水森かおりが最新曲「日向岬」の舞台・宮崎で新曲イベントを開催。クルスの海が見える場所に記念植樹も

2023.06.22News

6月22日、水森かおりが宮崎・日向市の日向市中央公民館で新曲発売記念イベントを開き、日向岬に記念植樹を行った。

デビュー28年目を迎え、通算33枚目の最新曲である「日向岬（ひゅうがみさき）」がロングヒット中の水森。同曲は、水森自身初の宮崎県が舞台で、恋に破れた女性がひとり日向岬を訪れ、傷ついた心を癒やしながら明日に向かって前向きに生きていこうとする作品で、オリコン・シングルランキング初登場総合8位（2月6日付）を記録し、20年連続でトップ10入りを果たした。

今回、26カ所目の観光大使「日向市観光大使」に任命されている水森の発表会には日向市のファン約500名が詰めかけ、これだけ多くの地元ファンが集まってのご当地での新曲お披露目は初めてとあってか、客席からの熱い声援と大変な歓迎ぶりに水森は大感激。新曲「日向岬」をはじめ、九州・鹿児島を舞台にした「ひとり薩摩路」、代表曲「鳥取砂丘」を熱唱した。

▶︎水森かおりが新曲「日向岬」の舞台、宮崎・日向市の観光大使を拝命。日向岬・細島灯台で委嘱式を開催

写真左から水森の応援に駆けつけた十屋幸平宮崎市長、水森、日向市のイメージキャラクター・ひょう助

また、日向市長・十屋幸平（とや・こうへい）氏と同市のイメージキャラクター「ひょう助」も応援に駆けつけ、最後にもう一度、新曲「日向岬」の全4曲を歌唱し、「今回は『日向岬』というとても素敵な曲をいただきました。新曲を作るにあたりまして、この歌詞を見ながら作曲の弦哲也先生が『かおりちゃん、どういう曲にしようか』と相談されたとき、コロナ禍で歌を聴きに来てくださる皆さんが、心配で不安な気持ちで生活されているのではないかなと思っていたので、この『日向岬』を聴いたときに元気が出たり爽快な気持ちになれて、しかも皆さんの心がふっと温かくなるような、縮こまった心がふわっとほどけていくようなメロディーにしてほしいです、とお伝えしました。そしたらこんな素敵な歌が出来上がりました。悲しい別れ旅の歌なのですが、そういう悲しさが全然感じられない元気がもらえる歌だなと、毎回歌わせていただくたびに感じています」と話した。

ミニステージ終了後には、日向岬の観光スポットである「馬ヶ背」と「願いが叶うクルスの海」の2カ所を訪れ、願いが叶うクルスの海が見渡せる場所に百日紅の木を記念植樹した。無事に新曲イベントを終えて、水森は「久しぶりにコロナ禍前のイベントのような熱さを感じて、すごく感動しました。地元の方々も温かくてノリもいいし、皆さんが本当に待っていてくださったんだなという思いがひしひしと伝わってきて、うれしかったです。叶えたい願い？ 21回目の紅白出場が叶うよう、年末に向けて頑張っていきたい」と意欲を燃やしていた。

7月12日には、アルバム『歌謡紀行』シリーズから時代を超えて愛され続けている昭和・平成の名曲カバーと、同BOXのために新たに新録されたカバー曲2曲を加えた全48曲を3枚に収めた『水森かおり Cover Box vol.1 ～時代を彩る名曲たち from 歌謡紀行～』が発売される。

NEW RELEASE!!

2023年1月24日発売
水森かおり「日向岬（ひゅうがみさき）」
【タイプA】

「日向岬（ひゅうがみさき）」
作詞：かず翼　作曲：弦哲也　編曲：伊戸のりお
c/w「離愁…高千穂」
作詞：かず翼　作曲：弦哲也　編曲：伊戸のりお
徳間ジャパンコミュニケーションズ　TKCA-91500　1,400円（税込）

2023年1月24日発売
水森かおり「日向岬（ひゅうがみさき）」
【タイプB】

「日向岬（ひゅうがみさき）」
作詞：かず翼　作曲：弦哲也　編曲：伊戸のりお
c/w「日南海岸」
作詞：麻こよみ　作曲：⼤⾕めいゆう　編：伊戸のりお
徳間ジャパンコミュニケーションズ　TKCA-91500　1,400円（税込）