なつきようこが“母への想い”を綴った渾身のバラード、新曲「ただ、会いたい~母へ~」発表会で熱唱

メジャーデビュー3年目を迎えたなつきようこが、話題のニューシングル「ただ、会いたい~母へ~」の発売を記念し、7月26日、東京・赤坂のマリーグラン赤坂にて新曲発表会を開催した。7月2日に日本クラウンからリリースされた同シングルは、早くも注目を集めている。
同曲は、約8年ほど前からインディーズで歌い始めた作品で、昨年のシングル「アンバランスなままで feat.あかり」のカップリングとして収録された。徐々に反響が広がり、「もっと多くの方に届けたい」との想いから今回の表題曲として再リリースが実現した。
なつきは「この曲は“捨て子”がテーマ。小さいころに母に捨てられ、施設で育った子どもが、大人になって親になり、過去を乗り越えて“母に会いたい”と願うストーリーです。歌い続ける中で、どんなハンディを背負っていても頑張って生きている人たちがいるのだと、この曲から私のほうが元気をもらってきました」と語った。
この日は、会場に多くのファンが詰めかけ、熱気あふれる雰囲気の中で幕を開けた。「皆様のおかげでこうしてまた新曲を出すことができました。今日は一曲一曲、心を込めて歌わせていただきますので、最後までよろしくお願いいたします」と笑顔であいさつすると、表題曲「ただ、会いたい~母へ~」に加え、両A面として収録された「忘恋慕(わすれんぼ)」を情感たっぷりに披露した。

写真左より、なつきを激励に駆けつけた日本クラウンの担当ディレクター・ 大喜田一人氏、作詞家・にしかずみ氏、作曲家・西つよし氏、なつきようこ、作詞家・髙畠じゅん子氏
イベントの中盤には、親交の深い歌手仲間たちも友情出演で華を添えた。

あかり

大輝とまゆみ

反町信一

司会を務めた牧野尚之氏
あかりが「島のブルース」、大輝とまゆみが「揺れる満月」、反町信一が「そんなお前に負けたのさ」、そして台湾出身で現在は日本で活躍中のレイジュがデビュー15周年記念曲「サイナラあんた」などを歌唱。なつきへの祝福を込めた歌声で、会場をひときわ盛り上げた。

ゲストとして出演した台湾出身のレイジュは「なつきさんと7〜8年前からSNSでつながっていたのですが、実際にお会いしたのは今年の春。とてもピュアで明るく気さくな方です。私のラジオ番組で初めて『ただ、会いたい~母へ~』を聴いたとき、あまりの感動に涙がこぼれました。映画化してほしいほど」と絶賛した
その後、なつきは昔から憧れていたというシャンソンの名曲に挑戦。「愛の讃歌」「サン・トワ・マミー」も披露した。「『忘恋慕』がシャンソンのような雰囲気の曲で、今年から本格的にシャンソンを学び始めました」と明かし、ジャンルの垣根を越えた作品へも真摯に取り組む姿勢をのぞかせた。そして、「私はカメみたいな性格ですが(笑)、一歩一歩、頑張っていきます。これからも応援よろしくお願いいたします」と、感謝の言葉で締めくくった。

発表会のラストには「忘恋慕」、そしてメイン曲「ただ、会いたい~母へ~」を“紙芝居”形式の演出で披露。会場中が静かに聴き入り深い余韻に包まれた
長く愛されてきた“母への想い”を綴った渾身のバラード。作品に込められたメッセージを、今後もなつきは情感豊かな歌声で人々の心に届け続ける。
NEW RELEASE!!
2025年7月2日発売
なつきようこ「ただ、会いたい~母へ~」
「ただ、会いたい~母へ~」
作詞:にしかずみ 作曲:西つよし 編曲:竹内弘一
c/w「 忘恋慕(わすれんぼ)」
作詞:髙畠じゅん子 作曲:西つよし 編曲:猪股義周
日本クラウン CRCN-8758 1,500円(税込)
この記事へのコメントはありません。