら会場をラウンド。ハイタッチをしながら練り歩き、笑顔でファンと触れ合った。

フレッシュ&ブルージーな”青山新”を堪能させてくれた第一部は、前作「女のはじまり」で締めくくられた。この曲は、昨年青山がオリジナル曲として初めて挑戦した女唄。愛らしいルックスから放たれるパワフルな歌声が、デビュー時と比べ”180度違う青山の一面を味わえる”と、いまでもファンに人気の一曲だ。

 

憧れの八代さんへ…僕の大好きな曲を、心を込めて

後半の始まりは、青山が所属し今年90周年を迎えたレコード会社・テイチクエンタテインメント(テイチクレコード)の歴史を彩ってきた名曲の数々。藤山一郎の「東京ラプソディー」や菊池章子「星の流れに」、そして「習い始めて2年。今回も、皆さんに喜んでいただきたい! その一心で一生懸命練習してきました。前回よりもレベルアップしているかな?」と話し、ディック・ミネのデビュー曲「ダイナ」を歌いつつ、ステージでは4回目となるタップダンスを披露した。笑顔を見せながら楽しそうに踊る青山に、ファンは大きな拍手を送った。

「90年の歴史の中の名曲を歌わせていただきました。これからも歌い継いでいくのがテイチクレコードの歌い手として、また後輩として、ひとつの使命かなと思っています」(青山)

終盤は、サードシングル「君とどこまでも」、その追撃盤カップリング曲「迎えに来たよ」などオリジナル曲を次々に届け、最後は今年2月リリースの最新曲でデビュー5周年記念曲「女がつらい」。

「いろいろな夢や目標はありますけれども、この曲で大ヒットを目指して一歩ずつ近づけたらと思います」

青山の真骨頂ともいえる豊かな表現力で、愛した年下の男を忘れられず行方を探しさまよう女性のつらさを堂々と歌い上げた。

「僕がこの世界を志したきっかけであり、大きな影響を受けた憧れの八代亜紀さん。子どものころにテレビで観て大ファンになり、デビューしてからもたくさんの思い出を作っていただきました。初めての共演は20歳のころ、ドッキリ企画でした。ネックレスや似顔絵など宝物もたくさんいただきました。昨年12月30日に旅立たれ、僕も言葉に言い表せないくらいのショック、悲しみでした。でも、泣いてばかりじゃ、きっと八代さんに叱られそうで。暗いお顔はきっとお好きじゃないでしょうから、泣かずに歌うことこそが歌い継ぐ、本当の意味だと思います。一ファンとして、後輩として、僕の大好きなこの曲を心を込めて歌いたいと思います」

最後に歌ったのは、敬愛する八代亜紀の「愛を信じたい」。リハーサル取材の際は、突然スクリーンに映し出された、八代から昨年の誕生日に贈られたビデオメッセージを見てしまい、大粒の涙をこぼしながらこの曲を歌った青山だった。しかし、本編では見事に歌いきり、見守っている全ての人へその思いを届けた。

リハーサル時涙をこぼしながら歌う青山

「今日は本当に幸せでございます。今年で24歳になりますけども、もっともっと経験を積んで味わい深い歌を歌っていきたいなと思います。ぜひ10周年、15周年と皆様応援よろしくお願いいたします!」

熱烈なアンコールに応え、八代からプレゼントされたというTシャツ姿で登場すると、再び「女がつらい」、青山自身にも重なる応援歌「夢の足跡」で大団円を迎えた。青山の姿が見えなくなるまで鳴り止まない声援と拍手。これまでの成長と歩み、そしてこれからの大きな可能性を感じさせるひと時となった。

また、6月12日に「女がつらい」の追撃盤となる”祭新(さいしん)盤”が発売されることがこの日、青山より発表された。新たに、青山の地元・千葉県浦安市で行われる三社祭をテーマにした作品「祭り道」が、カップリング曲として収録。青山は、「4年に一度の三社祭が、コロナ禍があったため今年8年ぶりに開催されます。もういま浦安はすごく盛り上がっています! 青山新初めてのお祭りソング。地元の皆様に喜んでいただける、そして全国の皆様もきっと胸を熱くするような曲ができたのではないかと思います」と、愛する地元の協力を得て完成したコラボソングへの喜びを話していた。

 

◾️セットリスト
M1 どうにもならない恋だもの
M2 がまん桜
M3 奥州三関
M4 太陽がくれた季節
M5 春なのに
M6 青春プロローグ
M7-1 あなた探して港町
M8 中の島ブルース
M9 伊勢佐木町ブルース
M7-2 あなた探して港町
M10 夜明けのブルース
M11 宗右衛門町ブルース
M7-3あなた探して港町
M12 悲しい色やね
M13 女のはじまり
M14 東京ラプソディー
M15 星の流れに
M16 涙そうそう
M17 ダイナ
M18 君とどこまでも
M19 迎えに来たよ
M20 石楠花の雨
M21 女がつらい
M22 愛を信じたい
Enc. 女がつらい
Enc. 夢の足跡

 

NEW RELEASE!!

2024年2月21日発売
青山新「女がつらい」

「女がつらい

作詞:麻こよみ 作曲:水森英夫 編曲:伊戸のりお
c/w「夢の足跡」
作詞:麻こよみ 作曲:水森英夫 編曲:伊戸のりお
テイチクエンタテインメント TECA-24006 1,500円(税込)

2024年2月21日発売
青山新「女がつらい」(DVD付)

「女がつらい」
作詞:麻こよみ 作曲:水森英夫 編曲:伊戸のりお
c/w「夢の足跡」

作詞:麻こよみ 作曲:水森英夫 編曲:伊戸のりお
「女がつらい」MV
テイチクエンタテインメント TECA-24007 1,500円(税込)

 

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