大沢桃子が「寺内タケシ記念館」でこけら落としライブを開催。寺内氏作曲のデビュー曲「娘炎節」などを熱唱し師匠を偲ぶ
大沢桃子が10月30日、茨城県筑西市の「ザ・ヒロサワ・シティ」の中に開館した「寺内タケシ記念館」特別ステージにおいてこけら落としライブを開催した。
大沢は、「エレキの神様」と称される日本を代表するギタリストで2021年6月に82才で逝去した寺内タケシ氏の唯一の弟子。岩手県大船渡出身の大沢は、上京以来寺内氏のもとで修行を続け、歌手デビューを果たし演歌界のシンガーソングライターとして活躍している。
寺内氏は茨城県土浦市出身。この日開館した記念館には寺内氏愛用のギターや衣装などが展示されており、今回愛弟子の大沢と寺内が結成したブルージーンズのメンバーも所属しているスーパーピンクパンサーに、ぜひこけら落ちしでライブを開催してほしいという熱望を受けて実現した。
ライブは「常磐炭坑節」から始まり、大沢は寺内氏が作曲したデビュー曲「娘炎節」や最新曲の「命の道」などを熱唱。会場を埋め尽くす600名の観衆から大きな声援を浴びた。大沢は、「昨年、唄の師匠である寺内先生、踊りの師匠の浅香光代氏を亡くし、とてもショックを受けました。今日も空から見ていてくれていると思います。早いもので来年はデビュー20周年を迎えます。来年こそ師匠の教えを胸に、大きく飛躍したいと思います。目標は年末の大きな番組です」と力強く語った。
また、大沢は来年の20周年記念コンサートの一環として、水戸ヒロサワシティホールでのコンサートの開催も発表した。
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