入山アキ子が『感謝のつどい』で魅力全開のステージを披露。「これからは優雅に歌っていきたい」
入山アキ子が、11月19日、埼玉・川越プリンスホテルで『感謝のつどい2023』を行った。
入山は、国家公務員である看護師(防衛省技官)として13年勤めのち、念願の歌手へ転身した異色の経歴を持つ。作曲家・鈴木淳氏(2021年逝去)に師事し、2008年に「ザンザ岬」でメジャーデビューを果たした。昨年、デビュー15周年を迎えたが、”歌も看護も心から”をモットーに、『歌う看護師』として健康ボランティアなどさまざまな活動でもファンに寄り添いながら、実直に歌を届けてきた。
ショーは入山の専属バンド”ZANZAバンド”の情感豊かな生演奏をバックに、発売以来多くの支持を得ている15周年記念曲の「一泊二日」で幕を開けると、「9月20日アルバムを発売しました。自信を持っておすすめできます。どうぞ最後までお楽しみいただきたいと思います」と話し、最新アルバム『昭和歌謡オトコウタ』の楽曲を中心に全12曲を披露。全国各地より駆けつけたおよそ200名のファンは、年を重ねるごとに円熟味を増した入山の魅力たっぷりの歌声に酔いしれ、最後まで温かい声援と拍手を送った。
つづいて、「釜山港へ帰れ」や「入山アキ子の声でこの歌が皆さんにどう届くのか…これからも挑戦し続けたい一曲です」と「雨に咲く花」、「雪國」「星降る街角」といった昭和歌謡史に残る男唄の名曲を情熱的に、また軽快に歌い上げ、ファンを魅了した。
中盤には、お笑い芸人・ヤセ騎士(ナイト)、新聞記者を定年退職した後、高知県で歌手として精力的に活動している仲町浩二、そして現在秋田・男鹿で唯一のなまはげ面彫師として活躍する石川千秋氏といった、入山と親交のある仲間たちがゲストとして登場し、ステージに花を添えた。
また、もうひとりゲストであるギタリストの毛塚功一氏をステージへ迎え、「一泊二日」をギターバージョンでしっとりと聴かせた。
「”元気と笑顔”をキャッチフレーズに、いま前を向いて歩いています。私も歌で助けられてこの15年、歩き続けることができました。歩くというより、ただがむしゃらに走ってきたと思います。皆様の”頑張って”という言葉でどれだけ前を向いて走れたか…。これからは優雅に歌を歌わせていただきながら、それでもしっかりと皆様のご期待に添えるように頑張っていきたいと思います」
その後も代表曲「紀淡海峡」や、ファンからの人気も高いデビュー曲「ザンザ岬」で会場をいちだんと盛り上げ、記念すべきひと時を笑顔で締めくくった。どの曲もオリジナリティー豊かに、ドラマチックに歌い上げた入山に、いつまでも惜しみない拍手と声援が送られた。
◾️セットリスト
M1 一泊二日
M2 北の旅人
M3 釜山港へ帰れ
M4 雨に咲く花
M5 なみだの操
M6 雪國
M7 星降る街角
M8 一泊二日(ギターバージョン)
M9 わたしのふる里
M10 秋芳洞愛歌
M11 紀淡海峡
M12 ザンザ岬
Enc. きずな道
NEW RELEASE!!
2022年10月19日発売
入山アキ子「一泊二日」
「一泊二日」
作詞:久仁京介 作曲:四方章人 編曲:南郷達也
c/w「わたしのふる里」
作詞・作曲・編曲:水谷公生
テイチクエンタテインメント TECA-22057 1,400円(税込)
2023年9月20日発売
入山アキ子『昭和歌謡オトコウタ』
【収録曲】
・北の旅人(オリジナル:石原裕次郎)
・嫁に来ないか(オリジナル:新沼謙治)
・恋(オリジナル:松山千春)
・なみだの操(オリジナル:殿さまキングス)
・雪國(オリジナル:吉 幾三)
・釡山港へ帰れ(オリジナル:チョー・ヨンピル)
・旅の宿(オリジナル:吉田拓郎)
・雨に咲く花(オリジナル:井上ひろし)
・星降る街角(オリジナル:敏いとうとハッピー&ブルー)
・恋唄(オリジナル:内山田洋とクールファイブ)
・古城(オリジナル:三橋美智也)
・あずさ2号(オリジナル:狩人)
テイチクエンタテインメント TECE-3699 3,300円(税込)
CHECK!!
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入山アキ子Instagram
入山アキ子公式YouTubeチャンネル
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