歌手生活60周年！大月みやこが新曲「恋人のように…」発売記念イベントを開催。「いまが一番楽しくて、一番幸せ」

2024.04.04News

4月3日、大月みやこが新曲「恋人のように…」の発売を記念した発表会を東京・千代田区の「俺のフレンチグランメゾン大手町」で開催。新曲「恋人のように…」を含む全8曲を披露した。

集まったファンの前に、春らしいピンクを基調とした着物を着用し登場した大月。「いつも応援をいただくお客様からの『ずっと聴いていますよ！』のひと言をかけていただくだけで、歌えることの幸せをずっと感じておりました。本日はそんな思いを込めて、いつもより近くで聴いていただき、大月みやこをずっと聴き続けてきて良かったと思っていただけるような時間を過ごしていただけるよう準備してまいりました」と、時折涙ぐみながらあいさつし発表会は開演した。

場内では、歌手生活60周年の歩みを振り返る名場面集が放送される中、今日のために用意をしたという華やかな水色のドレスを身にまとった大月が再登場し、いよいよお待ちかねの歌唱ショーがスタート。新曲の「恋人のように…」を軽やかに歌唱すると、ファンからのリクエストも多いという新曲のカップリング曲「人生ふしぎ」、前々作「北の果て…」カップリングの「おもいで探し」と、3曲続けて披露した。

ここでピアニストであり、大月の同級生でもある上柴はじめ氏を紹介し、「ハッピーバースデートゥーユー」の替え歌を観客と大合唱。”60”とあしらわれたケーキのサプライズに大月も感激し、「皆様にお祝いいただいてうれしいです。実年齢は60歳ではないのですが、歌手としては60歳。本当にありがとうございます」とコメントした。

その後は上柴氏の伴奏のもと、「ノクターン」「テネシーワルツ」「慕情」「ラストワルツ」を歌唱。大月が魅せる圧倒的な歌の世界観に、集まったファンは聴き入るようにステージを見つめていた。また、同級生である上柴氏とのセッションについて大月は、「音楽の世界で偶然再会して、最近ではレコーディングやライブで伴奏してもらっております。もう『お任せ』で通じる間柄です」。最後に新曲「恋人のように…」を60年分の感謝の想いを込めて歌唱し、新曲発表会を締めくくった。