【Colorful Interview】藤井香愛の覚悟 〜新曲「純情レボリューション」とともに”香愛革命”を!〜
”新世代の歌謡歌姫(ディーバ)”藤井香愛が、4月24日に新曲「純情レボリューション」をリリースした。前二作に続き作詞を及川眠子氏、作曲を幸耕平氏のヒットメイカーが手がけている。愛を捧げた男性と向き合い成長したいと強く願う女性の姿を、かつてないほどセクシーに、表情豊かに歌い上げた一曲だ。聴けば聴くほど、藤井の覚悟が伝わってくる。この曲とともに、”香愛革命”が巻き起こる。
節目を経て、意見をはっきり言えるように
昨年はデビュー5周年記念コンサートを盛況に終えられて、6年目に入られました。これまでを改めて振り返られてみていかがですか。
藤井 昨年の記念コンサートではたくさんの皆さんにお越しいただいて、デビューしてから長いことコロナ禍でしたから、やっと落ち着いてきたかなというのを肌で感じました。それと同時に、ずっと新人気分でいたけれどもう新人じゃないんだな、という実感もありました。今年の7月で7年目が始まりますが、幸耕平先生から「君はポンと飛び抜けて急にいくタイプではなく、じわりじわりと実績を積んで売れていくタイプだと思う」と言っていただいているので、これからも先生を信じて、いい意味でマイペースであせらずにいきたいと思っています。
どこかご自分で成長したなと感じられるところはありますか?
藤井 はっきりと自分の意見を言えるようになりましたね。いまの時代は自分を自分でプロデュースする、ブランド化していくことをもっと頑張らなくてはいけないなと思っていて、事務所の社長やレコード会社のスタッフの方にも、生意気かもしれませんが”より多くの人に届けたい”という思いから、いろいろと意見を出させていただいたり、今回は新曲のジャケット写真もほぼ決めさせていただきました。
今回の新曲「純情レボリューション」は藤井さんの7年目を彩る一曲になりますが、これまで以上にセクシーなビジュアルは発表以来話題になっていますね。
藤井 本当は、髪にエクステをつけてK-POPアイドルみたいな感じにしようかなと考えていたんです。でも、今回は”イメチェンをして話題性を作る”というテーマがあったので、思い切って髪の毛を20cm切りました。最初はヘアメイクさんに「ボブにしてみたら?」と提案されて、ちょっとヤダなぁ(笑)と思ったりもしたのですが、勇気を振り絞って!
美しいボディーラインも努力の賜物ですね!
藤井 2曲目(「TOKYO迷子」)のときは二の腕を出したドレスでしたが、実はある方から「腕が太いから出さないほうがいい」と言われたことがあって。気にはしていたけれどそこまでとは思っていなかったのでショックで、それからは隠していたんです。今回この大胆なドレスが出来上がってきたときに、私自身の中にも”変わりたい”という思いが生まれて、パーソナルトレーニングに通い始めたとき「二の腕からお願いします」と、伝えて鍛えました。ダイエットもして、デビュー時からくらべると8キロ落ちました。体脂肪はー6%。見た目が変わったと言われますし、プラス髪の毛を切ってできる限りの外見のチェンジはできたかなと思っています。
「純情」は未練ではなく愛
今回も及川眠子先生、幸耕平先生による作品ですが、歌われてみていかがですか。
藤井 今回、初めてサビ始まりの曲です。「ダメよ逃さない、イヤよ返してよ」と、本当に相手に訴えかけるようなフレーズから始まり、とてもインパクトがあります。ビジュアルもですが歌い方もかなり大人っぽくセクシーにしていて、また一段階段を上った、自己革命を起こしたい女性の歌。「一夜桃色」「夢告鳥」「純情レボリューション」と作品を重ねていくごとに、主人公もちょっとずつ大人に成長しているという感じがしていて、私自身も作品に合わせて成長できているかなと思っています。
主人公は、強い覚悟で自己革命を起こすため愛する相手にガツンと思いを伝えますが、その前の「純情」の言葉が気になります。
藤井 ”私の言うとおりにしなさい”というような強さを感じますが、芯には純情に相手を愛する気持ちが残っている。未練ではなくて、愛。だからこそ、自分の気持ちにケリをつけるためにも強い覚悟を持って思いを伝え、相手を振り向かせようとしたのだと思います。馬鹿にしないでよ、的な(笑)。
昭和にヒットした曲の中にはそういう曲もありましたね(笑)。香愛さんがとくにこの曲で好きなところがあれば教えてください。
藤井 私がこの曲の歌詞で一番好きなところは「覚悟決めた女は手強くて」。すごくいまの自分と通じるところがあるんです。一昨年の年末にはレコ大に出させていただいたり、いろいろな賞もいただきましたが、結果や実績が自分が目指しているところにまだ追いついていなくて、正直すごくもどかしい気持ちがあり…。年齢的にもデビューしてからはまだ6年ですが、周りの6年目の方とくらべると年齢は上。もう少し駆け足で頑張らないといけないなと、いい意味であせって自分の背中を押している。それこそ、覚悟を持って今回の曲にも挑んでいるんですね。だからこのフレーズを歌うと、なんだか自分が強くなった気がするんです。
「だめよポーズ」もとてもセクシーですよね。この曲を歌うときに意識していることはありますか?
藤井 首の角度など、細かい動きを合わせた表情というのはいままで以上に意識しているところですね。「ダメよポーズ」では手を回すときに首を少し傾けて、手の動きに合わせて目線を舐めるようにするとか。私、けっこう眼球が大きいんですよ。先日テレビの収録のときにモニターを確認していたら、目がちょっとでも動くとすごくチラチラしているように見えた。それはこの曲には違うなと思って、芯のブレなさを表現するように誰かを見つめるような感じを意識したりもしています。
”香愛革命”を起こせるように頑張ります!
カップリングの二曲も、それぞれ香愛さんの魅力がぎゅっと詰まっている感じがします。まず「うらはら」について聞かせてください。
藤井 「うらはら」は、なんといってもアレンジがすごくおしゃれ! 最近の歌謡曲にはないようなノリの良さがあります。”言葉と女性の笑顔とはうらはらなのよ”というわかりやすい詞です。じっくり聴くというよりかは、夜お酒を飲みながらBGMとして流したり、ドライブしながら聴くなど詞も曲もアレンジも私の歌声も、音楽として楽しんでもらえる曲かなと思います。お客様も手拍子して聴いてくださいますね。
「最後のわがまま」についてはいかがですか?
藤井 こちらは「うらはら」とは反対に、じっくり聴いてほしい曲ですね。アレンジは佐藤和豊先生が初めて手がけてくださいました。とても壮大でドラマチックなバラードになっています。この曲は自分の気持ちを伝えるというよりも、振り返って自分に問いかけている感じなので、私も語りながら歌うということに気を付けています。実は、以前好きな女性がいる人のことをずっと好きだったことがあって、そのときの心境にこの曲がすごく似ているんです。もうこの人のそばにいても幸せになることはないと、思いを断ち切って離れたそのときのことを思い出しながら歌いました。男性にはなかなか理解できない女心かもしれないなと思いますね。
経験が歌に生きているんですね。香愛さんにとっては切ない思い出かも…ですけれど、それが歌に深みを与えているのではないでしょうか。
藤井 そうだといいですね。でもこの曲は、幸先生に厳しくレッスンをしていただいても、なかなかうまく歌えないくらい難しかったです。毎回3時間くらい顔が真っ赤っかになるくらい集中して、汗だくでした。今回は昔の思い出を引っ張り出して歌にはめていったのですが、今後はまた新しいネタを作っていかないと、ちょっとネタ切れです(笑)。
ありがとうございました! それでは最後に、カラフル読者やファンの皆さんへメッセージをお願いできますか。
藤井 「純情レボリューション」にある歌詞のとおり、私も覚悟を決めてこの曲に挑んでいるので、全国の皆さんに応援していただけたらうれしいです。また、タイトルのレボリューションは「革命」ですので、私も”香愛革命”を起こせるように、新しい藤井香愛を皆さんに楽しんでいただけるように頑張ります。引き続き応援をよろしくお願いいたします!
NEW RELEASE!!
2024年4月24日発売
藤井香愛「純情レボリューション」
<タイプA>
「純情レボリューション」
作詞:及川眠子 作曲:幸耕平 編曲:萩田光雄
c/w「うらはら」
作詞:及川眠子 作曲:幸耕平 編曲:萩田光雄
徳間ジャパンコミュニケーションズ TKCA-91561 1,500円(税込)
2024年4月24日発売
藤井香愛「純情レボリューション」
<タイプB>
「純情レボリューション」
作詞:及川眠子 作曲:幸耕平 編曲:萩田光雄
c/w「最後のわがまま」
作詞:及川眠子 作曲:幸耕平 編曲:佐藤和豊
徳間ジャパンコミュニケーションズ TKCA-91562 1,500円(税込)
INFORMATION
「純情レボリューション」発売キャンペーン
CHECK!!
藤井香愛徳間ジャパンオフィシャルサイト
藤井香愛オフィシャルブログ
藤井香愛公式X
藤井香愛Instagram
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