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【Colorful Interview】門松みゆき 6年目の意欲作「今もヨコハマ」でヒットを目指す

門松みゆきが7月24日に6作目のシングル「今もヨコハマ」をリリースした。終わった恋や愛した人の面影を港町・横浜の景色に重ね、未練を断ち切れずに心を持て余す主人公の心情が綴られている。前作「愛DA・LI・DA」で歌謡曲の世界に挑戦した門松と、彼女の新たなポテンシャルを引き出した制作チームによる意欲作。制作過程のエピソードや、6年目を迎えたいまの心境などをじっくり語ってもらった。

 

前作「愛DA・LI・DA」で感じた自分の成長

前作「愛DA・LI・DA」では演歌から歌謡曲にシフトチェンジされましたが、当時ご自身ではどのような思いでしたか?

門松 デビュー5年目になる節目のときに、ディレクターさんや制作チームの皆さんがガラッと変わったんです。私は幼いころから、本当に演歌中心に聴いて歌ってきたので、”歌謡曲か!”というのがまず最初に思ったことでした。歌えるかな、とすごく心配で。それと、私の歌をあまり聴いたことがない新しいチームの方々が、どういう作品づくりをしていくんだろうと、当時は不安しかありませんでした。

そして実際に歌われてみて、その思いは変わりました?

門松 そうですね。「愛DA・LI・DA」を一年間通して歌わせていただいてきて、自分自身の歌の世界観や表現の厚みが変わってきたなと思いますし、自分が持っていなかった歌唱法や表現の幅がちょっと広がったなと、歌っていてすごく感じます。この曲をきっかけで私を知ってくださったとか、この曲が好きなので過去の作品を辿っていますと言ってくださる方も増えているので、この曲は一年かけて皆さんにジワジワと愛していただいた作品になりました。

制作チームの皆さんとの信頼関係も深くなって、今作に繋がったんですね。

門松 この一年で、チームの皆さんと何度もお酒を酌み交わしました(笑)。人見知りなので、お酒の力を借りるとコミュニュケーションが取れるんですよ…。国安先生や先生方が「歌えるもんなら歌ってみろ」ぐらいの気持ちで向き合ってくださったので、私も挑みました! 先生方や皆さんと、この一年かけて言いたいことも言える関係を築き上げてきたので、お互いの意見を言い合ってまとめて、自分なりに消化して歌わせていただきました。

 

横浜は魅力のある街

新曲「今もヨコハマ」はそんな前作の歌謡曲路線を踏襲し、同じく国安修二先生がメロディーを手がけられていますね。

門松 この曲は少しフォークタッチな部分もあるので、演歌と違ってコブシやいろいろなことでごまかせない。アレンジはギターで、いきなりテンポのある明るい曲なので、それに乗っていくとなると、なんせ私は演歌畑で育っていますから、自分の中の引き出しになかったのでかなり難しかったです。

国安先生から何かアドバイスなどはありましたか?

門松 仮歌では強めに歯切れ良く歌っていたんですけど、その仮歌を聴きながら横浜を歩いていたときに、ちょっと違うなと思い始めました。私の声自体の圧が強くて太い方なので、皆さんがそれぞれの思い出と重ねて何度も聴いていただけるように、国安先生も”鼻歌でいいから”とおっしゃって、もっと軽く歌えるよう歌唱指導をしていただきました。今回の作品は、かなり肩の力を抜いてレコーディングにも挑めましたね。

今回の曲をいただいて、実際に横浜を歩かれたんですね。

門松 はい。この曲をいただいたとき、まず”なんで横浜?”って思って、作詞された吉井省一先生にお聞きしたら、私の等身大のいまの年齢で歌える場所であることと、私自身にも思い出があって風景も浮かんでくるだろうからっておっしゃって。一緒に行った場所や食べたものなどで、別にその人のことを考えていなくても急に思い出すときってあるじゃないですか。「過ぎたあの日の ときめきを語る」。本当にこの歌詞の通りだなって思いました。だから横浜に一度でも訪れたことのある人だったら、この曲に余計に共感できるのではないかなと思いますね。

横浜は素敵な街なので、舞台にした作品もたくさんありますよね。門松さんは横浜に思い出がありますか?

門松 風景も綺麗だし、歌になりやすい場所ですよね。私自身ももちろん何度も行っている思い出の地でもあります。昔お付き合いしていた方ともちろんデートにも行きました(笑)。10代のとき、20代のときに行った横浜、そしてレコーディングの数日前に30代になって行った横浜。その年その年で遊び方や、行く場所だったり景色や過ごす時間が全く違う。こういう魅力があるからこそ、横浜が歌の舞台になるんだろうなと思います。こんなに海を見つめてぼーっとする時間が心地良いと思う歳になるとは思わなかったです(笑)。

 

自分と戦いながら、とにかくいい歌を届けていきたい

2019年2月にデビューされて6年目。それまで作曲家・藤竜之介先生のもとで10年間内弟子として修業されましたが、振り返られてみていかがですか?

門松 18歳で上京して、その10年は誰よりも努力して勉強しましたね。先生ともケンカをしましたし何度も辞めようと思いましたが、本当に大事に育てていただいたので、なんとしてもデビューは掴み取りたいという思いで頑張っていました。いまは全然先生からも何も言われなくなりまして…。これでいいのかな?と不安になることもありますが、自分との戦いをしながら皆さんにとにかくいい歌をお届けしていきたいと思っています。

これからの目標はありますか?

門松 6年目に入り、これまでしっかりとした年数を歩ませていただいたので、これからもっと多くの方に門松みゆきという歌い手を知っていただいて、ファンになっていただきたいです。ヒットを目指して、自分自身もっともっといい歌を歌えるように精進してきたいと思います。いまは男性陣の勢いがすごくて演歌女子が少し弱いので、みんなで盛り上がっていけたらいいなと、そのきっかけに私がなれたらうれしいですね。

ありがとうございました。最後に、読者やファンの皆さんへのメッセージをお願いします。

門松 歌手として長くしっかりと歌っていけること。それが一番だと思っています。皆さんも応援の情熱の火を灯し続けられるように、門松みゆきを応援してきてよかったなと思ってもらえるように、これからも努力していきたいと思います。応援よろしくお願いいたします!

 

【PROFILE】門松みゆき(かどまつみゆき) 1993年3月24日、神奈川県小田原市出身。2歳のときに演歌に目覚め、小学生のころから歌手の道を目指しす。2009年、16歳で作曲家・藤竜之介氏に師事。演歌・歌謡曲からポップスまで幅広くレッスンを受け歌を磨く。第一興商のカラオケガイドボーカルはこれまでに150曲以上を担当。また、数々のテレビ音楽番組や大会で優勝や好成績を収め、2019年「みちのく望郷歌」で念願の歌手デビューを果たす。2022年には『日本作曲家協会音楽祭2022』において奨励賞を受賞するなど、今後の活躍が期待される女性アーティストのひとり。

 

 

NEW RELEASE!!

2024年7月24日発売
門松みゆき「今もヨコハマ」

「今もヨコハマ」
作詞:吉井省一 作曲:国安修二 編曲:矢田部正
c/w「浜木綿しぐれ」

作詞:石原信一 作曲:藤竜之介 編曲:馬飼野俊一
c/w「かもめの街」
作詞:ちあき哲也 作曲:杉本眞人 編曲:西村真吾
日本コロムビア COCA-18216 1,500円(税込)

 

INFORMATION

門松みゆき「今もヨコハマ」キャンペーン

◾️7月26日(金) 東京・セキネ楽器 12:00~ / 音曲堂 15:00~
◾️7月27日(水) 逃去・MSダン 13:30~ / 赤羽美声堂 15:30~
◾️7月28日(土) 東京・鈴木楽器 12:00~

「今もヨコハマ」発売記念パネル展&抽選プレゼント

7月23(火)~8月4日(日) 東京・池袋のCDショップ五番街にて開催!
詳細はこちら!

 

CHECK!!

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門松みゆきInstagram
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