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盲目のシンガーソングライター・栗山龍太が ”共生”をテーマにした新曲「アイスル魔法」を6月24日にリリース

盲目のシンガーソングライター・栗山龍太が、6月24日、多様な人々の”共生”をテーマに自ら作詞作曲を手がけた新曲「アイスル魔法」をリリースする。また、加藤登紀子より提供を受けた反戦歌「果てなき大地の上に」のカバーも同時に配信を開始する。

栗山龍太と盲導犬・アンジー

栗山は1976年、大阪に生まれ11歳のときに病気で失明。自身の障がいを理由に両親が離婚し、18歳まで盲児施設で暮らした。2010年にファーストアルバム『僕の取り柄と盲導犬』をリリース。シンガーソングライターとしてデビューを果たし、苦しいとき音楽が自分を救ってくれたことから、音楽が人の心を癒やす力を信じ、現在は横浜市で盲学校の教師をしながら音楽活動を続けている。
また、東日本大震災被災者の支援や盲導犬のチャリティー活動など社会貢献活動に取り組み、2023年には自身と盲導犬・アンジーの日常を綴るコミックエッセイ『見えないボクと盲導犬アンジーの目も当てられない日々』(小学館)を発売。二人の日常の出来事を、マンガとエッセイでユーモラスに、ときに現実ありのままに描き幅広い世代に親しまれている。

『見えないボクと盲導犬アンジーの目もあてられない日々』(小学館)/全盲の著者と盲導犬を綴るコミックエッセイ。全盲の教師であり、シンガーソングライターでもある著者(栗山龍太)と盲導犬アンジーの日常を綴るコミックエッセイ。

今回発表する2曲は、現代の日本、そして国際社会が抱える問題に焦点を当てる”共生”をテーマにした楽曲。近年、「誰一人取り残さない」社会に向けてSDGsの理念が広まる一方、コロナ禍を経て社会的な困難を抱える人、 孤独感を覚える人が増えている。また、長期化しているロシアによるウクライナ侵攻など、これまで以上に共生社会の必要性が叫ばれているなか、栗山自身が孤独の苦しみ、障害とともに生きる過酷さと戦ってきた経験を持つことから、こういった渦中で苦しむ人に寄り添いたいと、今回のリリースに至ったという。

「アイスル魔法」は、生きづらさ・孤独を感じる人に対して「ありのままでいい」「あなたは必要とされている」というメッセージを込めて、栗山が作詞作曲を手がけた渾身一の曲。自身も両親を失い、盲児施設で暮らした経験や障がいとともに生きてきた経験があることから、心の闇に寄り添いたいという思いを込めて楽曲を制作した。温もりを感じさせるカラフルなイラストが印象的なCDジャケットのデザインやコーラスは、”共生”のテーマを表現すべく、地域の子どもたちに協力を依頼し完成したものだという。

「果てなき大地の上に」は、2022年5月、ウクライナ支援のチャリティCDとして平和を願い、加藤登紀子が書き下ろした反戦歌。長期化するロシアによるウクライナ侵攻によって傷つく人を一刻も早くなくしたい、と栗山が楽曲提供を受けた。
栗山は、「戦争とは亡くなる人が出るだけでなく、負う必要もなかった障害と向き合いながら暮らす人がうまれること、かけがえのない家族を失いその後の人生を変えられてしまう人、そんな思いをする人を作りたくない、未然に防げるものなら防ぎたい。それでも、そのような境遇の方が出てしまったのであれば、歌の持つ力でその人の心を癒やしたい」と話している。

■加藤登紀子 コメント
声も、人も、素直で真っ直ぐ!
はじめてお会いしたのは、盲目のヨット選手・岩本光弘さんをゲストに迎えたコンサートでした。 彼とともに歌ってきた栗山さんの歌は、気持ちよく響く声で、とっても清々しく聴かせていただきました。 私の曲、「果てなき大地の上に」を今回栗山さんがカバーしてレコーディングしてくださることになり私もスタジオに駆 けつけヴォーカルのディレクションをさせていただきました。
声も、人も、素直で真っ直ぐ!
私の思いの通りのヴォーカルの収録が出来ました。これからもいろんな音楽に出会い、活動の幅を広げて歌っていかれることを心から願っています。

両曲を収録したシングルCDは、6月24日より枚数限定で発売がスタート。配信は下記詳細をチェック。
CDに関する問い合わせなどは、栗山龍太公式サイトお問い合わせフォームへ。

 

 

NEW RELEASE!!

2023年6月24日発売
栗山龍太「アイスル魔法

「アイスル魔法
作詞・作曲:栗山龍太
c/w「果てなき大地の上に」

作詞・作曲:加藤登紀子
配信リンクはこちら

 

 

CHECK!!

栗山龍太オフィシャルサイト
栗山龍太公式YouTubeチャンネル
栗山龍太著書公式Twitter
栗山龍太著書公式Instagram

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