斉藤由貴が歌手デビュー40周年を記念して36年ぶりの全国ホール ツアーを地元、神奈川県民ホールからスタート
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テレビドラマ、映画、舞台で活躍中の人気女優で歌手・斉藤由貴が、今年で歌手デビュー40周年を迎えたのを記念して2月21日、神奈川・横浜市の神奈川県民ホール 大ホールで『斉藤由貴 40th Anniversarry Tour〝水辺の扉〟~Single Best Collection~」と銘打った全国ホールコンサートツアーの初日公演を行った。
同ホールを皮切りに全国7カ所を回るホールツアーで、この日は、大ヒット曲「卒業」(1985年2月21日発売)がリリースされたデビュー記念日でもあり、全国ホールツアーは、1989年開催の『YUKI’s TOUR ONE・TWO』以来、36年ぶり。今回のツアーは、デビュー曲から3年間、彼女の音楽をすべてプロデュース&アレンジしてきた音楽プロデューサー・武部聡志を迎えて、「卒業」「初戀」「悲しみよ こんにちは」「夢の中へ」などヒット曲の数々を当時のアレンジのままで歌唱するというファン待望の内容で構成された。
そんな記念すべき日に出身地の神奈川・横浜市にある同ホールから全国ツアーをスタートすることになった斉藤は、開演前、「とうとうこの日が来たなと、まだ半分、信じられない気持ちです。最初このツアーの話が出たときは、お客さんが入ってくださるのかなという不安があり、正直言って、実現は難しいなと思っていました。でも、やると決めた以上は、皆さんに来てもらえるようにベストを尽くそうと思っていたので、今日のチケットが完売になったと聞いてとてもうれしかったです」とニッコリ。
また、ほとんどの会場でチケットが完売になったそうで、「それがものすごくうれしくて、聴きに来てくださったお客さんには、まず一番に『ありがとう!』という気持ちを伝えたい。私を通して、その当時はまだ若くて、ぎこちなかったり、夢が叶わなかったりした自分と、そこから40年がたって、いまの頑張っている自分のことを思い馳せてもらえたら私はそれだけでうれしいです」。
この日を迎え、「久しぶりに歌うというよりも、こんな新しい経験ができてうれしいという心境です。40年前からの曲をオリジナルアレンジで…というのがこのコンサートの趣旨なんですが、だからと言って無理して歌う見せ方ではなくて、40年前の曲をオリジナルアレンジで歌うけれどもいまの私が歌っている表現の仕方を大切にしたい。いま自分が歌える歌を心込めて歌いたい」。
約2300席の会場は、往年のファンで満席。武部聡志もキーボードで参加する中、「初戀」をはじめ、「白い炎」「情熱」「哀しみよ こんにちは」「卒業」「夢の中へ」などを熱唱。最後まで満員の客席を楽しませていた。
また、武部聡志の全曲リアレンジによるセルフカバーアルバム第二弾「水響曲 第二楽章」と、四季折々のオリジナル曲やカバー曲で構成されたピアノとボーカルのみのアコースティック編成によるスタジオライブとして制作されたBluray&DVD「Studio Live水響曲『四季』」が同日、ビクターエンタテインメントから発売。 この後、2月23日に宮城・仙台電力ホール、27日に東京・LINE CUBE SHIBUYA、3月1日に愛知・Niterra 日本特殊陶業市民会館ビレッジホール、2日に大阪・SkyシアターMBS、9日に兵庫・神戸国際会館、20日に福岡・キャナルシティ劇場、そして、追加公演として3月23日に東京・昭和女子大学 人見記念講堂で開催される。
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