岡本京太郎が韓国・釜山で新曲「釜山の風に吹かれて」発売記念イベントを開催。亡き祖母への思いを込めて熱唱
岡本京太郎が、このほど韓国・釜山市のコモドホテル釜山で、新曲「釜山の風に吹かれて」の発売記念イベントを行った。
岡本は、山口県玖珂郡由宇町(現・岩国市)の由宇稲荷神社の長男として誕生。8歳より花柳流の日本舞踊を習い、女形を学んだ。日本はもとよりハワイ、香港、ニューヨーク、韓国と世界でも活躍中の舞踊家で、1997年、19歳でポリドールレコードから歌手デビュー。独自の観点から歌の世界に女形の創作舞踊を取り入れたステージで人気を博している。
今度の新曲は、戦前日本の統治下にあったころの釜山の町で「岡本旅館」を経営していた岡本の祖母をモチーフにした作品で、自身のルーツをたどりながら亡き祖母への思いを歌った郷愁歌だ。
新曲のご当地・釜山に日本からファン80名がツアーで参加。現地のファン20名と合わせておよそ100名もの観客が、会場に応援に駆けつけた。
韓国の王族風衣装を身にまとって登場した岡本は、新曲「釜山の風に吹かれて」をはじめ、カップリング曲「この道」、韓国の名曲「離別~イビョル~」、それに谷村新司のカバー曲「昴-すばる-」など全15曲を熱唱。終始ファンの熱い声援を受けながら、岡本は「釜山でこの新曲『釜山の風に吹かれて』を歌うことができて感無量です。かつて祖母が過ごした思い出の地・釜山はすてきな街ですし、今日はおばあちゃん孝行ができてうれしかったです」と、感激もひとしおの様子で話した。
また、新曲を作詞したもりちよこ氏も日本から同行し、「私はソウルには何度も来ていますが、釜山は初めて。私が手がけたこの作品がご縁で釜山に来ることができ、そして京太郎さんの素晴らしいショーを堪能させていただき感動しました」と笑顔を見せていた。
11月15日~17日の3日間、東京・渋谷区文化総合センター大和田・伝承ホールで開催される「松井誠Produce公演」に出演。続いて、11月19日に地元・山口県の山口宇部空港ふれあい公園グランドで開催される「むべの里光栄 ぶち元気っちゃ!!まつり」で「岡本京太郎 歌謡ショー」を行い、22日には、東京・東京プリンスホテルで開催される「松前ひろ子・三山ひろし ディナーショー」にゲスト出演する。
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