【Colorful Interview】福田こうへいが歌う「天空の城」〜白雲が立ち込める雄々しい城に男の生きざまを重ねて〜
歌で元気を届けます。近くに行ったらぜひ聴きに来てください!
「現場が一番。部屋の中で静かに休んでいるよりも、お客さんの前で歌っているほうが、私にとっては健康的かなと思います。会場に醸し出される独特の空気があって、客席からエネルギーがワーっと来る。私はそれを、グーッと押し返すんですよ! このエネルギーの交換で、お互いが元気になります。お客さんからもらう手紙の8割は、お医者さんの話。手紙は、事務所に届いたのもコンサート会場でいただいたのも、すぐに全部読んでいます。『最近、ひざが痛くて今日もサメ軟骨を服んできました』なんて書いてあったら、ステージで一番前のお客さんに『お母さん、グルコサミンちょうだい』って言うの(笑)」
『福田こうへい コンサートツアー2023』が、2月24日の東京・明治座を皮切りにスタートした。生のステージこそ、“小さな巨人”福田こうへいの真骨頂。岩手で民謡を歌っていたころの雰囲気が好きで、それがいまでもコンサートに出ていると福田は言う。歌ばかりでなく、ステージから、”お客さん”とのコミュニケーションを取ることもコンサートの大きな楽しみのひとつなのだ。
「昨年は139公演できたので、今年はもう少し多く、150公演は回りたいですね。久々に行くところもあるし、今年もお客さんに『元気の源 オロナミンCボイス』を届けなくちゃ! 高齢化社会の必需品でしょ(笑)。皆さん、今日より若い日はないですから、私が近くに行ったらぜひ、歌を聴きに来てください。遠くて来られない方は、テレビやCDで私の歌を聴いて応援してください。私が歌で元気を届けますから、どうか健康で長生きしていただきたいです」
こうへいさん、お休みの日はどう過ごされているんですか?
福田 最近の休みの日は、覚えたい曲を聴きながらゆっくりするか、録画しておいたテレビ番組や映画を観て過ごしています。アクション映画、中国の少林寺とかジャッキーチェンが好きですね。『マッド・マックス』も観たし、わりと何でも観ます。格闘技の番組も観るけど、連ドラとかラブストーリーは観ない。連ドラを観るなら、時代劇だね(笑)。コンサートでラブソングを歌うこともほとんどないから、私はやっぱり演歌と民謡。お客さんもそれが聴きたくて来てくださっていますからね。
こうへいさんにとって「天空の城」といえば?
福田 天空の城といったら、私は『天空の城ラピュタ』だね(笑)。小学生の頃に観て、インパクトの強い映画だったから、何回も観ちゃいましたよ。他の城よりも、まずはラピュタが思い浮かぶかな。
【おまけ】日本の「天空の城」8選!(カラフル編集部調べ)
①竹田城(兵庫県朝来市) 天空の城の代名詞といわれている
②越前大野城(福井県大野市) 四方を山々に囲まれた盆地にある
③備中松山城(岡山県高梁市) 江戸時代前から現存する12城のひとつ
④赤木城(三重県熊野市) 豊かな森の里山にたたずむ城
⑤津和野城(島根県津和野町) 観光リフトが運行している
⑥郡上八幡城(岐阜県郡上市) 日本最古の木造再建城
⑦岐阜城(岐阜県岐阜市) 荒木とよひさ先生推し
⑧ラピュタ(???) 福田こうへいさん推し
NEW RELEASE!!
2023年4月12日発売
福田こうへい「天空の城」
「天空の城」」
作詞:荒木とよひさ 作曲:水森英夫 編曲:南郷達也
c/w「雨の影法師」
作詞:坂口照幸 作曲:四方章人 編曲:南郷達也
キングレコード KICM-31096 1,400円(税込)
CHECK!!
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(取材・文/夏見幸恵)
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