おかゆが『おかゆウタ カバーソングス2』発売記念コンサート『有楽町で歌いましょう!』を開催。4月の新曲リリースをサプライズ発表!
平成のおんなギター流し&シンガーソングライター、おかゆが2月6日、東京・よしもと有楽町シアターで1月26日にリリースしたばかりの『おかゆウタ カバーソングス2』を引っ提げて、発売記念コンサート『有楽町で歌いましょう!』を開催した。
この日は、新型コロナウイルス感染症防止対策を万全にし有観客で開催され、エンディングでは4作目となる新曲を制作中であり、4月にリリースされることをサプライズで発表した。
『おかゆウタ カバーソングス』は、おかゆ自身も思い入れのある厳選された流行歌を収録する人気カバーアルバムシリーズ。昨年2月10日にリリースされた第1弾では、昭和、平成、令和の3つの時代の名曲をカバーしていたが、第2弾は明治、昭和、平成、令和という4つの時代の名曲をカバーした、よりバラエティーに富んだ内容となっており、発売直後から話題となっている。
アルバムの1曲目に入っている「雲の上」(オリジナル/心乃助)のMVの映像をバックに、初挑戦したというラップも見事に歌いきりコンサートの幕を開けると、アルバムに収録されている全曲を収録順に歌い継ぎ、およそ1時間にわたり全14曲を熱唱した。
「皆さんおばんで〜す! 女ギター流し、シンガーソングライターのおかゆです。今日は私の2枚目のカバーアルバム『おかゆウタ カバーソングス2』の発売記念コンサートということで、お越しくださいまして本当にありがとうございます。じつは、人生で初めてのソロコンサートです。お食事しながらライブを聴いていただく機会は多かったのですが、じっくりと静かに歌を聴いていただくということがあまり経験がないのですごくドキドキしていて、改めて初心にかえった気持ちになっています。ファーストコンサートは一生に一回ですので、今日は皆さんの心に残る歌を大切に大切にお届けしていきたいなと思います。皆さん最後まで何卒よろしくお願いいたします」
2曲目の「残酷な天使のテーゼ」は、おかゆが流しとして活動していた際、「アニソンの中でも最もリクエストが多かった」というヒット曲。ステージの上でのびやかに全身を使い歌唱するおかゆの姿に、会場中がカラフルなペンライトで声援を送る。
「メロディー」(オリジナル/玉置浩二)は、アルバムに収録されている作品はピアノで歌っているが、今回は感染症防止の観点と時間の関係などからおかゆのギター弾き語りのみで届けられた。続いて披露した「東京」(オリジナル/やしきたかじん)は、流し時代にリクエストがあった際、知らずに歌えず悔しい思いをしたトラウマになっている作品だと笑いを交えて話し、今回自分へのリベンジの気持ちでアルバム収録曲に選んだという。
そして「秋になると恋しくなる曲」だと話す「思秋期」(オリジナル/岩崎宏美)や、母の影響もあり自身も大ファンである髙橋真梨子のペドロ&カプリシャスの代表曲「五番街のマリーへ」といったバラードをしっとりを歌い上げたかと思えば、「みずいろの雨」(オリジナル/八神純子)、EPOのシティポップの名曲「DOWN TOWN」では、エネルギッシュな歌声で会場を盛り上げた。
「初めて東京国際フォーラムホールAに行ったのは髙橋真梨子さんのコンサートでした。昨日は髙橋真梨子さんのラストツアーコンサートを観に行かせていただいて、今日もちょうど今国際フォーラムホールAで歌ってらっしゃるということで感慨深いです。応援してくださっている皆さんのおかげでいろいろなステージに立たせていただいたり、いろいろな先輩方とご一緒させていただく機会をいただいて、自分の中の音楽の土台というのがどんどん強い頑丈なものになっています。昨日は初めて真梨子さんのステージを観た時の気持ちと全く違った気持ちになりました。いつか東京国際フォーラムホールAで、ソロコンサートをする。それが私の大きな目標です。絶対にしたい!そう思っています。距離は今日近づきました(笑)。でもすぐホールAは…なので、C、B、Aと。今日ここからどんどん階段を上って、皆さんとホールAに行けたらと思っております。応援のほどどうぞよろしくお願いいたします」
コンサートも終盤を迎えたところで披露した、明治生まれの詩人であり童話作家の宮沢賢治が作詞・作曲した「星めぐりの歌」では、またひと味違う一面をのぞかせた。星のきらめきや輝きなどを表現するために、こまかいアレンジにもおかゆのアイデアが織り込まれているといい、どこかかわいらしくファンタジックな世界観の楽曲に仕上がっている。
「氷雨」でラストを飾り一度ステージを後にするも、鳴り止まないアンコールを求めるファンの手拍子に、おかゆが流しの時代から愛用している思い出の革ジャンを羽織り再び姿を現した。
さらなる一体感が会場を包み込む中、2019年に念願のメジャーデビューを果たした「ヨコハマ・ヘンリー」や母親の口ぐせであった言葉から生み出された「七転び八起き幸せに」など、自ら制作に携わったオリジナリティーあふれる思い出深い作品を歌い上げ、「皆さんどうもありがとうございました。またお会いしましょう。お体にお気をつけて!」と、最後は弾けるような笑顔で初めてのソロコンサートを締めくくった。
■セットリスト
M1 雲の上
M2 残酷な天使のテーゼ
M3 メロディー
M4 東京
M5 思秋期
M6 みずいろの雨
M7 五番街のマリーへ
M8 DOWN TOWN
M9 星めぐりの歌
M10 氷雨
Enc ヨコハマ・ヘンリー
Enc ガラクタのど真ん中で
Enc 七転び八起き幸せに
NEW RELEASE!!
2022年1月26日発売
おかゆ『おかゆウタ カバーソング2』
収録曲 ※カッコ内はオリジナル歌手
M1 雲の上(心之助)作詞:心之助 作曲:心之助・ES-PLANT 編曲:高田 透
M2 残酷な天使のテーゼ(高橋洋子)作詞:及川眠子 作曲:佐藤英敏 編曲:阿部靖広
M3 メロディー(玉置浩二)〜ライブ録音〜 作詞:玉置浩二 作曲:玉置浩二 編曲:多田三洋
M4 東京(やしきたかじん)作詞:及川眠子 作曲:川上明彦 編曲:斉藤真也
M5 思秋期(岩崎宏美)作詞:阿久悠 作曲:三木たかし 編曲:斉藤真也
M6 みずいろの雨(八神純子)作詞:三浦徳子 作曲:八神純子 編曲:斉藤真也
M7 五番街のマリーへ(ペドロ&カプリシャス)作詞:阿久悠 作曲:都倉俊一 編曲:斉藤真也
M8 DOWN TOWN(シュガー・ベイブ)作詞:伊藤銀次 作曲:山下達郎 編曲:斉藤真也
M9 星めぐりの歌 作詞・作曲:宮沢賢治 編曲:高田 透
ボーナストラック
M10 氷雨(日野美歌)〜流しスタイル〜 作詞・作曲:とまりれん 編曲:おかゆ
ビクターエンタテインメント VICL-65637 3,000円(税込)
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