人気ホラー＆サスペンスシリーズ『SPELL』が寺西優真と大村崑のＷ主演で初テレビドラマ化。11月24日よりスタート

シンガー・ソングライターで俳優の寺西優真と、93歳の現役俳優・大村崑がＷ主演を務める連続テレビドラマ『SPELL～緑の猿の逆襲～』（BSフジ・24:30）が11月24日からスタートするのに先がけて、11月21日、東京・千代田区の日本出版クラブで放送直前マスコミ記者会見が開かれた。

『SPELL～緑の猿の逆襲～』は、本作で監督・脚本・ゼネラルプロデューサーを務める寺西一浩の著書『SPELL～霊能者・馬飼野俊平の事件簿～』（HP出版）を原作にしたホラー＆サスペンス。映画化され、2023年10月に第1章『SPELL～呪われたら、終わり～』、11月に第2章「『SPELL～呪いは、終わらない～』として公開された。映画は昨年、小林麻耶、安藤美姫、三崎優太らが出演して話題を呼んだが、現在もAmazon PrimeやU-NEXTなどで配信され人気を博している。最新作は、第3章として初めてテレビドラマ化されることになった。

記者会見であいさつする主演・寺西優真

本作は、寺西優真演じる霊能者・馬飼野俊平が「緑の猿」の呪いを封じるため、祖父で霊能者・馬飼野霊山（大村崑）とともに悪霊と闘うホラー＆サスペンスドラマで、その主題歌「あの夜を止めて」を主演の寺西が、またオープニングテーマ「永遠に、二十歳さ」をマジカルボイス・葉月みなみが担当している。
この日の記者会見には、主演の寺西をはじめ、長谷直美、梅山恋和、SIZUKU、GOD、久田莉子、増田あゆみ、葉月みなみ、比奈本しおんの9名が登壇。

寺西は「大村崑さん演じる霊山（祖父役）とＷ主演で第1章から悪霊と闘ってきましたが、おじいちゃんが大のお相撲好きで、九州場所に行っておられまして、今日は（息子役の）俊平が頑張ってドラマをPRしたいと思います（笑）。ちなみに大村さんは九州場所を見ている姿がニュースになっていまして、『SPELL』もニュースになってほしかったですが…（笑）。幽体離脱とか除霊などふだんでは経験できないことを頑張って演じていますので、それを見届けていただけたらうれしいです。そして、昨日リリースされたばかりの主題歌『あの夜を止めて』のほうも聴いていただけたらうれしいです」。

長谷は「いま政治の世界は揺れ動いていますが、このドラマで私は悪い厚生労働大臣の西岡真奈美を演じております。見えない世界の話ですけれども、スペクタクルとして、エンターテイメントとしてかなりお楽しみいただける作品だと思いますので、どうぞご覧ください」。

出演者と寺西一浩監督（前列中央）

同ドラマで女優デビューする葉月は、馬飼野俊平を取材していたテレビ局員・榊原ユキ役に挑戦しているが、「寺西監督のおかげで女優デビューさせていただくことになりました。寺西監督からは『そのままの葉月さんでいいよ』というアドバイスをいただいたので、自然体で演じることができました。オープニングテーマの『永遠に、二十歳さ』を作・編曲された馬飼野康二先生は、主人公の馬飼野俊平と同じ苗字なのでとてもご縁を感じていて、馬飼野先生もとても喜んでくださいました」と、それぞれに語った。

また、寺西監督は「監督は12年目になりますが、ホラーの作品をやり始めてから熟女たちからは『怖い、怖い、見たくない』と言われて人気も下がってしまいました（笑）。でも私はミステリー作家ですので、ホラーだけではなくミステリー要素もからめて作品を作っておりますので、ミステリー好きにはぜひ見ていただきたいです」とPRした。